ボンジュール、DEKAEです。
Diptyqueのパリ・サンジェルマン本店でオードトワレを買ってきたときの思い出話をします。
Diptyqueが好きすぎて辛い人の話
いいにおいがする系男子として名を馳せるDEKAEですが、一番好きなブランドがDiptyque(ディプティック)です。
こちらはパリのサンジェルマン通り34番地に1961年創業したお店。
元々は3人の芸術家がインテリアの店として始めたようですが、フレグランスキャンドルが流行るようになり、フレグランス専門店になっていったようです。
で、そういう通好みなエスプリを今日まで受け継いでおり、それぞれの製品のストーリーから包装のデザインまで随所にこだわりが見られます。
ただ私、こちらのボトルや包装のデザインに関してはそこまで好きなわけではなく(すみません)、単純ににおいが好きなんですよね。
この店で、天然香料で作られた香りの何たるかを知りました。
デパートの化粧品売り場に入った途端くしゃみの止まらない私が、Diptyqueの店舗に入ってもくしゃみが出ない!
そしてDiptyqueのにおいって、強烈に“個性的”なわけではないのです。けれど似たようなものに思い当たらない。この「ありそうでなかった感」!
何というか、上の文章ではDiptyqueの魅力を全く伝えられていないかもしれませんが、私はもう あなたなしでは生きてゆけない状態です。
ちなみにDiptyqueのような高級香水ブランドは”ニッチフレグランス”と呼ばれています。このブログの趣旨にぴったり!
サンジェルマンシリーズ
このDiptyqueが創業50周年を記念して発表した新しいラインがサンジェルマン34シリーズ。
記念シリーズの検討に際し、顧客にどのような香りを望むかヒアリングしたところ、「この店の香り」という回答が圧倒的に多かったとのこと。
つまり、長い年月をかけて染みついた、店に入った瞬間に感じるにおいそのもの。サンジェルマン34シリーズは、Diptyque店内の香りを再現する試みとなりました。
このストーリーからして おパリ!最高にシックですよねぇぇぇぇ(よく分かってないけど)
DEKAEの必需品になっているのが、このシリーズのうち黒いフタのオードトワレ『サンジェルマン34』。
もうこれ秋冬には必須…もはや一種の精神安定剤。
しかしこれを真夏につけると甘ったるくなりすぎるので、白いフタのオードトワレ『オーデュ34』も試してみることにしました。
こちらは春になって少しフレッシュになったお店の香りをイメージしたものとのこと。
ちょうど、旅行の乗り継ぎのため おパリで半日自由時間があり、どうせなら聖地・サンジェルマン本店に立ち寄ってやろうと意気込んでいたのでした。
手軽にいろいろ試したい方には、香水のサブスクもありますよ!
勝手にパリジャン気分
たどり着きました。
おおお、インターネットで見た写真そのものの光景…さすがに入るのに緊張します。
入ってみると、Diptyqueヲタの間では有名な名物マダムと若い女性が接客中。
マダムはライダー風のおっさん、若い女性はアジア系アメリカ人風の母娘を担当しています。
で、この人たち買い物が長んげーのw
私は買うものを決めてましたので、どちらかの手が空くのを待っていましたが、お喋りが止まらない!(特にライダー風のおっさん)
マダムがこちらを見て「パ ル ド ン !」と口パクしてくれました。おおお、めっちゃおパリで買い物しとるっぽい!!
結局このマダムに接客していただくことになりましたが、噂に違わずとっても感じの良い方でした。
日本から来ましたーと言うと「やっぱり。日本からのお客様はよくいらっしゃいますよ」とのこと。
出るときにはメルシー、ムッシュなんて言いながらお見送りしていただき、束の間パリジャン気分ですよほんとありがとうございます
おわりに
さてさて、Diptyqueヲタの聖地サンジェルマンで購入した100mlボトル、1年ちょっとで使いきってしまいました。
これはですね、とても爽やかかつ華やかな良いにおいなんですが、日によってゼラニウム感がすごいときがあり…少々酔いそうになることがあったので、次は変えます。
↑あくまで私個人の感覚です!ちなみにゼラニウムって疲れている時に感じやすいらしいっすね
さて次の夏はどうしましょう。
試供品でもらったオーモエリ、オーデサンス、ドソンもめっちゃ好きですし、ちょっとラルチザンに浮気してみるという選択肢も捨てがたいし…←
しばらく悩んでみます。
(2019年6月20日追記)結局次の香水はこれにしました
アラサー男のパリ一人飯
おしまい