こんにちは、DEKAEです。
飲食店激戦区の江古田界隈で有名な洋食屋、キッチン・オバサンにお邪魔しました。
キッチン・オバサン KITCHEN OBASAN
概要
キッチン・オバサンは東京・江古田にある昔ながらの洋食屋さんです。
江古田駅北口を出ると見えるのが、栄町本通りという商店街。ここを進んで最初の角を左に曲がり、しばらく歩くとお店が現れます。
江古田エリアですが、最寄駅は西武有楽町線の新桜台駅になるようです。
練馬東税務署からすぐ。「役所の近くには美味いもの(特にランチ)が集まる」というのは世の理ですからね、期待できます。
周囲には武蔵大学などがあり、学生街でもあり住宅街でもあり。
そして何より、日本大学藝術学部があることでサブカルっぽさ、ヒッピーな雰囲気が漂う街でもあります。
商店街のあたりには踏切もあり、これがけっこうすぐ閉まる(笑)
そんなこともあってか せかせかしている人がおらず、のんびりした空気が流れているわけです。
「下北沢が失ったのどかさ」的なものがまだ残っているので、けっこう好きなエリア。
そしてこの江古田、知られざる飲食店激戦区でもあるのです。
と言っても、どこもかしこも食べ物屋というわけではなく、チェーン店も数えるほどしかありません。
個性的なインディペンデント系のお店が点在し、しのぎを削っている…という状況。
その中にあっての「キッチン・オバサン」ですよ。
世の中にオバサンが営む店など星の数ほどあろうかというのに、あえて店名にそれを掲げてしまう胆力。
この思い切りのよさというか、ある意味思いつきそうで思いつかないアイディアというか…何とも江古田っぽいなと←無理やり
店内の様子
土曜日の7時半ごろにお邪魔しました。
お店はマンションの半地下にあります。さりげない佇まいで「OBASAN」というインパクト大の店名もおしゃれに見えてきますね。
扉を開けると、前に一組待っていました。地元の方で繁盛しているという感じですね!
片付いていないテーブルがいくつかあるだけだったので、すぐに案内してもらえました。
冷蔵庫に瓶ビールが並んでいるのがもうね、ノスタルジー…
さすがに勝手に取っている人はいませんでした(笑)注文すると店員さんが栓を開けてくれます。
オバサンもオネエサンも働いています。
右の黒板には本日のデザートと「今日のオバサン」的なメッセージが書いてありました。
メッセージの内容が微妙に意味不明でほっこりします。
何て言うんですかね、やはり「近所の洋食屋」なんですよね。
定食屋ともレストランとも違う絶妙な距離感と空気感。ヒジョーに居心地が良く、つい長居したくなります。
メニュー
「席が片付くまでメニューを見て少しお待ちください」とのことだったので、熟読しました。
ああこれは…まじで悩むやつ。
何てったってパスタじゃなくて「スパゲティ」というところにね、こだわりを感じますよ←
しかし私、1年のうちに1~2回「今日はどーーーしてもオムライスが食べたい」という日があるんですよね。
で、メニューを見ているうちにだんだん「どーーーしても」な気分になってきました。笑
ノーマルなものとオムカレー、オムハヤシが選べます。今回はオムハヤシにしてみましょう♡
オムライスには通常サイズのものと、少し小さ目な「コムライス」があります。
常連さんはコムライスにトッピングを付けるなど、思い思いにカスタマイズしておられました。
今回はささっと食べて帰ったため、飲み物は頼みませんでした。
アルコールは瓶ビールとグラスワインのみというシンプルなラインナップですが、単品メニューと合わせてチョイ飲みも可能ですよ。
しかしまぁこの純喫茶的なメニュー、大変魅力的…。次回は食後のケーキセットも頂きたいと思います。
オムハヤシ
きました、オムハヤシ(1,000円ぽっきり)。
ひゃああああああ
オムレツが!とぅるんとぅるんと皿の上で踊っています!
あぁぁ卵何個使ってるんだろう…。罪・悪・感
ホテルビュッフェのとろふわタイプよりも さらにゆるゆるで、半熟気味です。
そこに野菜がとろけたドミグラスソースがたっぷり…。「後半ソースが足りなくなった」などという心配とは無縁です。
ケチャップライスはお子様ランチを彷彿とさせる、優しい甘さの味付け。
「コムライス」が用意されているだけあり、通常サイズはかなりのボリュームです!さすが学生街といったところでしょうか。
これにサラダと味噌汁も付きます。このお味噌汁がまたねぇ…味噌があまり使われておらず薄味なんですが、しっかり野菜の旨味が出てるんですよ。
とても優しい味わいで温まりました。
キッチン・オバサン → 食べログ
定休日は日曜と月曜。
ランチタイムは11時~14時。ディナーは18時開店で、ラストオーダーが平日20:15、土曜20:30と早めなのでご注意ください。
喫茶店使いするにはちょっと難しいかなぁ。
おわりに
のんびりした空気が流れる江古田でも、ひときわリラックスした時間を過ごせるキッチン・オバサン。
ドリアやグリル系のメニュー、そしてスパゲティ(!)を頂くためにも通いたいと思います。
奥深き江古田グルメの世界
おしまい