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【アルゼンチン土産】街中で買えるアルファホレス食べ比べ

Buen día(こんにちは)、DEKAEです。

南米アルゼンチンのお菓子、アルファホレス。

国民的お菓子と言っても過言ではなく、巷ではおびただしい種類のアルファホレスが売られています。

アルゼンチンを訪れた際、あちこちで見かけたメーカーのものをいくつか試してみました。

お土産選びの参考になれば幸いです。

アルファホレスとは Alfajores

アルゼンチンはじめ、南米で広く愛されるアルファホル。アルファホレスとはこの複数形で、一般的にはこちらの呼称が使われます。

大まかな定義は、柔らかいクッキーでドゥルセ・デ・レチェを挟み、ココナッツパウダーをまぶした丸いお菓子。

ドゥルセ・デ・レチェというのも南米特有のものです。

砂糖入りの牛乳を煮詰めたもので、要するにキャラメルなわけですが…なんか味は違うんですよねぇ。

練乳を煮詰めてキャラメル状にしたものが近い味わいといわれています。

ということで、丸いクッキー生地に甘いキャラメルを挟んだものと言えばイメージしやすいかも。

実際は国やメーカーによってディテールが異なり、作り手がアルファホレスと言えばアルファホレスです。笑

このように様々なメーカーがアルファホレスを作っており、市販品はチョコレートでコーティングされているものが多かったです。

我ながら何を思ってこんなに買ってきたのかは謎。

これとは別に、現地で会った友人からも大量のアルファホレスの詰め合わせをもらいました。

帰りの荷物のうち2kgぐらいはアルファホレスだったと思います。

食べ比べてみる

HAVANNA

おそらくアルゼンチンでは最も知られたブランドがHAVANNA(アバンナ)でしょう。

空港にはもちろん、ブエノス・アイレス市内の至る所に直営店兼カフェがあります。

少し高級志向で、大箱で買っても個包装されているのでバラマキ土産としては間違いありません。ほんのり柑橘も感じる上品なお味です。

トップの写真に写っているのは空港限定のばら撒きパック。

小さめサイズが30個ほど入っていて便利ですが、30USD以上となかなかのびっくり価格でした…

チョコレートコーティング、ココナッツパウダーコーティングなど種類が豊富です。買う時によく確かめてくださいね。

CACHAFAZ

これがHAVANNAに次ぐ高級どころかな?市内にいくつか直営店兼カフェを出しています。

市内のお菓子屋・空港にも必ず置いてあるのでHAVANNAと同じくらい目にする機会が多いはず。

そして、こちらも種類豊富なので選ぶ際には要注意!

大箱も6個入り・12個入りなど色々あり、「2つ買うとちょっと安くなる」的なオファーもよく展開されています。

bonobon

このブランドはご存知の方も多いんじゃないでしょうか!

コンビニや100円均一によく置いてあるキャンディー型チョコ菓子のボノボン、実はArcorというアルゼンチンのお菓子メーカーのものです。

そのボノボンを思い出す甘めのミルクチョコレートで覆われています。

中に挟まるのはドゥルセ・デ・レチェではなく、ミルクとピーナッツで作られたフィリング。これはこれで好きです。

個人的にはホワイトチョコのほうが好みでした。

Jorgito

イラっとする顔の少年が目印のJorgito(ホルヒート)。

この少年がちょっと私に似ているのでお気に入りのブランドです(嘘です)。

6個入りのパッケージを買いました。

てっきり裸のまま入っているものと思っていたら、まさかの個包装!

これも普通に土産として使えたのか〜。ガッツリ甘いので渡す相手は選びそうですが…

こちらはホワイトチョコかと思いきやメレンゲ?でコーティングされていました。

中身もスポンジではなく、スペインのお菓子ポルボロンのようなほろほろ生地。

下に紙でも敷いておかないと、開封した瞬間ボロボロで大変です。笑

チョコレートがない分ドゥルセ・デ・レチェの風味が活きるので、味はけっこう好きでした。

GUAYMALLEN

こちらは現地で初めて知ったブランド。

アルゼンチン人の友人がくれた大量のアルファホレス詰め合わせに入っていました。笑

緑のパッケージのmembrilloというのは、マルメロという果実のジャムだそう。カリンに似た果物でほんのり酸味があるため、さっぱりしています。

パッキリ目のホワイトチョコでほろほろの生地をコーティングし、マルメロのジャムをサンド。

青いほうは一般的なものでしたが、こちらもやはりホワイトチョコで薄~くコーティング。甘さ控えめですばらしい!

厚さも少し薄めで食べやすく作られており、全体に上品な仕上がりで良かったです。

Milka

これも現地の友人がくれたやつ。

アルゼンチンで様々なお菓子を製造している大きなメーカーで、普段のおやつ向きの味です。

写真上の商品はチョコレートムースが挟まれています。クッキー生地で軽めの食感。

OREOとのコラボ(写真下)なんてのもあるんですねぇ。袋を開けた途端キョーレツな甘いにおいが…笑

大きめのOREOがチョコレートでコーティングされ、さらにドゥルセ・デ・レチェも薄く挟まっているという、なかなかパンチのきいた一品。

ひとつで268カロリーとのことです。おにぎり(銀シャリ)の約170カロリーと比較してもパワーを感じます。

TATÍN

「雲の列車」のツアー中に配られたやつ。街中ではあまり見かけなかった気がします。

北アルゼンチンの絶景と恐怖の鉄橋。<雲の列車>乗車記録【サルタ】

開けた瞬間ボロボロボロ~っとこぼれ出てきて悲鳴。笑

生地はmaisena(コーンスターチ)のようでした。口の水分を吸い取られますが、アルゼンチンではけっこう人気のようです。

CAFE TORTONI

ブエノスアイレスで最もよく知られたカフェ、トルトーニのお土産売場にあったものです。一箱6つ入り。

ブエノスアイレスの美しきカフェ(セントロ編)

その辺のお菓子屋で買うよりはお値段が張りますが、美しいカフェの思い出話とともにお渡しするのもいいかもしれません。

チョコレートがしみたスポンジ生地でドゥルセ・デ・レチェをはさみ、さらに周りが固めのチョコレートでコーティングされています。

まるでザッハトルテのよう…

おわりに

友人から大量にもらったうえ、自分でもこんなに買ってどーすんの?と思っていたアルファホレス。

まさかの2ヶ月程度で食べ尽くしてしまい、悲しいです。

しかしまぁ単一のお菓子でかくも種類豊富ということが、この国のアルファホレス人気を物語っていますね。

意外にも(?)どのメーカーも個包装なので、自分用にもお土産用にも求めやすいのもうれしいところ。

高級感を狙うかパッケージ買いするか、はたまたフレーバーで選ぶのか…いろいろ悩んでみてください。

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おしまい