你好(リーホウ)、DEKAEです。
台湾第二の都市、高雄。高雄駅の近くにあった餃子屋さんがものすっごい美味しく、思わず二日連続で行ってしまいました。
素材の味を活かした蒸し餃子は、多くの日本人の口にもきっと合うはず!
そんな許記蒸餃のご紹介です。
許記蒸餃
雰囲気など
何を隠そうワタクシ、焼き餃子というものをあんまり好まず、蒸し餃子や水餃子のほうがダンゼン好きなのです。
その点、中華圏ではそういった類の餃子のほうが一般的なのでパラダイスというわけ。
それはさておき、2019年から2020年へのカウントダウンを台湾・高雄で過ごしていたDEKAE。
高雄駅前の宿をとって、Google Mapであたりの様子を探っていたのですが、すぐ近くに高評価のお店を発見しました。
許記蒸餃です。
看板がないので目の前に行かないと気付かないのですが、この緑の屋根のところ。
中の通路を通っていると、分かりやすく看板がぶら下がっています。
通路に出されたテーブルにもたくさんお客さんがいますが、店内で席を確保。
店内の席は、壁ぎわに置かれた長机が一つだけ。ここに丸椅子が8脚並べられ、カウンター席のようにして座ります。
行ったときは端の席しか空いていなかったのですが、この端ってのが机の横側なんですよね。
どういうことが起きるかというと…机の骨組みがあるので足を伸ばせず、きゅっと閉じたままで座ってないといけないわけです。
お世辞にも快適とは言えない(笑)
のみならず、あまり綺麗でもなく…黒い妖精さんの姿なんかもチラホラ。
真夏はけっこう過酷な気がするので、冬に訪れるのがおすすめかもしれません。
蒸し餃子(5個)
まぁとにかく注文してみましょう。
お兄さんに「蒸餃」の文字を指さして注文すると、「Dumpling? Half? Normal?」と英単語で聞かれました。
とりあえず「ハーフ」をお願いし、待つ間に店内の様子を観察してみます。
小さいお店にもかかわらずタネを作る担当、皮を作る担当、蒸す担当…とけっこうな人数での分業制。なおかつ、皆さん絶えず作業しています。
蒸し餃子は、もちろん注文が入ってから包んで蒸してくれます!
10分くらい待っていると、蓋をされた桶が到着。目の前で開けてくれました。
ひゃ~♡
卓上の調味料セットから、自分好みのたれを準備します。醤油・酢・ごま油の基本に加え、お店秘伝の辛味噌も少し拝借して。
早速いただいてみると…
まずは、もちもちの皮に感動。べたっとせず、少し弾力があって。やはり作りたての皮は素晴らしいですね…。
そして、あんがたっぷり詰まっていることに気付きます。ここではお上品に食べることは諦めて、思いっきりもぐもぐしちゃいましょう。
意外にも、ニンニクや生姜といった典型的な餃子の味がしません。代わりに、酒で引き出された肉の旨味をしっかり感じます。
この肉がまたプリップリなんですよぉぉぉ。計算し尽くされた加熱時間。
そして何より、野菜の甘みがすごい!使われているのは玉ねぎとキャベツのようですが、肉の旨味と完璧に調和しています。
もうね、感想を一言で述べよと言われたら、「はぁ…幸せ」これに尽きます。
極限までシンプルな味付けですから、スパイスやハーブが苦手という方も安心して連れて行けますよ。
ボリュームも素晴らしく、一口では食べきれない大きさ。
が!5個なんて一瞬で無くなっちゃいますから!!あぁ、ケチらず通常サイズにしとけば良かったと心から後悔しました。
蒸し餃子(10個)
…で、まんまと翌日もう一度行ったわけですね。
大晦日・元旦の2日間にわたって訪れたのですが、両日とも営業していて良かったです。
あれっ数増えてない…?
10個でも余裕のペロリでした。あ、ちなみに一人ですからね
はっと気が付くと、あっという間に残り2個とかになってるんです。
食べ終わるのが悲しいあまり、ラスト1個はしばらく見つめてからいただきました←
高雄ってあんまりすることが無いんですけど(笑)、この餃子のためだけに再訪したいとすら思えます。
お店のおとっつぁんが、白いものをバスケットボールのようにクルクル回していて、
「雑巾回してるの?あ、餃子の生地を伸ばしているのですね!なんて職人技でしょう」
とか思っていたら、餃子の下に敷かれていたタオルでした。
アクセス・営業時間
そんな許記蒸餃の場所はこちら。
高雄駅を美麗島方面に出て、建國二路で左に曲がって進んでいきます。
林森一路という道路で右折すると、すぐにお店が。セブンイレブンが右折の目印です。
高雄駅に近いため、高雄に用がなくても途中下車してさくっと立ち寄れる立地。
営業時間は11:30~21:00となっていて、朝食や夜食には使えないので要注意ですね。
また祝日である元旦は営業していましたが、日曜日が定休日のようです。
おわりに
素材の味を極限まで引き出して、もちもちの皮に包まれた蒸し餃子…。
家で作ってみても、許記蒸餃の味にはならないでしょうねぇ。これぞ外食の醍醐味です。
昼に食べてもニオイの心配がありませんし、騙されたと思ってぜひ一度!試してみてくださいまし。
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おしまい