ニッチでごめんね

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桑原あいトリオ@Blue Note TOKYOが最高にハッピーでした

こんにちは、DEKAEです。

少々気になっていたピアノトリオのライブを聴きにブルーノートへ出かけてきました。

 

AI KUWABARA with STEVE GADD and WILL LEE

ジャズに詳しい方なら、この3人を「ピアノトリオ」と括るのには憤りを覚えるかも。それくらい色々な意味でぶっ飛んだ組み合わせなのだと思います。

日本の若きジャズピアニスト桑原あいと、超・大御所のスティーブ・ガッド、そしてウィル・リー。

そもそもこの大御所二人は純粋なジャズプレイヤーというわけではなく、ガッドはフュージョンやロック畑、リーもジャンル問わず数多くのミュージシャンのサポートで活躍している人。

ある意味ドラムトリオでありベーストリオであり、そもそもジャズなのこれ?という議論もあり得るわけです。

私はと言うと、桑原さんをちょこっと知っていただけで、音源もドラマーの石若駿さんと二人でやった『Dear Family』というアルバムしか聴いたことがありませんでした。

なので、すでにこのトリオとして録音・ツアーを成功させているとは露ほども知らず。

同年代の日本人女性が海外の大御所とトリオを組むというその1点のみに興味を引かれ、ミーハー丸出しでブルーノートに出かけたわけですが…

結果、完全に痺れました。

 

Blue Note TOKYO公演

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2018年9月22日の2ndステージ。開演ギリギリに到着すると、ほぼ満席!

予想通り(?)おじさんファンが多かったですが、若いカップルもちらほら。え、私?おひとり様。

私はライブレポートが書けるほどジャズに精通していないので、素人がダラダラ感想を述べるだけなんですけどね。

もうね、幸せでした。

一曲目から3人が放つハッピーなエナジーがぶつかりあって、ステージの真ん中ら辺で弾けてました。キラキラしてるのが見えましたよほんとに。

まずは主役の桑原さん。

私、彼女はけっこう自分の世界に籠っているタイプの人だと勝手に思い込んでいて、まさかこんな元気いっぱいな方とは存じませんでした!

良い意味で平成生まれって感じの、大御所を前にしても物怖じしないプレイですし、むしろ喜びに溢れた音色。

そしてオジサン2人かっこよすぎ問題ね。こんなイケオジが楽しそうに楽器で遊んでいる…

父と娘以上に年齢が離れたピアニストとリズム隊。オジサンたちは若くて元気なあいちゃんがかわいくて仕方がない感じ。

かと言って手を抜くわけではなく3人が本気で対峙していてですね、その絶妙な関係性が堪らなかったです。

ガッド先生は音響に不満があったっぽいのと、ずっと譜面とにらめっこしていて(笑)あまりベストな状態じゃなかったかもしれません。常人には理解できない範疇の誤差でしょうけど。

しかしまぁブラシであんな太い音が出せるものなのですね…

リー先生はボーカルもコンダクターもこなし、奏法も自由自在。何より髪をサラサラさせながら前後左右に飛び跳ねまくって、圧巻のライブパフォーマンスでした。

個人的な白眉は桑原さんがこの3人でやるために作った『SAW』という曲。3人の名前の頭文字をとって、「目撃した」というタイトルを作ったと言ってました。

大御所2人のグルーブ感を最大限引き出すためのロックなナンバー。リズムがトリッキーだったので緊張感がすさまじく、終始鳥肌&手に汗状態でした…

あぁ思い出すだけでかっこよすぎて震える。この曲音源にしてくれないかな~

 

フライヤーもらって帰りました(今さら)

真っ二つに折ってしまってますが。

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ガッド先生は御年73歳!ひゃー痺れるわ~

こんなかっこいいドラマーのジイさんなら刺青もサマになるというもの。

9月上旬には自身のバンドを率いて来日していたんですね。

リー先生は66歳。この年齢にしては信じられないスタイルの良さ。白いタイトパンツが似合う数少ないアラ古希でしょう。

 

おわりに

こちらの系列ではコットンクラブもモーションブルーも大好きですけど、個人的にブルーノートの空気は唯一無二のものだと思います。

南青山という少し不便でハイソな立地も相まって少し秘密めいているところもあり、毎夜毎夜が伝説的というか、非日常というか…

スタッフの皆さんのもてなしも洗練されていて とても居心地がいいのに、何度訪れてもドキドキするし、ワクワクが止まらない。

あ、これってディズニーランドがめちゃくちゃ好きな人と似た気持ちなのかも。永遠の憧れってやつですかね。

そして全然関係ないけど、ウィル・リーってモーニング娘。の『Memory 青春の光』のCD音源でベース弾いてくれてるんですね。びっくりです。

いくら積んだんだろう…とかすぐそういうこと考えてしまう私

 


おしまい