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【ポスクロ】この頃のダイレクトスワップ(2020年夏)

こんにちは、DEKAEです。

毎月更新しているPostcrossing(ポスクロ)ブログですが、2020年6〜8月はやたらとダイレクトスワップが盛んでした。

せっかくなので番外編的な記事にしてみます。

フィンランド共和国

そもそも各地でロックダウン真っただ中のご時世にスワップの依頼がくることが驚きでしたが、OKと答えた私も同じ穴のむ・じ・な

てなわけで、まずは北欧フィンランドから。

フィンランドさんは隔離期間中も変わらず郵便物のやりとりができていた国のひとつです。

2020年版の山口県ご当地カードを送りました。

下関市が誇る名橋、角島大橋にございます。このカードだとびっくりするくらい魅力が伝わらないんですが、実際は絶景よ。後ほど本物の写真も登場しますw

この方、なかなかに注文の多いGOTOCHERで(笑)若干面倒臭ぇなと思ったんですが…

「あなたの好きなカードを先に送ります」と言われ熱意にほだされた格好です。

送ってくれたのはフィンランドの老舗スペイン料理店でした!確かに私が好きなものを選んでくれたのが伝わります。

ご当地カード…送るのは全然構わないんですが、定形封筒に入らないために郵便料金が跳ね上がるのが難点なんですよね…

イギリス

ある日オフィシャルで送ったイギリス人。登録してくれた1週間後くらいにスワップ希望の連絡がありました。

特に何の希望も伝えずに待っていたのですが…

ぎゃああああ!めっカワっ!!

シンプソンズってちゃんと見たことはないんですけど、これは可愛すぎる…。

この方はいろいろな楽器ができて、曲作りなんかもやっているそうです。読書も好きということで、私と話が合いそうと思ってくれたものと推察。

あいにく楽器関係のハガキを全く持っていなかったのですが、猫好きのようだったのでこちらをチョイス。

すっごい考え抜かれた構図だなと思ったら岩合光昭さんの写真でした。

「猫が傘に入ってカワイイ♡」という点に目がいきがちですが、すだれがかかった民家といい朝顔といい、この1枚に日本の夏が見事に表現されております。

同じ方からの2通目っ!

前回のお返事に「今はスチールパンという楽器をやっています」と書いておいたのですが、それについて反応がありました。

学生時代の同級生にトリニダード・トバゴ出身の人がおり、さらに前の職場の近くにはスチールパン工房があったためチューニングしている音がよく聞こえていたそうです。

そんな最高の人生ってある?←

お返事はセクシーシャンシャンちゃんのフォルムカードにしてみました。

スペイン

ポスクロ経由で届いたスペイン語のメール。スペイン人男子から、日本に憧れているのでカードを交換したいとの依頼でした。

男子っつーか、恐らく高校卒業したてぐらいの年頃なんですけどね。

メールの内容が「えっ!ラテン圏にこんな丁寧な若者がいるの!」というぐらい、魅力的な文章だったのです。

普段SNSでやりとりをしているスペイン語圏の人たちからはついぞ聞いたことのないような(笑)、フレンドリーだけどカジュアルすぎない表現。

さすが文通を趣味にするだけあるわ、などと妙に感動してしまいました。

ただ、この連絡きたのが6月上旬だったんですよね。その頃はまだ、スペインは日本からの航空便をすべて受入停止中。

「船便で送るんでめっちゃ時間かかると思うけど…それでもいいなら」と返事をしたら、「待つ分には何日かかっても大丈夫です」とのことで取引成立。

「東京を俯瞰で見た感じのカードがいい」と言うんで、それっぽいカードを仕入れてきました。

本人のプロフィールを見ると、マップカードが好きとかいろいろ書かれていて迷ったのですが…まぁ今回はリクエスト通りで無難なのにしちゃった。

ところで、船便でカードを出した翌週ぐらいにスペイン宛の航空便が再開されてました。ぴえん

そして、我が家に届いたのはこちら。

送り主が住むアヴィラという街の風景です。城壁に囲まれた旧市街と、周辺の教会群があわせて世界遺産に登録されているそう。

当初のメッセージの印象通り、非常に丁寧な字で書いてありました。

で、船便で出した私のハガキは2ヶ月ほどかけて無事到着したそうです。

船便指定のときに書く「Surface」ってのがイマイチ冴えないんですよね。←

船は地表を進むから、ということらしいんですけど…SEA MAILではパッと見たときにAIR MAILと混同しやすいのかしらん。

どうせなら「Vessel」とかそれらしい言葉にしといてほしかった感

チェコ共和国

7月、思いやりにあふれた封筒入りカードを送ってくださったチェコのおじさん。

スワップに興味ありと書いてあったので「お礼を書いていいですか」と尋ね、住所を教えてもらいました。

お礼と言いつつ、定型封筒を買ってきて郵便料金を調べるのは面倒臭いので…カード1枚をぺらっと送っただけなんですけど←

プロフィールに自然や橋が好きとあったので、ぜひ角島大橋を宣伝したいと思ったのですよ。

ご当地カードではなかなかこの海の美しさを表現できないのがもったいない…。

そういえばチェコって海なし国ですね。私中央ヨーロッパに住むのが夢なんですけど、海がまったくない土地はちょっと無理かも←

ところで、あくまでこれはお礼状のつもりだったにもかかわらず、わざわざ先方も再度送ってくださったのです。超・親切っ

Pravčická bránaという中央ヨーロッパ最大の岩の門(または橋)だそうです。無理やり日本語表記すると「プレビッシュトアー」と読むみたい。

地図で確認するとほとんどドイツとの国境にあり、位置的にも大変おもしろい場所です。この世は知らないことだらけ…

香港

この素敵なカードは、オフィシャルで送った香港の方からのお礼で届きました!何の連絡も無く不意打ちだったため嬉しさ倍増(笑)

オフィシャルで送るカードにはすべて自分の住所を日本語で書いてるんですが、漢字圏のユーザーには解読できちゃいますからね。

切手もカッコ良かったです。

台湾

台湾の方からのスワップ依頼〜。

何か希望があれば言ってくださいとのことだったので、食い物関係でお願いしますと伝えておいたら…

きゃわわ

しかし描かれた食べ物はアヒルの血とか豚の血とか、わりとダーク。笑

先方は地形的なカードがお好きなようなので

幻想的な富士山にしてみました。

で、ですね。このスワップ、ここから衝撃の展開を迎えます。

富士山のカードを書き終えてポストに行く前に、オフィシャルも一通送ろうと思ってIDを引いたのです。

引いたのは台湾の住所。おっ今日は台湾デーやね、などと思いながら相手のプロフィールを見ると…

なんと、まさに今書き終えた相手ではありませんか…!!!

えっ、こんなことってある?リアルに鳥肌が立って冷や汗までかいたんですけど…

しかし一遍引いてしまったものは送るしかないので、「マジでびっくりなんですけど、スワップのカード書いた直後に引いたIDがこれでしたわ」と書きました。

猫と浮世絵も好きとのことだったので、北斎漫画の猫ちゃんをチョイス。

そして富士山のカードと同時に投函したら、相手のところにも見事に同じ日に届いたらしくw

「こんなこと初めてだけど、いつか起こるかもとは思ってた」と登録メッセージがきました。ってことは、けっこう頻繁にスワップしてるんでしょうね。

ま〜動揺しましたが、どっちのカードも好きだと言ってくれたので良かったです。

おわりに

この時期にスワップが増えたのは、皆さん家にこもりっきりで暇になってしまったのもあるかもしれませんね。

今、他にも郵便事情が悪そうな国からのハガキを待っているところなので(笑)無事届いたら報告したいと思います。

www.niche-dekae.com

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おしまい