ナマステ、DEKAEです。
横浜は関内。大正期に建てられた西洋建築が残る一方、無数の飲み屋が入る雑居ビルも立ち並ぶ不思議な繁華街です。
その一角に、何やらお洒落なインド料理店を発見。
こちらでは横浜ではまだ珍しい、本格的な南インド料理を楽しめます。
関内/ボーディセナ Bodhi Sena
概要
JR関内駅から赤レンガ倉庫方面に歩くことおよそ5分、鎌倉街道の喧騒を離れた路地に立つのが南インド料理店ボーディセナ。
横浜にあるインド料理店は、日本人にもなじみ深いいわゆるナンカレーを提供するお店が大半です。
しかしここは、ミールスやビリヤニといった本場の南インド料理を楽しめる数少ない存在です。
オープンは2019年。この地に開業するに至った経緯などは不明ですが、キッチンではインド人シェフが腕をふるいます。
コンクリート打ちっぱなしの小ぢんまりとしたお店にアメリカンなネオンサイン。外観からして只者ではありません。
関内のノスタルジックな街並みにもほどよく溶け込むハイセンスなデザインです。
いつも人気ですが、窓から混雑具合が分かるのもグッド。カウンター席があるのでおひとり様もOKですよ。
ドリンク
とある平日のディナータイム、まずはこちらから始めましょう。
マンゴーラッシー(税込550円)。
しっかり濃厚なタイプです。ヨーグルトに対してマンゴーみが強いのもうれしいポイント。
洒落たカクテルも置いてましたが、ワインをはじめとした洋酒の種類が多いです。レストラン使いでも楽しめますね。
食後にはチャイやコーヒーをどうぞ。
ミールス
メニューを見るとカレーや一品料理がいろいろとラインナップされているものの、結局考えるのが面倒でミールスを頼んでしまう私です←
ミールスとは南インドで一般に食べられている定食のこと。
そして、やってきたのがボーディセナミールス(2,200円)。店名を冠したノンベジミールスです。
銀皿での提供ですが、ちゃんとバナナリーフに載っている!一気に本格感がアップします。
手前からメンバーをご紹介しましょう(ただしカレーは日によって変わります)。
・みんな大好きな豆せんべいパパド。そのままかじっても、砕いてカレーと混ぜても美味です。
・揚げパンにプーリ。全粒粉使用のため独特の穀物っぽい甘みが優しい。
・サラサラタイプのトマトベースのチキンカレー。酸っぱ辛くて夏に好適です。トマト風味が強く、どこかハヤシライスを彷彿とさせる面白い一品でした。
・ココナッツベースのフィッシュカレー。まったりしていてプーリに合います。
・ジンガポリヤル(小海老と野菜のスパイス炒め)。夏野菜たっぷりで嬉しみ~。
・野菜炒め。ココナッツパウダーがいい仕事をしております。
・おなじみラッサム。酸っぱくて辛いことの尊さが分かるようになったのは、大人になって良かったと思うことの一つです。
・ほっこりスープのサンバル。カボチャやニンジンがゴロゴロで、舌にピリッと残るスパイス感をほどよく中和してくれます。
ものによってはけっこうピリリときます。辛い物が得意でない方はお店の方に相談してくださいね。
店内の雰囲気。異国の路地で見つけた隠れ家レストランのようで気分も高まる
ライス・ラッサム・サンバルはお代わり自由!
私にとって第一陣のライスはどう見ても足りない量なので、最初からお代わりする前提でカレーをペース配分しました。品がなくてごめんなさいね
ライスのお代わりは給食の副菜を入れる平たい銀皿で持ってきてくれました(表現)。
そこから私のプレートに少しずつ移してくれていたのですが…
途中で「全部いけそうですかね」と尋ねられ、「あ、はい」とか答えたら全部盛られました。
皿一面に広がるライスwww最初の量とのギャップはこれいかにwww
まぁバスマティライスってふんわり軽い食べ心地なのであっという間にペロリでしたけどね。
食いしん坊の方は可能であればはじめから大盛りでお願いしたほうがいいかも…。
InstagramとFacebookで毎日のランチ情報が更新されています。
そちらに掲載されていた「ビリヤニ+3種のカレーセット」に惹かれていたのですが、ビリヤニはランチ限定みたい〜。
しかも売り切れ次第終了ということなので、ビリヤニを狙うなら早めに行かねばですね。
ボーディセナ → 食べログ
ランチタイム11:30〜15:00(ラストオーダー14:30)。土曜日は12時オープンです。
ディナータイム17:00〜21:00(ラストオーダー20:00)。
日曜定休です。
土曜のお昼時はびっくりするほどの大行列!ランチの予約は受け付けていないので、並ぶしかありません。
※禁煙です。
おわりに
南インド料理に慣れてない方はメニューを見ても何のこっちゃかもしれません。
しかし、ボーディセナでは店員さんが詳細・辛さ・ポーションにいたるまで非常に丁寧に説明してくれるので安心。
むしろ本格インド料理未体験の方にこそ訪れてほしい、すばらしいお店です。
選んだカレーに合うワインもおすすめして頂けますよ。
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おしまい