こんにちは、DEKAEです。
みんな大好き東急電鉄、もちろん私もファンの一人です。
なんてったって、土地開発とブランディングの手腕。沿線が軒並みおしゃれエリアの東急線は乗っているだけでウキウキし、それでいて運賃は抑え目という…
そんな東急さん、田園都市線の宮崎台駅の目の前に、スーパー楽しいミュージアムもお持ちです。
電車とバスの博物館 DENBUS
概要
渋谷から中央林間までを結ぶ東急田園都市線。通勤ラッシュの乗車率が地獄ということで名高い路線の一つですが、それだけ沿線に住む人が多いということで…
そんな田都でもあまり聞きなれない駅、宮崎台駅の改札を出たすぐのところに、電車とバスの博物館があります。
かつては同じ田都の高津駅にあったようですが、2003年に当地に移転。2016年には大規模なリニューアルも行ったようで、非常にきれいな施設です。
開館時間は10:00~16:30(最終入館は16:00)。ただし、当面の間は新型コ○ナウイルスの影響で閉館と最終入場が30分繰り上がっています。
休館日は木曜日です(祝日の場合は翌金曜日が休館)。
そしてこちら、大人(高校生以上)200円/名、3歳から中学生までは100円/名で入れてしまうという親切価格!CSR施設最高
駅直結なので、雨天時や暑さ・寒さよけにもぴったりの穴場スポットです。
入場ゲートが改札スタイル!通好みのディテールにテンション上がる
ただしこのQRコード、FeliCaのように高速では感知してくれません。
いつも改札を通るときに「ピッ」と通過するイメージで進むと開いてくれませんので、ゲートが開くまでしっかりQRをかざし続けましょう。笑
電車コーナー
さて、ミュージアム内にはどんなものがあるのでしょう。
まずは、圧巻のジオラマの数々!
入口にもっとも近いパノラマシアターでは、大画面で東急電鉄に関する映像を見られるだけでなく、ちゃんと電車がジオラマを走ります。
映像が流れる間居眠りしているおじいちゃんなんかもおり、束の間の休憩スペースとしても活用されている模様←
東急電鉄が本拠地とする渋谷を中心に、東京の広い範囲をカバーする立体模型がずらりと並びます。
こちら、別料金で実際に電車を動かしてみることもできるようです!
ちびっ子たちがトライするのを眺めておりましたが、遊び方の詳細はよく分からず←
電車だけでなく道路の再現にもぬかりがありません。京王バスまで走っていて、競合へのリスペクトも完璧。笑
こちらはより本格的なシュミレーター。
手元のレバーをガチャガチャ操作することで停止・出発などを実践できるようです。電車でGO!的なやつですね
あまりこう大人世代でやっている人がいないものですから…つい遠慮してしまいました。
これはかなり大掛かりなシミュレーター。実際に路線を走りながら、いくつかの駅を通れるようです。
レトロなカラーリングの車両も。
計器類が私好み(読めんけど)。
もちろん、いわゆる鉄ヲタが喜ぶ資料の展示も充実。
路線開設の歴史が知れますし、記念きっぷの展示などはマニア垂涎でしょう。
また車掌さんや保安作業員さんのコスチュームや道具なども詳細な説明とともに展示されており、非常に勉強になります。
こちらは、昭和30~40年代の高津駅旧駅舎の再現!世代によってはめちゃくちゃ刺さるんじゃないでしょうか~。
ディテールまでかなり忠実に再現されているようですよ。
休憩所も廃車両という粋!
もちろん、内部の座席からつり革からすべてそのままになっています。
休憩スペースから外が見えるようになっているのも、本当に電車に乗っている感を味わえていいですね。
館内は食事NGですが、飲み物はこちらで飲んでOKだそうです。
かつてニコタマのシンボルだった二子玉川園(1985年閉演)と渋谷を結んでいた、「東急玉川線」を走っていた車両のようです。
丸みを帯びたフォルム、サーチライトのごとく頭に乗っけたライトが最高にキュートですね。
ちなみに二子玉川園は、今の二子玉川ライズがある場所で営業していたそうです。
ちゃんと運転室まであるではありませんかーー!
レバー類も動かせます。一人で「しゅぱ~つ、しんこー!」ごっこができて幸。
バスコーナー
このミュージアムのユニークな点が、電車だけでなくバスも展示されているという点です。
ほとんどの鉄道会社がバスも持っていると思いますが、開発した住宅街と自社の駅を結ぶ上では不可欠ですもんね。
バスもシミュレーターでいろいろ体験できますよ。これは教習用の車両なんでしょうかね?
電車の休憩所の隣にはバスの休憩所もあります。バスの座席って何とも座り心地がいいんですよね~。
乗り物好きなら間違いなく楽しめる空間で、コスパにすぐれた施設といえます。
階段の踊り場部分には機関部の展示も!けっこう轟音を立てて動くので、小さい子はちょっとビビってしまうかもしれません。
本来であれば、この後は横断歩道をわたった先にあるB棟に続くのですが…コロちゃんの影響でそちらは休止中。
ま、B棟は「キッズワールド」と称されていたのでどの道ソロおじさんには無縁な場所だったかもしれませんけど。
グッズ売り場
小規模なミュージアムでありながら、意外にもグッズが充実していました!
各種模型や文房具のほか、便利グッズやアパレルもあり、大人でもけっこう楽しいスペースです。
路線図バスタオル…ちょっと欲しい
つり革も売ってましたが…需要?
たまに天井からつり革がぶら下がっている立ち飲み居酒屋がありますが、あーゆー感じで使われるんでしょうか。
まさかのプリクラまであるッ
どちらかというと証明写真風なビジュアルではありますが。
ミュージアム内にカフェなどはありませんが、入館券を持っていると駅前の商業施設に入るいくつかの飲食店で特典を受けられます。
お帰り前の一休みもお得になっちゃいますね。
おわりに
新しくきれいな施設で、いろいろと遊べる電車とバスの博物館。
家族総出でおでかけしても1,000円前後で済みますし、ちょっとした暇つぶしや夏休みの自由研究にもおすすめです。
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おしまい