ニッチでごめんね

A pulp information about lesser-known world

彰化扇形車庫でテンション爆アゲ【台湾・彰化】

你好(リーホウ)、DEKAEです。

台湾の大都市、台中市の南に位置する彰化県。

台湾旅行ではあまり馴染みのない場所ですが、この彰化県にある彰化駅で少しマニアックな観光を楽しめるのです。

そんな不思議な観光スポット「彰化扇形車庫」に潜入してみます。

彰化扇形車庫の概要

扇形車庫、あるいは扇形庫は、かつて蒸気機関車が主流だった時代の車両基地として一般的なものでした。

文字通り、列車格納庫が扇形に並んでいますが、注目すべきは要にあたる部分。ここが「転車台」になっているのが最大の特徴です。

蒸気機関車は前にしか進めないので、向きを変えるにはここで転回するしかなかったんですね。

今ではほとんどの列車が転回を必要としなくなったため、扇形庫は転車台とともに姿を消しつつあります。

世界でも数少なくなった扇形庫のうち、現存するものの一つが台湾・彰化駅のもの。これが彰化扇形車庫として、観光地のひとつとなっています。

しかも、ただ残っているだけではありません。人気の一番の秘密は、この車庫がいまだ現役で活躍していること!

いざ扇形車庫へ

扇形車庫の入口にやってまいりました!

彰化扇形車庫は台湾鉄道(台鐵)が管理している車両基地。

また、看板からも分かる通り「機務段」と呼ばれる組織の拠点ともなっています。機務段は車両の保守整備を担っているようですよ。

入ると、まずは受付で記帳するよう促されました。

名前と人数、なぜか電話番号を書く必要があります。

「台湾の番号持ってる?」と聞かれて「没有~,哈哈哈」とか言っていたのですが、とりあえず日本の携帯番号で大丈夫でしたw

嬉しいことに入場無料です!!

この建物はオフィスか従業員宿舎かと思われます。学校のような雰囲気。

この横を通りまして、順路に沿って進んでいくと…

扇形車庫に到着!

列車が停まるところなので当たり前なんですが、想像よりかなり規模がでかくてテンション爆アゲ。

「うわぁ~!」とか言いながら雨の中を駆け出してしまいました。※危険ですのでおやめください

本当に美しい扇形を描く車庫の中に、きれいに整列して並んでいます。

12台を格納できるようになっていて、てっぺんの煙突に1から15まで番号が振ってありました。

この数字がまたね、先端がくりんと渦を巻いてみたりして、魔法陣っぽいフォントで可愛いんですよ…

車庫から出発した列車は転車台を通り、彰化駅に向かいます。帰りも同様。

転車台でこまめに向きを変えて、進めたい方向に自在に進められるようになっていますね。

休日だったためかタイミングの問題か、この日は実際に列車が出動する様子や、転車台が使われる様子は見られませんでした。

ちょっと残念っ

小さな展望台も用意されていて、車庫から転車台、駅のプラットホームまでをパノラマで一望できるようになっています。

オープン直後は入場者がまばらでしたが、後からツアーの団体客が続々やって来ました。人の少ないうちに写真を撮りまくれてラッキー。

車庫の中にまで入れるのぉ~!SLを間近に見ちゃいました。

これは元・吹奏楽部員的にテンションの上がるもの。

「ブレーキドラム」という楽器が出てくる曲がまれにあって、このドラムブレーキをハンマーで叩くのです(自動車のブレーキを使うことが多いけど)。

楽器屋には普通売っていないので、手に入れるのが大変(笑)

この黄色い車は何に使うのじゃ!?ワイヤーが巻かれたホイールのようなものは何じゃ!?

いかんせん鉄道関係の知識が全く無いため、道具の用途が分かりません。

何かもうハリウッド映画の撮影スタジオみたい。

上の写真がカメラとフィルムに見えてきて…。車庫にも巨大な扇風機やワイヤーがたくさんあるので、なおさら。

この油なんてテラテラで、明らかにさっきまで使われていた感。

さらにテンション上がったのが服務室です。

大昔の学校みたい!!

個人情報保護もへったくれもなく(笑)従業員の方のネームプレートが並んでいて、ここで仕事をしている人たちの存在を実感します。

かつて日本の国鉄もこんな感じだったのでしょうか。

行ったのが12月28日(土)で、30日(月)の当番表になっていました。

ちゃんと翌日の準備をしてから退勤するという几帳面さ、とても萌えるんですけど…。

「階段の昇降時は手すりを持ちましょう」労災ゼロの基本ですね!

東武鉄道と台湾鐵路で友好協定を結んでいるようで、「SL大樹」のポスターが貼られてました。

アクセス・営業時間

彰化扇形車庫は彰化駅から歩ける距離ですが、少し迷ったので参考までにアクセス情報を。

駅を出たら左に進み、アーケード付きの商店街をずんずん進んでいきます。

何の案内表示もないまま、10分近く歩き続けたような気がします。

台湾らしいバイク置き場を通り過ぎ…

楽しげなお祭りグッズのお店も通り過ぎ…

交差点に差し掛かると、やっと上方に「扇形車庫」の案内が出てきました。

キョロキョロしていないと気付かないような大きさです…。

ここから先は、少し進むごとに案内表示が出ているので迷う心配はありません。

ちょうど選挙シーズン真っ只中

この地下道を通って線路の反対側に出ます。

下の写真は帰り道の案内。

地下道入口に「南無阿弥陀仏」とか怖すぎだからwwwww

彰化駅の観光案内所に地図があり、ここで簡単な観光ガイドももらえます。

こちらにも書かれていますが、月曜日は見学不可

見学時間は、月曜以外の平日が午後1時から4時まで、土日が午前10時から午後4時までとなっています。

開放時間があまり長くないので、計画を立てる際には要注意ですね。

おわりに

ちらっと見られたらいいかなと思っていたら、1時間近く滞在していました。いや~楽しかった

おそらく平日のほうが実際に稼働するシーンを見られる機会が多いのかもしれません。かたや、執務スペースをこんなに隅々までウロウロするのは難しいかも…

平日・週末ともに異なる楽しみ方があると言えるでしょう。さあ、あなたはどちらを見に行きますか!?

 

関連記事

www.niche-dekae.com

 

おしまい