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ヒマラヤのアーユルヴェーダ石鹸で男を磨く【インド土産】

ナマステ、DEKAEです。

インドに行っていた友人にお土産をおねだりしました。

天竺土産といえば何が思い浮かぶでしょう。マサラパウダーに薫り高い紅茶…?

もちろんそれも大事。しかし、私にとってかの国はアーユルヴェーダの地なのです。

てなわけで、手軽にアーユルヴェーダ感を味わえる石鹸を買ってきてもらいました。

インド土産のアーユルヴェーダ石鹸

アーユルヴェーダと私

アーユルヴェーダとはインドあたりに古くから伝わる医学で、世界三大伝統医学のひとつに数えられるもの。

先に言っておきますと、私とりたててアーユルヴェーダとかヨガといったものに傾倒しているわけではありません。

むしろ深夜にポテトチップスを食べるような生活を好むタイプ。

ただ、昔アーユルヴェーダ入門の一般書に載っていた「自分のドーシャを知ろう!」みたいな超単純な診断テストを試したことがありましてね。

※ドーシャは、なんというか地球における自分の属性みたいなもの。

そうしたら、自分の体質や、食べすぎると調子が悪くなる食品などが意外と当たっていたんです。

む、さすが世界三大伝統医学のひとつ。なかなか馬鹿にもできぬわいと思い、それ以来なんとな~く自分のドーシャを気にしているわけ。

ちなみにドーシャには火、地、風の3種類があって、私は風だそうです。もうその時点で納得だわ←

2つのアーユルヴェーダ薬品メーカー

というわけで、友人のインド旅行に際して「アーユルヴェーダ石鹸買ってきて」とおねだりしました。

アーユルヴェーダ石鹸とは、伝統医学としてのアーユルヴェーダの考えをもとに作られた、100%植物性の石鹸のことです。

そうは言っても医学的な効果があるわけではなく、実態は単なるオーガニック石鹸なんですけどね。

もともといい匂いのするハーブとかけっこう好きなので、このようなプロダクトにはつい惹かれてしまうんですよね~。

もらっといてナンですが、日本で買うと高級なわりにインドあたりで買うとお手頃価格なので、おねだりしやすいという利点もあります(笑)

今回、2つのメーカーの製品を買ってきてくれました!

ヒマラヤ Himalaya

概要

The Himalaya Drug Companyはインド南西部カルナータカ州の薬品会社。

創業1930年の老舗で、主力製品は「ハーバル・アーユルヴェティック・メディスン」と謳っています。若干怪しげ

これらはHimalaya Herbal Healthcareというブランド名で世界中に展開している模様。なぜか日本では展開していないようですが…

もはやニベア的な規模の会社なので、あんまり純オーガニック的なものは期待できないかもしれません。

ただし変な成分が入っていれば大騒ぎになるでしょうから、そういった意味では安心なメーカーです。

メンズ洗顔

はじめにご紹介するのはメンズ洗顔料です。

Pimple Clear(吹き出物に効く)とありますね。すぐ顔がブツブツになる私にとっては大変ありがたい効能でございます。

しかしながら、これは多分アーユルヴェーダ推しじゃないと思います。だって、

こんなにケミカルなジェルwww

においも髭剃りジェルって感じの、鼻から脳に抜けるようなトニック臭。

また海外製のジェルタイプ薬品あるあるで、めっちゃ出づらいです。かなり強く押さないと出ず、手を離した瞬間引っ込んじゃう。そして水に溶けにくいのか、泡立ちの悪いことw

さらに、さすがインドと思ったのが内容量の少なさ。

上述の通りなかなか出てこないので振り絞ったところ、初めての使用で上半分くらいがペシャンコになりましたw

何度か使ったものが販売されていたんじゃないかと思うレベルです。

…と散々ディスっておりますが、髭剃り後にこれで顔を洗うとすごくしっとりして驚き!ピリ付きがかなり抑えられました。

においのわりにスースーしないし、けっこうちゃんとした洗顔料かも←

あ、肝心の吹き出物効果はよく分かりません。笑

アーユルヴェーダ石鹸

こちらは通常の固形石鹸です。中のビニール袋が破れています。

友人はこれをスーパーで見つけてくれたそうですが、買う前に念のため箱を開けて中身を確認。すると内袋が破れていたと…

そこで棚にあった石鹸の箱を片っ端から開けてみたら、全てこのように破れていたそうですwww

店員さんを捕まえて尋ねたところ「そういうもんだ」との回答。恐るべしインディア

しかしながら使い心地は最高です。泡立ちたっぷりで洗いあがりもしっとり。

一度使うと風呂場がハーブの香りで満たされました。けっこう薬草っぽくツンとくる感じです。加えて銭湯の薬湯みたいな感じも。

暇なのでパッケージを熟読してみました。

この石鹸の原材料は主にKanaka Tailaという精油で、以下のようなハーブを調合して作られたものであるとのこと。

・yashtimadhu(スペインカンゾウ)

・priyangu(センダン科の一種)

・kamala(アカメガシワ)

・manjishta(クルマバアカネ)

・nagakesara(セイロンテツボク)

・rakta chandana(コウキ)

・tila taila(ゴマ)

調べても効能が分からん←

いずれにも肌に良いとされるものであることは確かで、生薬として漢方なんかにも配合されているようですね。

ファブインディア fabindia

概要

fabindiaは、インドの職人たちによる手仕事に感銘を受けたアメリカ人が1960年に創業。

インドの農村で手作りされるプロダクトを西洋的な感覚で紹介する、いわばライフスタイルショップです。

衣料品を中心にインテリアやオーガニック食品・化粧品などを幅広く取り扱い、商業的に成功している模様。

インド国内だけでも数えきれないほどの店舗があり、国外にも絶賛フランチャイズ展開中です。

アーユルヴェーダ石鹸

こちらのアーユルヴェーダ石鹸も買ってきてくれました。

その名を聞くだけでエキゾチックな気分になる、ジャスミンの香り。それに加えてココナッツのようなミルキーさもあり、癒しです。

泡がきめ細かくまったりしているので、洗い心地も優しい感じがしますね。

風呂から上がってもほんのり肌に香りが残ります。ジャスミンミルクティーになった気分(?)

fabindiaは通信販売にも注力しており、公式サイトからショッピング可能です。

https://www.fabindia.com/

石鹸類は「Beauty」のページに。しかし他にも興味深いものがたくさんあって、目移りしてしまいます…

おわりに

あまり凝視しているわけでもないですが、インド・ネパールあたりの方(アーリヤ人?)って肌がきれいというイメージがあります。

かなり日差しが強い地域ですし、まぁもともと肌質が強いんでしょうけど…なんとなく、スパイスやハーブが効果を発揮しているのでは?と思ってしまいますね。

インドカレーが感染症予防に有効というトンデモ論はさておき(笑)インド流医学にあやかって、清潔感アップに勤みたいと思います。

こちらも人気(シンガポールで買ってきてもらったインドの石鹸)

www.niche-dekae.com

 

おしまい