¡Hola! DEKAEです。
南米ボリビアへ旅行するにあたり、ペルーの首都リマで半日の乗り継ぎ時間がありました。
リマは想像以上に大都会。交通の便も良く短時間で多くのスポットを回れます。
てなわけで旅行者に便利な移動手段、気になる治安情報をまとめてみました。
※2019年4月時点の情報です。
空港の荷物預かり
トランジット散策の起点となるのはリマのホルヘ・チャベス国際空港。
大きな荷物をお持ちならここに預けちゃいましょう。
到着フロアの奥の方にひっそりと荷物預かりがあります。現金払いのみなのでご注意ください。
最初タクシー運転手に「荷物預かりは無くなったよ。前はあったんだけどねぇ」とか教えられましたが、ちゃんとあります。騙されないでw
空港から市内への移動
エアポートバス
空港・市内間の移動については主にタクシーとバスがあります。
新市街のミラ・フローレスに行くのであれば、エアポートバス(8USD)が最も安くて便利。まだ新しいサービスなので車両も快適です。
空港からミラ・フローレスエリアのいくつかの高級ホテルと、ラルコマールというショッピングモールを結んでいます。
所用時間は混雑具合によりますが1時間弱くらい。6:30~24:00の間運行しています。
朝晩は30分間隔で発車しますが、12:00~17:00は60分間隔に。
循環バスではなく空港→市内と市内→空港で時間が異なるので、時刻表をチェックしておいてくださいね。
タクシー
飛行機を降りた瞬間、ものすんごいタクシーの客引きにたじろぎます。
もう腕を引っ張っていかれんばかりの勢いなのですが、一応これが正規タクシー(笑)
レンタカーみたいに数社のカウンターが同じところにあり、値段は各社一律。
激しい客取り合戦が繰り広げられており、そのためか客引きのお姉ちゃんが軒並みびっくりするような別嬪なのです。恐るべし…
セントロ(旧市街)とミラフローレス(新市街)で値段が変わり、だいたい50~60ソレス(2,000円弱)。
ちなみに、一度旧市街から空港まで流しのタクシーで行った際には20ソレス(約700円)でした。
正規タクシーは相当上乗せされてますが、まぁ安全代というところでしょうかね…
空港付近はリマでも屈指の治安の悪さを誇るエリアのため、流しのタクシーをつかまえるのはおすすめしません。
路線バス
最も安いのは空港外から路線バスに乗ることですが、治安面であまりおすすめはできないかな…
どうしても貧乏旅行を余儀なくされている方はMoovitという乗り換え案内サイトが便利です。
市内の移動
Metropolitano(メトロポリターノ)
続いてリマ市内の移動について。今回はMetropolitano(メトロポリターノ)というバスしか使いませんでした。
これは、地下鉄感覚でリマ市を南北に結ぶ新しい交通機関です。
慢性的な交通渋滞への対策としてできたもので、専用道路を走るので渋滞知らず。路線図もあります(スペイン語)。
バス停で5ソレスのプリペイドICカードを購入し、チャージして使用。一回の乗車で2.5ソレス(約80円)です。
このプリペイドカードに加えて、2019年4月にLima Pass(リマパス)という新しいICカードが実装されました。
一般道を走る市営バスで導入されたものですが、Metropolitanoのカードと同じ会社が手がけたようです。なのでLima PassでMetropolitanoにも乗れちゃうというわけ。
Metropolitanoのカードは5ソレスで購入してその上にチャージする方式ですが、Lima Passは購入金額の5ソレスも乗車賃として使用可能。
しかもデザインが4種類から選べて微妙に楽しいので、ぜひ欲しい!と思っていたのですが…
市営バスの青路線のバス停に立っている係員から買えるよ!と聞いていたものの、係員なぞどこにもおらず。涙
なので今回は通常のMetropolitanoカードを使用しました。
▲Lima Passはこの店でも買えそうな雰囲気でしたが、店員が誰もいないという謎の事態…
ライドシェア
リマ市内のタクシー料金は全て交渉制なので、不安ならライドシェア利用も一つの手。Uberの他 南米独自のライドシェアサービスも発達しています。
代表的なものはCabifyとBeatの二つ。
特にBeatは、マッチングされた運転手の評価を見たうえで呼ぶかどうかを決めることができ、より安全性が高いようです。
DEKAEは端末との相性が悪かったのか どちらも使えませんでした…
リマの治安
リマは治安上あまり評判のよろしい街ではありませんが、日中歩く分には特に不安を感じるようなことはありませんでした。
一般的に旧市街(セルカド)辺りの治安が悪いとされていますが、この辺りにはデカい銃を持った兵士がたくさん。
パッと見ものすごく物騒に感じるものの かえって安全な気がします。
逆に最近の情報では治安良好とされるサン・イシドロやミラ・フローレスでの強盗が頻発している様子。
外務省の危険情報は常に確認し、とにかく人通りの多い道を選ぶように心がけてくださいね。
なお、旧市街から川を渡ったRímac(リマック)や空港付近は絶対に歩き回らないでください。命に関わります。
おわりに
何かと物騒な事件も多いリマ。ですが、短時間の滞在に関しては基本に忠実に行動していれば大丈夫です。
何より親切かつ話好きな人ばかりで、半日だけでも とても印象的な滞在になりました。
リマでゆっくり過ごす方は最新情報に注意しながら楽しんでくださいね。
Metlopolitanoでペルー料理を食べ歩き
おしまい