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目白・高田馬場で手土産を探すなら、老舗の和菓子屋に立ち寄るべし

こんにちは、和菓子大好きDEKAEです。

新宿区の北西部に位置するエリア、目白・高田馬場は学生街として知られています。

が!それ以上に、江戸時代からの名残を感じる下町でもあるのです。古くから愛される老舗も数多く、和菓子屋も例外ではありません。

今回は、この辺りの住民(私含む)がちょっとした手土産を用意する時に立ち寄るお店をまとめてみました。

志むら

九十九餅

まずは目白からスタートしましょう。駅を出て横断歩道を渡り、左手に少し歩いたところにある志むらさんです。

天然氷かき氷で連日行列ができる志むらですが、私のお目当てはもっぱらこれ。

九十九餅と書いて「つくももち」と読みます。いくつでも食べられてしまうことから、この名がついたそうですよ。

パックのままでごめんなさいね

わらび餅っぽいですが、きなこたっぷりの求肥です!

美味しさの秘訣はとら豆。大きめの豆がたくさん入っていて、これがまたお上品な甘みを添えるんですねぇ。

求肥なので餅みたいにすぐ固くならないということもあり、消費期限が3日間なのがありがたや。手土産にも使いやすいです。

パックの他、ご進物用の箱入りもありますよ。

その日のうちに食べるなら、合わせてお持ちしたい餅菓子がふたつほど。

日吉団子です。よもぎを練り込んだだんごにこしあんが乗ってます。

団子の食感はぷりっぷりのもっちもち。噛むごとに爽やかな新緑を感じます♡素朴なこしあんとうまく調和しますね。

福餅です。うす~く広げた餅でこしあんを包んだ、口あたり妙なる一品。こちらのこしあんは水分少なめで、甘みもより控えめかな。

お豆さんは青えんどう豆だそうですよ。ちょっぴり塩気が効いて良いアクセントに。

日吉団子と福餅はひとつ150円程度とお手頃価格。特に週末は午前中に売り切れてしまうこともあるほどです。

ひとつから取り置きしてくれるそうなので、絶対食べたい時には電話しておくとよいでしょう。

他の上生菓子も大ぶりで美しく、見惚れてしまいます…当日中の期限なので、爆買いはできないんですけどね。

志むら → 食べログ

※9:00~19:00、日曜定休

青柳

アトムまんじゅう、更科

漫画家の手塚治先生が通っていた和菓子屋さん。高田馬場駅から早稲田通りを落合方面に進んでいくと、左手にあります。手塚プロダクションもこの界隈。

手塚先生が愛した更科は、蕎麦粉が練り込まれた白い薄皮でつぶあんを包んだお饅頭。

そして一番の人気商品は、手塚プロの協力で作られた「鉄腕アトム」の饅頭です。アトムには栗あん、ウランにはこしあんが入っています。

落書きはご放念ください

これらの有名どころは話のネタになるので、お遣いものに最適。しかし!自分用には季節の和菓子を買っていきます。

モチッとしてるんだかぷるんとしてるんだか、ドリーミーな食感が癖になる麩饅頭。

鶯餅、桜餅、柏餅などいつも美味しいんですよね~。西筋の人間である私にとって、長命寺桜餅しか置いていないのがちと痛いですが。

季節をほんの少しだけ先取りする上生菓子たちも素晴らしいです。

青柳 → 食べログ

※月~土:10:00~18:00、祝祭日:10:00~17:00、日曜定休

石原松花堂

ゼイタク煎餅

高田馬場駅から早稲田方面に向かって左手にある石原松花堂。

大正6年創業の煎餅屋、重盛永信堂(人形町)の西早稲田支店という位置づけです。

こちらの名物が、登録商標にもなっているゼイタク煎餅と人形焼。煎餅をいくらか買ってまいりました。

左のは…あ、こういうの何ていうんでしょう。球状に揚げたモノの中に、小さな薄皮付きの落花生がコロンと入ってます。

小さいころおばあちゃんの家にこういうお菓子があって、大人たちが食べていた気がする。当時は何とも思いませんでしたが、大人になって食べるとヤバいですね…止まらない。

見た目はシンプルですが作り方がけっこう謎です。

中央がビンズ煎餅。私この豆菓子が大好きで見つけるたびに買うんですけどね、意外と街中で見かけない…涙。なので近所で買えるのは本当にありがたいです。

豆はしっかり揚がった落花生ですね。塩味強めで、徐々に甘さが追いかけてくるタイプ。ちょっと気を抜くとあっという間に一袋空きます。きーけーんー

右の栗煎餅は「栗味とか絶対美味しいやん!」と思って買ったら、栗味ではありませんでした。笑

味醂と蜂蜜によるコクのある甘味、卵の風味をしっかり感じます。そしてとにかく堅い!お年寄りが食べたら歯が砕けそうなほどバッキバキです。

こういう味と固さのお菓子もおばあちゃん家にあった気がする…ひねったかりんとうみたいなやつ…

早稲田大学の焼き印が入った煎餅もありました。これは恐らく石原松花堂限定かな。

石原松花堂 → 食べログ

※10:00~19:00、日曜定休

伊勢屋

軽食屋の甘味

町並みにすっと溶け込むだいだい色の看板。軒先にはお団子におはぎ、塩大福などが並びます。

手土産というより、自宅へのお土産に買って帰りたいような素朴な甘味を売っています。一個100円ちょいなので沢山買っても安心。

みたらし団子は焼いてもらうことも可能です。

店内は普通の軽食屋。数種類の麺と炒飯があるだけですが、店頭の甘味も一緒に頂けるのですっ。

野菜たっぷりタンメン。美味しいというか安心の味。笑

お客さんは勤め人の他、近所のお年寄りが多いイメージです。休みの日なんかには孫と連れ立って来ていたりして、ほっこり。

他のお客さんの会計時に高らかに読み上げられる伝票の内容を聞いていると、意外と客単価が高いことに驚きます。

メインを単品で頼む人はほとんどいなくて、みんなおにぎりやいなり、あるいは甘味を一緒に注文するんですね。しかも複数。

持ち帰りの人も「○○を二つと~、○○を四つと~…」ととめどなく甘味を指定していきます。

安いのでつい沢山買っちゃうんですよね、分かります。高校の近所にあったら通っていただろうお店。

伊勢屋 → 食べログ

※11:30~18:00(14時から16時まで休憩)、月曜定休。

いなほ製菓

ぜんざい最中

いかにも年季が入っている感満載の軒先のこちら。普段は店頭には誰もおらず、奥の店員さんを呼ぶと出てきてくれます。

取り扱う商品は「ぜんざい最中」のみ、という潔さ。

1個から買えて、本体は150円。箱に入れてもらうと別途箱代がかかります。

まん丸の最中は手の平にすっぽり収まるぐらいの程よい大きさです。

ぱっくり割ってみると…

ぎっしりのあんこ、そして中心に求肥が入っています。それで「ぜんざい」と名がつくわけですね。

こっくり甘めで濃いお茶に良く合う。求肥は滑らかで絶妙な口あたりです。

お椀に入れて少量のお湯を注げば、その名の通りぜんざいに。

ポイントはお湯を入れ過ぎないことと、よぉくかき混ぜることです。

寒~い日にはこれもオツ。

いなほ製菓 → 食べログ

※9:00~19:00、日曜定休。

おわりに

池袋と新宿に挟まれて、少々エアポケット的な存在でもある目白・高田馬場エリア。

この辺りにご用向きの際は、地域に愛されてきた和菓子をお土産に求めてみてはいかがでしょうか。

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おしまい