こんにちは、DEKAEです。
観光地として人気のオランダ王国ですが、美味しい食べ物と言われるとあまりイメージがわきませんよね。
実はオランダではパンケーキが名物のひとつ。それも私たちがよく知るパンケーキとは少し違う、「パンネクック」と呼ばれる伝統的な食べ物です。
専門店は数あれど、特に有名なのが首都アムステルダムの「Pancakes」。行列のできる人気店に潜入します。
Pannekoeken(パンネクック)とは
まずはオランダ風パンケーキ、その名もパンネクックについて少し。
通常パンケーキというとフワフワな食感を想像しますが、パンネクックはかなり薄焼き。
外側は「サク」と「カリ」を合わせたような軽い食感、内側は少しモチっとした食感が特徴です。
まぁるく焼き上げられた生地の上に具を乗せ、たたんだりくるくる丸めたりしていただきます。パンケーキというよりもガレットのイメージに近いかもしれませんね。
Pancakes Amsterdam
ご紹介するPancakesは読んで字のごとくアムステルダム発のパンケーキ専門店。
2007年に二人の女性が創業し、現在ではアムステルダム市内に4店舗展開。今後も新規店舗をオープンする予定です(2019年10月現在)。
今やアムステルダムで一番人気との呼び声も高く連日行列が絶えません。
特筆すべきはそのメニューの数で、何と30種類以上!
パンネクックは大きく3つに分かれており、①トラディショナルでシンプルなもの②ちょっと豪華なおかず系③デザート系のラインナップがあります。
グルテンフリー、乳糖フリー、ヴィーガンなど様々な要望に応えてくれるメニューも。いろいろと先進国なオランダらしいですね。
アメリカ風のフワフワ系パンケーキや、Poffertjes(ポッフェルチェ)という鈴カステラ的な焼き菓子も用意されています。
まぁとにかく悩んでください、ふふふ。決めかねたら店員さんに助けを求めるのも手。明るく優しくアドバイスしてくれますよ。
Pancakesのパンネクック
さて、今回潜入したのは2007年にオープンした本店のNegen Straatjes店。
おしゃれなセレクトショップなどが軒を連ねる「ナイン・ストラーチェス」というエリアにあります。買い物ついでに立ち寄るのに完璧な立地。
到着するとすでに待っている人がたくさん!ちゃんと列ができており、店員さんが人数を聞いて順番に案内してくれます。日本の飲食店と同じ感覚で待てるので安心。
今回は3人で訪れたので トラディショナル・おかず系・デザート系を1種類ずつ試すことができました。
テーブルは陶器のタイル製。風車が描かれています
左がトラディショナルなベーコン・チーズ。カリッと焼かれたベーコンにメープルシロップをたっぷりと垂らして…あ、よだれ出てきた
奥がスモークサーモンのおかずパンネクック。王道のクリームチーズにワカモレもトッピング、間違いないっ。薄めの生地に対して具がたっぷりなのでかなり贅沢気分。
右はアーモンドとバナナのパンネクックに甘~いチョコレートソースを添えて。私バナナ食べられないんですけど。おかず系ではベーコンにバナナという悪趣味なメニューもありました←
パンネクックは巨大なので、ひとりで2枚以上に挑むとかなり大変なことになるかと思います。
支払・予約についての注意点
こちらのお店、何と支払方法はクレジットカードのみとなっているので要注意です。先進国っぽい…
予約は6名以上からしか受け付けていませんが、回転が速いため予約なしでも そこまで待つということはないようです。
逆にカフェ感覚でゆっくりできる雰囲気ではありません。食べ終わったら早めに退散してあげましょう。
おわりに
お店は明るい雰囲気で、店員さんも忙しそうな中でとても親切!観光客はもちろん、地元の方もたくさんいらっしゃいました。
誰にでもおすすめできる名店だと思います。アムステルダム訪問の際はぜひ立ち寄ってみてください。
少し足を延ばして
おしまい