こんにちは、DEKAEです。
東京と横浜の間にある武蔵小杉は、何でもあって便利な街。だからこそ、食事をしようとなると困ってしまうことが多々あります。
そんな中で、コスパの点で最も満足できるのは老舗ホテル精養軒のレストランラウンジなのでは…?という結論にたどり着きつつあります。
ホテル精養軒/武蔵小杉
概要
急速に再開発が進んだ武蔵小杉は、ビジネスホテルこそ建設されどバンケットホールを備えたシティホテルは意外とないんですよね。
そんなわけで、この辺りでビジネスや趣味の大規模な会合を催せる大箱は精養軒くらいなのです。
しかしまぁ、よく言えば老舗、有り体にいうと再開発から取り残された場末のホテル感の漂う外観…
ぶっちゃけ近寄りがたかったのですが、食事が美味しいと聞いて潜入してみました。
あ、なんか「朝食会場」って感じでワクワクする
中はこんな感じ。
奥もあって広いです。かなりゆったりしたテーブルの配置ですが、それでも100席程度あるそう。
十数名の予約でもスムーズに対応してくれるので、ちょっとした会合のときなども頼りになる存在です。
ホテルらしくフロントにはソファがいくつもあるので、待ち合わせもしやすいです。
ランチ
ランチメニューは平日・休日問わず提供されていて、和食と洋食から選べます。
週替わりのランチは1,320円。とある日の週替わり洋食ランチ、三元豚ロース 牛蒡のソースをいただきます。
まずはサラダとスープがやってきます。サラダのドレッシングに手作り感がありますし、スープは具沢山で洋食屋のスープ的なコクがあります。
前菜だけでも予想以上にエンジョイしていたら、メインの三元豚がきました。
えっ!すごいホテルっぽいビジュアルでときめくんですが!
三元豚は表面がクリスピーに仕上げられてジューシー、しっかりホテルクオリティ。
牛蒡のソースと聞いていたけれど、まさかフライド牛蒡まで頂けるとは…これもパリッパリの揚げたてで美味。
フォークの先端が短く腹が広いタイプで、ソースを失いにくいしライスをすくいやすいしでメリットしか無いw
ジャガイモも表面を揚げてあったのでハッシュドポテトのようなものかと思いきや、中がニョッキのようで意外なテクスチャー。楽しいのぅ。
上記のメインにパンまたはライス、コーヒーまたは紅茶がつきます。
ランチではサービス料もかからず、1,320円ぽっきりでした。これは大満足。
味・サービス・ゆったり加減などを総合すると、下手したら高級路線のファミレスよりもお得かもしれません。
そちして、こちらは目にも楽しい三つ切りフレンチ(1,650円)。
コース仕立てのお料理が一時にやってくるという、松花堂弁当的な楽しみがあるセットです。
和食の三つ切りを選べば、より一層の松花堂感がありそう。
この日のメニューは中央が鶏肉のホワイトソース、右は白身魚のテリーヌかな?アメリケーヌソースらしきものがかかっています。
ていうか、テリーヌって要するにかまぼこですよね
ビジネスの関係でホテルでの立食パーティに出席する機会もありましたが、そのような場に出てくるオードブルを思い出す構成。笑
さらにインゲン豆やほうれん草といった日本的な食材が使われていることで、フレンチなぞ食べつけない方でもなじみやすくなっているのではないでしょうか(?)
三つ切りフレンチは料理がすべて一口大になっており、ナイフを使う必要がないのも特徴。お箸もいただけるので、ご年配の方ともご一緒しやすいです。
サラダとスープは週替わりランチと共通のもの。前に週替わりをいただいたときはライスでしたが、今回は主食をパンにしてみました。
食後の飲み物はアイスも可じゃよ。
他の洋食メニューとしてはステーキ・ビーフシチュー・特製カレーなど、ホテル洋食の王道を楽しめます。
和食は天ぷらやお造りのついた御膳ものが中心で、ボリュームに応じて選べるようなメニューです。
ランチタイムは11:30〜15:00、ディナータイムは17:00〜21:00(ラストオーダー1時間前)。
定休日がなく、ランチとディナーの時間こそ区切られていますが実際は通し営業のため、極めて使い勝手がいいのです。
もちろん午後はティータイムとしての利用も可能ですよ。
※禁煙です。
おわりに
客層は近隣のご年配の方が中心ですが、小さな子供連れの家族などもちらほら。
安定のクオリティのお料理を広々スペースで時間を気にせずいただけますので、落ち着いてお話したいときには特に重宝します。
ホテルでありながらこの価格、しかも武蔵小杉という立地でこのゆったり感…。
やはりランチに関しては、このコスパは見逃せません。
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おしまい