こんにちは、DEKAEです。
Postcrossing(ポストクロッシング)、2024年9月〜11月の交流を記録します。
台湾
和田栄作画『富士に星』です。
パッと見で浮世絵かと思いましたが洋画家だそうで、よく見ると筆で描かれているのが分かりました。
前回の便りで台風の心配をしてくれていましたが、「夏がなかなか去らないのもつらいものです」と返信。
天気の話しかしてないw
お返事にカンボジア土産がきました。
「日本に行ったときはいつも富士山を見るのが楽しみです」とのコメント。
続いては若冲先生の『玄圃瑤華』より『水葵』、亀の版画です。
最近とある温泉地を訪れた話を書きました。台湾を環島した際に礁渓温泉で足湯に浸かったことも。
台湾の温泉地「礁渓」にて、足湯しながらもぐもぐタイム【台湾・礁渓】
故宮博物院にある有名な絵画とのこと。遠い昔に行ったことがありますが、白菜しか覚えてない…
「こちらはいつも暑いのであまり温泉に入る気が起きません。笑」と書いてありました。それもそうね。
イギリス
手紙(定型)として送れるというプラスチックのカードを発見しました。
で、私このカード単体で送れるのかと思っていたら、これが入っているビニールの袋が封筒代わりになるということらしく…
普通に封筒に入れればなんてことはないのですが、まぁ中身が見える状態で届くということが肝なんだろうなと思い挑戦してみました。
この状態で投函するわけですな。
ドイツ
かわえええええ。←
ヨーロッパの人にあえてミッフィーちゃん送るのもどうかって感じですが、可愛いからいいんです。
最近ペンパルになった方へ、夏休みは地元に帰省した話を書きました。
地元のハガキ送れよって感じですが…帰省中ってあまり観光地に行くこともないので、探しに行かないと手に入らないんですよね
イギリスのエーヴベリーというところに旅行してました、ということで。
その名前に聞き馴染みがなかったのですが、いわゆるストーンヘンジのところなんですね。
有名なパワースポットです的なことも書かれていました。
ミッフィーちゃんのお返事かと思いきや、ずいぶん前に送った東京タワーの夜景カードについて言及されていました。
ストーンヘンジで時空が歪んだのかな?←
立て続けにこちらも届きました。ポスクロ公認のポストカードデイのハガキのようです。
世界なんたら会議みたいな…。すごい数の人がすごい数のポストカードを書くという、ちょっと壮絶な光景ですw
お返しは秋を感じるこちらのハガキにて。台湾の方と同じく温泉についてしたためました。
こちらはミートアップのカードですね。どうやら送り主ご本人がデザインされたようです。
よぉく見るとフェリーに自撮り棒を持った人が乗ってて草
11月の3連休で京都に行ってまいりましたので、その報告方々。
山科の毘沙門堂です。中心部の人だかりが嘘のように静謐な空間でとてもくつろげました。
まぁ11月初旬ではこんなに紅葉はしていませんでしたが。笑
こちらはベルリン在住の別の方より。有名なテレビタワーですね。
なんか日本の映画やゲームがすごく好きみたいで、スワップのお誘いがありました。私あんまり詳しくないけど大丈夫かな…
こちらの住所を教えてから音沙汰がなかったのですが、封筒に住所を書いた紙も入っていました。
「まだスワップの意思があればここに返事をください」とのこと。すげー細やか!
日本の古いアートも好きということで浮世絵をチョイスしましたが、侘び寂びの欠片もない金キラ加工。これで正解だったのかな?w
ベルリンのテレビタワーに入る回転レストランのこと、ドイツはまだ南部しか知らないというようなことを書いて送りました。
美しいリトグラフ!ハノーヴァーにある立派な庭園の風景を描いているようです。
先の便りに「クラシック音楽が好きだからベルリンに行きたい」と書いておいたら、おすすめの日本人作曲家を聞かれました。
この切手は近頃ドイツからよく届きます。すっごい恐縮なんですが、「安心してください履いてますよ」を思い出しちゃう…
秋も深まったころ、お地蔵さんでお返事を出しました。
ちょうどエッカーマン著『ゲーテとの対話』を読んでいるときだったので、その旨したためて。
ゲーテの詩読んだことないけど…
スイス連邦
日本が好きでスワップしたいと連絡をくれた方へ。瓦葺の屋根や電線など、ディテールに日本を感じるイラストを選びました。
『アルプスの少女ハイジ』というアニメがあってな…、と書いてw
きれいな山や湖の風景カードがあれば送っておくれとお願いしておいたら、こちらが届きました。
ベルン州にあるトゥーン湖という場所です。お相手はベルン在住でこの湖にも訪れたことがあるそう。
この大きな樹が紅葉すればさぞかし綺麗でしょう、と書かれていました。
チェコ
「きっとあなたの気に入るカードを送るのでダイレクトスワップしませんか」というおじさんから届いたものです。
その方のsentを見たところほぼ同じカードだったので、それが来るんだろうなと思っていたら案の定そうでした(笑)
お住まいの地域に14世紀から建つ教会だそうです。チェコの田舎も絶対良いですよね〜。
特殊な素材でできたカードが好きということで色々探したんですが、あまりパッとせず越前和紙のカードを選びました。
ところてんというのも海外の方には説明が難しいですよね…。海藻ゼリー?
アルバニアのSarandaというビーチでバカンスを過ごしていたとのことで、お土産いただきました。
なかなか渋いチョイスですね!一度ギリシャの島に飛んでそこからフェリーで向かったそうです。
「あまり注目を集めていないけど美しい国だよ」とお手紙にしたためられています。
高台寺、秋の夜間特別拝観に伺ったところ、記念品として頂いたハガキです。ラッキー
京都も大きな街で移動に時間がかかるし、神社仏閣ではゆったり過ごしたいので一日で回れる場所が意外と限られるんですよね。
夜も開けてくれるお寺があると非常に助かります。
お相手は3Dカード好きなので、お土産のお礼を兼ねてこちらも同封しました。
ロシアからの怪文書
かれこれ4年以上?ロシア宛郵便物の引受停止が続いていますが、ある日ポスクロ経由でこんなメッセージが届きました。
「あなたとカードを交換したいんですが、残念ながら日本からロシアに直接郵便を出すことができません。
ただ、宛先に"via Germany"と書いてもらえればそれが可能になります。
この方法で最近も日本からカードを受け取りました」
へぇそうなの!それは興味深い…と思いつつ、なにやら怪しいニオイを感じます。
さっそくネットで検索してみたところ、Q&A掲示板サイトのRedditで複数のトピックを発見。
確かにそれでうまくいったという投稿も見られるのですが…それってアリなんでしょうか??
一応法学生()だった身、法に反する行為はいたしかねる!というわけで、万国郵便条約などもさらってみました。暇なの?
そして目についたのが、わが国の「万国郵便条約の施行規則」に定める「他国への転送」に関する条文。
他国への転送は追加料金なしで対応する、という内容ですが、これは受取人の国外への転居を想定した取扱いのようです。
つまり、これを悪用準用したのが「via ○○」ということなのか。
仮にアメリカから「中国の住所 via JAPAN」と書いた郵便を出せば、いったん日本に届き、それを日本郵便さんが中国の宛先に転送するんでしょうかね?
件のロシア人はその方法で日本からのカードを受け取ったと言っていました。
日本のポストに「via Germany」と書いた郵便物を投函すれば、日本郵便さんはロシア宛であっても引き受けてドイツに送るのかなぁ?
件のロシア人が「届いた」と言っている以上、そうとしか考えられないですよね…
しかし、これってドイッチュポストさんからすれば何のメリットもないどころか、ただ無償の仕事を増やされるだけですよね。
仮に私の家に「第三者の住所 via DEKAE」とか書かれた郵便物が届いたら普通にブチ切れるわ!!
などと考えると、どうにもこの方法を試してみる気が起きません。
…という事情を説明してお断りしようかと思いましたが、真面目か!と思われるのも嫌で結局放置してしまいました←
おわりに
この秋はスワップが山盛り、特に欧州方面が旺盛でした(一部実現にいたらなかったものもありますけど笑)。
既存の方も細く長く続いておりうれしい限りです。
おしまい