「子育てしやすい街」的なものを目指しているのか、ヤングファミリーの姿が目立つ川崎市。
それと引き換えと言ってはナンですが、いわゆる若者がたむろするお洒落カフェのようなものとは無縁です。
ところが!武蔵新城に、老若男女が楽しめるとってもスタイリッシュな遊び場を見つけましたよ。
チル CHILL
概要
こんにちは、DEKAEです。
今回の舞台は、JR南武線の武蔵新城駅の南口。ここを出てKFCの通りをまーっすぐ進むと、交差点にグレーの建物が現れます。
この一見小規模なマンション風情の建物、近づいてみると…
おおっなんかタダゴトではないオシャレ感!
川崎ではこういうイケてる場所をあまりにも見慣れないもので、いささかビビってしまいます(失礼)。
こちらが噂のCHILL(チル)。
外壁に「食とアートと音と映像と」と書かれているとおり、コンセプトはずばり「上品なカオス」。ここがカルチャーを中心とした複合施設であることがうかがえます。
私がここにやって来たのは、この辺りではなかなかお目にかかれないオシャレな料理に惹かれたからなのですが…
それだけでなくワークショップや展覧会も定期的に開かれており、地域の交流センターのような役割まで担っているのです。
親世代が料理とカフェでのんびりおしゃべりを楽しむそばで、子供たちはアクティブに過ごせる…
CHILLという場所の名はどストレートですが、確かに子育てに追われるパパママがほっと一息つける貴重な場所ですね。
家族で訪れて楽しめますが、専用駐車場はないためご注意ください。
公式サイトはこちら。Instagramにもその日の出店やイベントなどの詳細が掲載されています。
中の様子
さて、こちらは元サウナだった建物を丸ごと居抜きで使っているらしく…
サウナ時代の名残を感じさせる、ノスタルジックな品々も随所に置きっぱなしにされています。
階段の案内板もレトロ感MAX。
地域の子供たちが描いたらしき作品たちがずらーっと並べられているのも平和な雰囲気です。
この空間をプロデュースした方は、あまり手を入れるとお金がかかるので…ということで極力現状を維持したままこの場所を作ったようです。
が、それがとても良い化学反応を起こしている気がしますね。
フード&カフェ
空間
さて、二階に上がると食事スペースに到着。
初めて来ました~と告げると、店員さんが簡単な説明をしてくれました。
こちらは日替わりでいくつかの店舗が出店しており、銘々が好きな店で注文できるというフードコードスタイル。カッコ良く言うと「キャッシュオン」てやつです
頼んだものは席まで運んでくださるので、会計したら好きな席に腰かけて待つだけ~。
すご〜く広々したソファ席ばかりで、なかなか一人で気兼ねなく過ごせそうな席がないな…と探していたら、ひとつ発見。
懐かしのゲーム台がそのままテーブルになっている感じの席です。
果たしてここは本当に席なのだろうかと思いながら待っていましたが、普通に食事が運ばれてきたので正解だったみたい。
お座敷もあります。
ここで食事をとるのももちろんOKですが、どちらかというと子供たちがワーワー騒げるスペースとしての役割が色濃いようです。
お手洗いの横には広々空間のおむつ交換所も。お子様大歓迎っぷりがここからも伝わってきます。
イタリアン
この日、食事を提供する店は2店。サンドイッチ屋とイタリアンでした。
イタリアンのお店でスパゲティをチョイス〜
クリームパスタ、セットで900円(税込み)。麺がモチモチで美味しかったな〜生麺かな?
当たり前なのですが、ゲーム台で食事するのは難易度高すぎました。
ソファはけっこう深く沈むタイプだったし、ちょうど膝元にコントローラーが出っ張っていて邪魔w
カフェ
入口にもっとも近い場所に出店していたカフェで頼んだアイスコーヒー(650円)。
ドリップまたはアイスコーヒーは豆を複数の中から選べ、こちらはエチオピアです。
基本的にホットではエチオピアばっかり飲んでいるので反射的に注文してしまいましたが、アイスでも爽やかさが際立ってすこぶる美味し。
う~む、こんな本格的なコーヒーに出会えるとは侮りがたし。
おわりに
家族団らんや子連れママ友会のみならず、おデートや一人カフェにも重宝する、まさに"CHILL"な空間のご紹介でした。
最近はオシャレフードコートのような場所が増えてきましたが、味はまぁこんなもんかね…というところが多いのも事実。
そんな中、料理やドリンクもしっかりクオリティが高いというのは実にうれしいですね。
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おしまい