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ローテンブルクと間違えてローテンビュルクに到着した日本人の末路1【ドイツ】

グリュスゴット(こんにちは)、DEKAEです。
大学4年生の夏にしてようやくパスポートを取得した私が、初めての海外旅行先に選んだのはドイツでした。

 

ローテンブルグ行きの顛末

大学4年の夏休み、突如「卒業までに一回くらい海外旅行に行っとくか…」と思い立ちます。

社会人になった今でこそ海外旅行依存症みたいになってますが、実はそれまで行ったことがなかったんですね。

当時はまぁとにかく外国人と英語で喋るなどということは不可能だと思っていましたので、とりあえず知り合いがいる国で…

そうだ、ドイツにいたわ。

折しもその頃、幼馴染がドイツ南部のハイデルブルクという街に留学していたのです。

てなわけで、記念すべき初海外旅行先 決定。

別に本人からお招きいただいたことは一度もありませんでしたが、お母様から「遊びに行ってあげて~♡」と言われていたし、いいよね、みたいな。

しかし結局、ちょうど幼馴染が帰国直前の忙しい時期で、一日しか相手をしてもらえず実質ほとんど一人旅。

そこで、ドイツ南部の街からおすすめをいくつかピックアップしてもらい、その中の一つがRothenburg(ローテンブルク)という小ぢんまりした町だったわけです。

この町、スタジオジブリの『ハウルの動く城』の舞台イメージになったとも言われていて、日本人にも人気の旅行先ですよね。

で、なぜ今さらそのようなメジャーな場所をテーマにしたのかと申しますと、

恐ろしい出来事に遭遇し、結局ローテンブルクにはたどり着けなかったからなのです―――

 

いざ出発!初めての国際線

初の海外、しかも一人…そりゃ~もう緊張しましたよ。ミュンヘン国際空港に到着したら恐怖のあまり足が震える始末。

その時は「おお、これがエコノミー症候群」などと考えておりましたが。

そんな状態でも意外と何とかなるもので、ハイデルブルクで幼馴染と合流するまでものすんごく順調でした。

その日は丸一日ハイデルブルク観光に付き合ってもらい、ドイツの学生街を満喫して解散。

学食とか連れていってもらっちゃったり。

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学生運動の首謀者を幽閉する場所なんてのも大学構内にありました。

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さて、ドイツの鉄道駅には いわばアナログなNAVITIMEとでもいうべきサービスがあります。券売機のような形状のマシンに行き先を入力すると、乗り換え方や金額を印字できるというもの。

別れ際、幼馴染はハイデルブルクの次の目的地ビュルツブルクまでと、さらにその先のローテンブルクまでの乗り換え案内を印字してくれました。

もう何にも心配いらなくなったDEKAE青年、翌朝は意気揚々とビュルツブルクに出かけます。ここにはほんの3時間ほどの滞在でしたが、古風な趣と活気のバランスがすごく心地よくて、今でもたまに思い出す印象的な町です。

さて、いよいよローテンブルクへ。

印字された乗り換え案内を見ると、一度乗り換えがあるようです。ローテンブルクまでは小さなローカル線に乗り換える必要ありという『地球の歩き方』の事前情報とも一致。

完全に安心しきって電車に乗り込んだのでした。

 

人気のない乗換駅

電車は時刻通り、乗り換え案内に印字されたHof駅に到着しました。ここからローカル線に乗り換え、目的地に向かいます。

が、ここで異変を感じます。

有名な観光地であるローテンブルクへの中継地点であるわりには人気が少ない。

そして、この国では初めて、電光掲示板に表示された時刻に電車が来ないという出来事に遭遇したのです。

次の電車の到着時間まで待ってみるものの、やっぱり来ない――。

え、まさかのストライキ…?

などという考えが頭をよぎったとき、同じホームにいた女子3人組から話しかけられます。

そう、実はもう一組いたのです、日本人旅行者が。彼女たちも大学生で、ローテンブルクに行くための電車が来なくて立ち往生していたとのこと。

目的地までは電車で一時間ほどの距離でしたが、4人ならタクシーに乗ってもそこまで高額にならないのでは?と話がまとまりました。

そしてこのHofという駅の付近、驚くほど何もなかったんですが、駅から少し離れたところでタクシー運転手たちが談笑していました。

その中の一人、やたら陽気なオッサンがBMWのタクシーで連れて行ってくれることになりました。

この方、顔が赤かったし何となく かぐわしい香りを漂わせながら運転してくれたのですが…飲酒運転?

法律的に大丈夫だったのかはいまだに謎です。

で、この運転手 英語が全く通じない!ローテンブルクの地図を見せてもイマイチピンとこないご様子。

しかしまぁそのまま何となく出発してしまい、これにて一件落着とタカをくくっていたのです。

この時の我々にはまだ知る由もありませんでした。とんだ大間違いを犯していたということは――

 

つづく