ニッチでごめんね

A pulp information about lesser-known world

コスパ高しっ!アレッポの石鹸で驚異のとぅるすべ肌を手に入れた

こんにちは、DEKAEです。

以前、都心のモスク「東京ジャーミィ」内のハラルショップで購入したアレッポの石鹸。

この手のオーガニック石鹸にしては良心的なお値段ですが、その効果はいかほどのものなのか。

実際に、肌が荒れがちな季節の変わり目に使ってみた感想を述べたいと思います。

※あくまで個人的意見なので、参考程度にご覧くださいませ

アレッポのソープ

概要

アレッポはシリア北部の街の名前で、同国第二の都市です。

この街で石鹸づくりが始まったのはもうずいぶん昔のこと。正確なことは分からないようですが、千年以上の歴史があるとされています。

乾燥したシリアでできる質のいいオリーブオイルから作られるオーガニック石鹸は、やがて同国の主要産業に。世界中で親しまれるようになりました。

しかし、2011年から続く内戦が深刻な事態をもたらしたシリア。多くの難民の存在がクローズアップされており、ご存知の方も多いことでしょう。

一度は窮地に追い込まれたシリアの石鹸産業ですが、一部の難民がトルコで石鹸の製造を再開。幸いにも再び流通するようになっています。

そんなシリア石鹸の中でも、日本でよくお目にかかるのが「アレッポの石鹸」。

今回ご紹介するのは「オリーブとローレルの石鹸」です。似たようなものに「アレッポからの贈り物」というものがありますが、お間違えなきよう。

こちら、東京ジャーミィのハラルマーケットで495円(税込)で購入したもの。

都心のモスク「東京ジャーミィ」のハラルマーケットとトルコ式カフェ【代々木上原】

オリーブオイルとローレルオイルの比率が9:1のノーマルタイプです。ローレルオイルの比率を4割まで高めた「エキストラ」もあります。

アレッポの石鹸はただ成型して終わりではなく、そこから1~2年間も乾燥・熟成させるそう。そして表面がきれいな飴色になった頃に出荷されます。

したがって購入時の見た目はこのような色ですが、切ってみると中は鮮やかな緑色!

本場の石鹸は市場に塊で売られ、その場でカットして色合いを見せてくれるのだそうです。

使ってみた感想

さて、そんなアレッポの石鹸ですが…

今回使用を開始したのは、夏から秋に移り変わる9月中旬でした。

空気が急に乾燥し、ナイーブ()な私はとかく顔から粉を吹いたり痒みが気になったりしがちな時期。

そこで、このオーガニック石鹸を開封してみることにしたわけです。

第一印象といたしましては、ひたすらデカいし重いです。器用な方でしたらカットしたほうが使い勝手がいいのかもしれません。私は不器用だし面倒なのでそのままですが…

で、使ってみました。結論から言いますと、めっちゃ良いですよコレ。

しっかり洗浄力があるのに、お風呂から上がってもしっとりしています。ひげそり後の洗顔でもピリピリせず、かつすべすべ!

もともとオリーブにはオレイン酸が豊富ですが、これは肌の成分にも多く含まれるもの。洗浄しつつも潤いを保ってくれるわけですね。

さらにオリーブにはグリセリンも含まれているそうで、まさに天然の保湿成分配合!これぞオーガニック石鹸の面目躍如、といったところですか。

そして、特に力説したい点ですが…

私、このご時世で日中ずっとマスクをしていたために、しばらく顔の下半身がブツブツまみれでした。

それがきれいさっぱり消えた!これは驚異的ですよ。何だか詐欺師のようですが、本っ当~に久しぶりにとぅるすべ肌に戻ったのです。

しかもとにかくデカいので、ケチケチせずたっぷり使えます。

てなわけで、全身使えるわ美人になるわ長持ちするわで、コスパ的にメリットしかない恐ろしい子!

頭も洗えるそうですが、石鹸でシャンプーする勇気がなく試しておりません…

デメリットはあるのか?

泡立ちについて

いくつかのレビューで言及されていますが、泡があまりモコモコにはなりません。なんとなく水分を多く含んだ感じというか…

特に洗顔の際は気になりますね。私はかなり固めの泡を作り、その泡で顔の表面をむにゅむにゅしながら洗いたいので(笑)同じような泡が好きな方には満足感が低いかも。

そして、とにかく石鹸がでっかいので、手で泡立てるのは至難の業。無印良品の泡立てネット(写真参照)にかつかつ入る程度の大きさです。

香りについて

この商品で最も特徴的なのが香りです。何ていうか…泥?

とあるレビューで「粘土みたい」と言っている方がいて、言い得て妙だなと。紙粘土ではなく、幼稚園で遊んでいたあの粘土を思い出します。

恐らくニベアの青缶のにおいがダメな人はダメなんじゃないかな。いずれも私はそんなに嫌いでもないですが、めっちゃ良いにおいと言いづらいのは確かですね。

お風呂から上がっても肌に少し香りが残っていますが、このときは薬草っぽい香りに変わって良い感じです。銭湯の薬湯のような…。

ま、においが合わない石鹸ほど悲惨なものはないですから、可能であれば実物のにおいを嗅いでみたほうがいいでしょう。

香料や化学成分が一切使われていないことによるものですから、どちらをとるかは人それぞれですね。

検索するとなぜか「アレッポの石鹸 危険性」とサジェストが出てきますが、これといって危険要因はない…と思われます。

おわりに

玉石混合のオーガニック石鹸の中でも、リーズナブルながら確かな効果を実感できたアレッポの石鹸。

この大きさと値段なら家計への負担も小さいので、しばらく使ってみるつもりです。

愛用することで少しでもシリア難民への支援になればいいな~などという淡い期待も込めて…

こちらも人気(シンガポールで買ってきてもらったインドの石鹸)

www.niche-dekae.com

 

おしまい