ボンジュール、DEKAEです。
美食の街ブリュッセル。有名店は数あれど、地元民に愛されるお店でも食事してみたいもの。
そんな願いを叶えてくれる素敵なブラッスリーが見つかりました。
Bij Den Boer(ベイ・デン・ブール)
アクセス
このお店、本当は誰にも教えたくないのですが。
検索してこのページにたどり着いた方はすでに名前をご存じということですからね、ご紹介しても差し支えないでしょう(笑)
そんなBij Den Boer(ベイ・デン・ブール)があるのはこちらです。
グラン・プラスなど観光地の中心地からは少々離れた、サント・カトリーヌ広場にあります。
実はここ、目の前に魚市場があるため海鮮レストランが立ち並ぶエリア。この辺りでお好みのお店を探すのも楽しいと思います。
すぐ近くにあるNoordzeeという店も評判が良く気になっていました。
予約・注文
けっこう人気なようで、TripAdvisorなどでは予約が推奨されていますね。
私たちは突然訪問したのですが、その時は夕飯には少し早い時間だったためか奥の方の席にすぐ通してもらえました。
しかし入口側は宴会のような人たちもいて すでに大盛況。
店員さんとの会話は英語で問題なくできました。
食事
シーフードが自慢ということで、ブイヤベース、ムール貝などを注文しました。
ブイヤベースは濃厚っ!直接飲むとちょっとウッとなるレベルですが、パンにつけて食べると激ウマ。
ムール貝はベルギー料理を代表する一品にして こちらの看板商品の一つ。
バケツにどっさりとムール貝が入ってます。セロリなどの香草と一緒に蒸してあるので爽やかな風味。
厚めのフライドポテトがついてくるのもお決まりで、これをマヨネーズにつけて食べるのがベルギー流です。
同行者の誰かが撮ってるだろうと思って、気が付いたら料理や店の写真が全くない…
こちらのお店で個人的イチオシはロブスター(オマール海老)のグリルです。
かっこいい兄ちゃんが「コイツはセバスチャンって名前だよ」と言いながらバケツを持ってきました。
すくってみろと言われたのですくってます。ハサミは閉じられてますが、相当デカいので完全にビビッてます。
このアクティビティの必要性は謎ですが(笑)これをグリルして出してくれます。これまた肝心の料理の写真が無い!
セバスチャンを相手にわたわたしていると入口側で宴会をしていた人たちが次々に覗きにきましたw
あまり注文する人いないんでしょうかね。それともアジア人とロブスターの取り合わせが珍妙だったとか?←
ちなみにベルギー料理は、フランスの繊細さとドイツのワイルドさを併せ持つと言われています。というわけで一つ一つメニューの量は多め。
そして全くかしこまった雰囲気ではないのでシェアもOK!取り皿とスプーンを頼めばサクッと持ってきてくれます。
雰囲気
冒頭に述べたとおり、観光客に人気というよりは近所の常連さんで大賑わいといった趣。ローカルな雰囲気を味わいたいときには最高です。
本当にみんな気さくで、帰るときもバーカウンターにいる店長や店員さんが「Bye!」と声をかけてくれたのです。
我々のような飛び込みのアジア人にも(←)常連さんと同じように接する態度にホスピタリティを感じました。
番外編:東京のベルギーレストラン
ベルギーまで行ってらんねーという方のために、東京のベルギー料理レストランをご紹介します。
おすすめは神田のシャン・ドゥ・ソレイユ。ムール貝を始めとしたスタンダードなベルギー料理やベルギービールの数々を楽しめます。
ワーテルゾーイ(鶏肉のクリーム煮)とか牛肉のビール煮とか、正直現地より美味しいかもと思ってしまうレベル←
さらに素晴らしすぎることに、ディナータイムは個室利用料がかからないのです!
5名から貸し切れる個室があるのでちょっとした集まりに重宝します。
おわりに
ブリュッセルでは、ガイドブックに必ず掲載されているAux Armes(オー・ザルム)にもChez Léon(シェ・レオン)にも行きました。
オー・ザルムはやや高級路線で、ちょっと気合入れて行く感じ。
シェ・レオンはウェイターのおじさんが最高すぎましたが、場所柄とにかく落ち着かない!まぁそれが楽しい点でもあるのですが。
▲シェ・レオンのムール貝。
そんな中で見つけたBij Den Boer(ベイ・デン・ブール)は地元民の活気で溢れ、気取らない素敵な場所でした。
カジュアルに美味しいものが食べたい!という向きには最高のチョイスの一つですよ。
少し足を延ばして
おしまい