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川崎では貴重!本格ネパール料理ドゥナ・タパリ

ナマステ、DEKAEです。

私ネパール料理というものが大好きでして、在日ネパール人が営むお店にはかなり頻繁に通っています。

何と言っても破格の安さですこぶる旨いというのが最大の魅力。

神奈川県の川崎市にも本格的なネパール料理店を発見したので、潜入してみました。

ドゥナ・タパリ DUNA TAPARI

今回ご紹介するのは、2018年12月にオープンのドゥナ・タパリ何度見ても店名が覚えられない

チネチッタを超えてさらに進み、小土呂橋交差点を右折します。かに道楽を越え、張亮麻辣湯を越えた先にネパール国旗が見えたら到着。

ピンクな無料紹介所の2階がお店です。笑

駅から少々距離があり、かつ繁華街のはずれという立地のためか、周辺の雰囲気はあまり良いとはいえません。

店内はけっこう広め。奥は半個室のようになっており、居酒屋か何かの居抜きだったんでしょうね。

いつ行ってもほぼ満員で、ローカルの人々がだいぶ盛り上がってらっしゃいます。日本人が一人で行くには若干の気合が必要。

また店内喫煙可で、ローカルの方の大部分がタバコを吸っていてかなりモクモクなのがネックですね…

ダルバート

メニューブックはちょっとスタイリッシュ。しかし現地の人向けなメニューが多く、見ているだけでワクワクします。

最安のダルバートは500円と、やっぱり価格破壊。

今回は無難にタカリセット(850円)にしてみましたよ。

一緒に頼んだラッシー(350円)はシェイク並みに口がすぼむ濃厚タイプですが、この店のラッシーは甘さ控えめなのがとても良いです。

ネパールって民族意識がけっこう強く、通常日本のお店では、川沿いに住むタカリ族か盆地に住むネワリ族、どちらかの料理を出していることが多いです。

が、ドゥナ・タパリではその両方が同時に楽しめますよ。

ネワリ族のプレートは植物のお皿で提供されるのが特徴的。そして主食はチウラ(干し米)です。私はあまり得意じゃありません

モモ

スープモモ(650円)。こちらは二口サイズ×6ぐらいの大きさです。

ごまベースの冷製スープにあつあつのモモを投入するというオリジナリティあふれる一品でした。

スープはマイルドかと思いきや、めっちゃ辛くてびっくり。坦々麺って感じですね。

川崎限定で「ニュータンタンモモ」とか出してみたらウケるんじゃないでしょうか(私の中で)。

「川崎市民のソウルフード」デビューしました【元祖ニュータンタンメン本舗】

その他のメニュー

こちらはおつまみメニューがかなり充実しているため、居酒屋使いもグッドです。飲み放題もありますし。

これはギディ(700円)、マトンの脳みその炒めものです。

初めて見る方にはけっこうな衝撃かと思いますが、とろっとろで美味しい〜!レクター博士ではありません

クセも全然なく、脂の乗った白身魚に近いかな?銀ムツですと言われて出されても気付かないかも。

似たような系統のモノだと白子が挙げられるかもしれません。

多分私、白子だとこの量は食べられないですが羊の脳みそは一人で一皿ペロリです。

ミックスチャウミン(680円)。チキン・玉子・野菜が入った焼きそばです。

鶏肉も玉子もたっぷりの油で炒めてあり、素揚げに近い状態。カリカリ食感が良いです。

想像以上に量が多くて一瞬怯みましたが、味付けがちょうど良くて最後まで美味しくいただけました。まったくカレー味がないので、箸休め的に登場させるのもあり。

ケチャップは別添え。頭のお花みたいな飾りは何か意味があるのかねと思いましたが、開けるときにプロペラのようにくるくる回るのがなかなか楽しかったです。

インネパ系の人って「量が多い=正義」的な感覚があるらしく、だいたいチャウミンにも大量のケチャップがかけられてくるんですよね。

自分好みの量がかけられるのは何気にありがたい。笑

ドゥナ・タパリ → 食べログぐるなび

営業時間は11:00〜23:00(ラストオーダー22:30)、定休日なしです。

※喫煙可

おわりに

川崎では貴重な本格的ネパール料理店のご紹介でした。

料理も雰囲気も想像以上に現地っぽいドゥナ・タパリ、都内のお店とはまた一風変わったプレゼンテーションも楽しめたりします。

近隣の方のみならずエスニックヲタの皆様にもぜひお試し頂きたく。

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おしまい