こんにちは、DEKAEです。
お茶の文化が色濃く残る金沢は甘味処も充実。特に和スイーツのバラエティには心躍らされます。
その中でも、麩に特化したスイーツショップがふむろやカフェ。
東京や金沢駅前にも出店し盛況ですが、穴場なのが市街地の百貨店大和に入っている店舗!
驚きの眺望とともに、日本が誇る食文化をスイーツで堪能してまいります。
ふむろやカフェ
概要
加賀を代表する麩の専門店、不室屋。
創業慶応元年(1865年)という江戸時代から続く老舗でありつつ、伝統を守りながら時代に即した提案を続ける企業です(公式サイト)。
そんな不室屋が飲食業態として展開するふむろやカフェでは、麩をメインに据えた食事やスイーツを提供しています。
大ぶりのくるま麩や、お皿も華やぐ手まり麩…そんな同社製品があっと驚くアイディアで早変わり。麩という食文化をもっと楽しむヒントが盛りだくさんです。
今回目指すのは、金沢の繁華街・香林坊にある百貨店、大和の店舗。なかなかお目にかかれない麩スイーツを体験すべく、おやつどきに訪れてみました。
麩スイーツ
麩あんみつ
麩あんみつ(税込880円。)
一見普通のあんみつですが、白玉の代わりに「白玉麩」が使われています。
モチモチ食感は白玉のそれとほぼ同じ。桜の花をかたどったお麩も華やかです。
追加料金でアイスクリームを乗っけることもできます。こちらも豆乳アイスなのがポイント高し。
麩レンチトースト
くるま麩のフレンチトースト(1,210円)。
今回最も衝撃を受けたアイディアがこちらでした。小麦粉から作られる麩、確かに「硬くなったパン」と同じように調理することは理にかなっていますよね。
しっかりと卵液がしみたくるま麩、ちゅるっとした独特の食感でパンのフレンチトーストよりも軽めです。
豆乳アイスやホイップクリームが添えられた豪華仕立て。
ところどころに散らされている麩のラスクがまた美味なのです。こちらも不室屋さんの物販店舗で販売されています。
不室屋パフェ
えっ、これとか映えすぎてどうなっちゃってんの?
と思わず突っ込まずにはいられないふむろやパフェ(1,100円)です。
さまざまな種類の加賀麩が詰め込まれた贅沢な一品で、一口ごとに新たなおいしさや食感に出会えます。
コーヒーゼリーかと思っていたものは黒蜜のゼリー!甘さ控えめの豆乳アイスや焼き麩との相性が抜群です。
小さな毬をかたどった手まり麩がこれまたキュートですよねぇ。
手まり麩は物販のほうでも人気の一品のよう。お吸い物や茶碗蒸しに入れると一気に手の込んだ料理と化す魔法のアイテムです。
いしかわ四高記念公園からの借景が最高すぎる!せっかくなので麩レンチトーストも映やしてみました。
大和って見た感じは古~いデパートなのですが、5階にあるふむろやカフェからはこの絶景を堪能し放題です。
こういう画角で写真を撮るお客さんが多いようで、わざわざ窓際席を片付けて案内してくださるという気遣いにも感激。
この日がまた「金沢でこんなに晴れることある?」ってくらい良い天気だったんですよね~。
一応あんみつでもこのアングルを試してみましたが、あんみつはやはり真上から撮るのが一番映えましたw
店内の様子
金沢のおしゃれなお店はどこも照明のデザインが好みと感じていたのですが、こちらのもなかなかに素敵です。
席数も多くゆっくりできるのがポイント高し。お麩を使ったヘルシーな食事をいただけるランチタイムも良さそうですね。
FUMUROYA CAFE 香林坊大和店 → 食べログ
営業時間は10:00~19:00(ラストオーダー18:00)。定休日は大和に準じます。
座席の予約は不可とのことですが、あまり混雑することはないようで…金沢という地にあって、なかなかの穴場かと思います。
物販についてはひがし茶屋街店の品ぞろえが充実していますが、金沢駅でも一部取り扱いがあります。
おわりに
和スイーツざんまいの金沢でも、健康でおいしいお麩スイーツは世界に注目される可能性を秘めていると感じました
ロケーション・接客の心地よさも申し分なく、観光の合間に立ち寄ればお腹も心も満足すること間違いなしです。
おしまい