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おフランスの高級冷凍食品 ピカールのクロワッサン

ボンジュール、DEKAEです。

フランス発の高級冷凍食品ショップ「ピカール」のクロワッサンが美味しいと聞いてやってまいりました。

ピカールとは Picard

Picard(ピカール)は、フランスをはじめヨーロッパ各国に展開する冷凍食品のスーパーマーケット・チェーン。

Picardさんが創業者のようです。おフランス語特有の「読まないdは何なの?」というやつ

単なるスーパーではなく、冷食の専門店というところがポイントですね。

2016年、青山の骨董通りに日本一号店ができた際にはせせら笑いつつ見ていたのですが(←)その後も都内を中心に順調に拡大しています。

調べてみると、ピカールオリジナルのクロワッサンが「パン屋顔負けの美味である」との情報が聞こえてくるではありませんか。

さらに日本のスーパーであまり見かけないカット野菜などもあるようなので、ちょっくら試してみることにしました。

ピカールで仕入れたもの

店内の様子

私が行った店舗は大きめのコンビニぐらいの規模でした。冷食専門だけあって、お店には冷凍の棚がずらり!メンテナンスが大変そうね

カット野菜や前菜、スープ、シーフード料理、肉料理、デザート…などセクションごとに分かれており、一周するだけでフルコース揃うようになっています。

うん、これは楽しいよ…

以下、これまでに購入して実際に使用した商品の感想です(2020年5月現在)。

芽キャベツ

芽キャベツはスーパーでも見かけますが、なかなかのお値段なので手を出せずにいました。

しかしこれ、600グラムで398円と高コスパ!蒸し野菜や煮込み料理なら解凍せずに使えます。

小ぶりなので弁当のおかずにも大活躍。

フレンチフライ

見た瞬間テンション爆上がりのフレンチフライ(以下FP)。1キロですよ1キロ!1kgの芋が398円ッ!!

私は細っそいタイプが好きなのですが、太いのや有機栽培の芋、サツマイモフライまであります。

加熱はオーブンでもトースターでもOK。しかし15~20分と、けっこう時間がかかるんですよね…。FPなんて今すぐ食べたいことがほとんどなのに、そんなに待てないぃ

ぶっちゃチンするだけでいいんじゃないの?と思ってますが(←)カリッとさせたければ焼くしかありませんね。魚焼きグリルも試しましたが、加熱にムラができてちょっとイマイチでした…

とりあえずトースターで焼いてみました。

味はついていないので、お好みで塩などを振りましょー。

私が「その辺のFP」の中で最も美味しいと思っているバーガーキングのフレンチフライには及ばないものの、ホックホクで美味。まずこの細さが最高ですし。

何てったって、バーキンのSサイズが100円で74グラムなのに対し、ピカールのは250グラムですよ。ヤバくない?←

さらに大事なことがあります。

私フランス人なので、ステーキにはFPが付いていないと気が済まないのですが(いわゆるステックフリット)自宅で揚げ物はしたくない。

これまではFPなしで我慢していましたが、今後はいつでもステックフリットができるんです!

最高かよ

アボカド

「冷凍アボカドとか絶対不味いやんwww」と思いながら、半ば怖いもの見たさで買ってしまいました←

150グラムで580円。コスパはあまり良くないのですが、完璧な熟れ具合です。

スーパーなどですぐに使えるアボカドが手に入るかどうかって運の要素が大きいし(笑)一度に使い切らないとすぐ傷んでしまいます。

となると、食べたい時に食べたい量だけ使える冷凍は便利。

アボカドペーストも秒で作れちゃう♪そして普通に美味しいです。

どうやって加工するんでしょうか。熟れてないうちにカットして、食べごろになってから一気に凍らせるとか?謎。

マンゴー

同じく「冷凍マンゴーとか絶対不味いやんwww」で買ったやつ。これも適度に青さが残る絶妙な熟れ具合でした。

ゴロリとした大きさ。自然解凍はもちろん、チンしてから冷やしてもいいそうです。

私マンゴーが大好きなんですけど、丸ごと買って剥くのも何だかなぁ…という感じでして、こやつは救世主かもしれません。

ヨーグルトに混ぜたり、凍ったままアイスティーに投入したりしてます。

450グラムで980円はおおよそ相場通りかな?BIOマンゴーとありますが、本当にBIOならお手頃価格かもね←

クロワッサン

さて、いよいよ本命のクロワッサンのご登場です♪

8個入り680円。ただし、6日・16日・26日は100円引きになります。一個あたり72円と考えるとお買い得ですね。

早速朝食に頂こうと思って温め方を読むと…180℃に予熱したオーブンで20分?

あ、生…。この状態から自分で焼かにゃならんのかい。

これに関しては指示通りオーブンで焼き上げたほうが良さそうです。他の方法も試しましたがイマイチでした。

トースターは何分焼いても半生のままだし、魚焼きグリルに至っては焦げるを通り越して燃えたw

う~ん、こりゃ平日の朝食には時間なさすぎて無理だわ←

ただ、話題になるだけあって美味しいです。バターがしっかり香るけれどしつこくなくて、皮のサクッと加減も完璧に再現。焼くと膨らむので意外とボリュームもある。

クロワッサンって普通に買うとけっこう高いし、焼き上げが苦にならない方ならハマるのも頷けます。

私はアルミホイルを敷いて焼いていますが、生地がくっつくのでクッキングシートに乗せたほうが良さそう。上にかぶせる必要はありません。

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驚きのクロワッサンマーケティング

ピカールにはスタンプカードがありますが、クロワッサンを買ったらそれとは別のカードを渡されました。クロワッサンのシールが貼ってあります。

このシールを集めるとクロワッサンのマグネットがもらえるそうです。なぜクロワッサンだけそんな特別扱いを…

さらに!「クロワッサンをご購入頂いたお客様にはこちらもお渡ししております」と言われて頂いたのがコレ。

デリスタペーパーですよ皆さん。デリシャス+インスタグラムのことだそうです。

つまり、これにクロワッサンを乗せて映える写真を撮り、シェアせよということですね。

もちろんやりましたよ←

注意点

・持ち運び

ピカールは袋の無料配布を行っていないので、マイバッグを持参したほうがいいでしょう。初回訪問時はレジで50円の袋を購入しました。

普通のビニール袋で保冷機能はありません。一応この袋にドライアイス(無料)を入れてくれます。

途中袋の中に手を突っ込んでみてもひんやり感はなく、効果のほどは何とも言えず…

ピカールの液体系商品はスープがアイスキューブになっているので、一度溶けたら厳しそう。マンゴーみたいな固形物ならごまかせますが。笑

てなわけで二回目以降は100均の保冷バッグに保冷剤を詰めて出かけるようにしています。ピカール店内でもロゴ入り保冷バッグを売ってますよ。高いけど

・ドライアイス

こちらが入れてくれたドライアイスです。久しぶりに見ました、本物のドライアイス…。

袋の口がわりとがっぽり開いているので、取り出すときに気を付ける必要がありますね。特に小さなお子様がいる家庭とかは要注意かも。

・重い

それぞれの商品が500グラム~1キロほどありますので、爆買いすれば重くなります。当たり前ですが。

買い物中はテンション上がって気付かないものですが、帰路で「しまった…」とならないよう、一度に購入する量にはご注意くださいね。

通販もありますが、クール便だとどうしても送料が跳ね上がっちゃうんですよねぇ

・チンするだけでは食べられない

個人的にこれが一番ネックであった。

ヨーロッパの「冷凍食品」の考え方の大前提って、「こちらで美味しく調理しておきましたから、あなたは仕上げをするだけです♪」ということらしいのです。

イギリスのミートパイ専門店SWAN&LIONしかり。

SWAN&LIONのミートパイで幸せな巣ごもり【お取り寄せグルメ】

で、この仕上げっつーのがオーブンで焼くことであったり、鍋で煮ることであったりします。

チンするだけ、さらには放置しておくだけで美味しく頂ける日本の冷食に慣れきってしまうと、正直「え、面倒くさ」と思ってしまうことは否めない。

お腹を空かせた状態で「予熱したオーブンで20分」みたいな食品に手を出すかと言われると、少々ハードルが高い気もします。

まぁ慣れれば何てことないんでしょうけどね~。

おわりに

「おフランスからおいでになった高級冷凍食品」というイメージで臨んだところ、思わぬリーズナブルさに驚きました。

単身世帯には一袋あたりの量がデカいとはいえ、これなら普段使いできそう。冷凍だし。

ところで、ピカールの冷食って空輸しているのでしょうかねぇ。

コ○ナ騒動で空の便も大幅に減らされていた時期でも、品ぞろえは充分であるように見受けました。

冷凍の技術、そしてそれを凍ったまま空輸する技術ってすごいよなと改めて思います。

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おしまい