ミンガラバー(こんにちは)、DEKAEです。
大学・専門学校が多く学生街のイメージが強い高田馬場。
その一方、日本で最もミャンマー人が多く住まうエリアとしても有名で、リトル・ヤンゴンという別名まであるのです。
そんな事情から、高田馬場にはミャンマー料理店や雑貨店も数多く存在。中でも、なんとランチビュッフェが売りというユニークなレストランに潜入します。
高田馬場/ルビー RUBY
概要
さて、やってきたのは2002年創業のルビーさんです。
高田馬場駅を出て目白方面に歩くこと7分ほど、神田川の近くというロケーション。ローストビーフで有名なレッドロック至近です。
ミャンマーは多民族国家。普通に高田馬場の街を歩いているだけでは気づきませんが、複数の民族がそれぞれのコミュニティを作っているそうです。
食文化に関しても同様で、高田馬場にある「ミャンマー料理店」のほとんども民族ごとに細分化されています。
そのうちのルビーは、ミャンマーの人口の半数以上を構成する「ビルマ族」の一家が営むお店。お父さんがシェフ、お母さんと息子さん(?)がお手伝いをしているようです。
テレビでは日本のお昼のワイドショーが流れつつ、それをかき消すかのような大音量でミャンマーのラジオらしきものがかかる店内。なかなかのカオス空間です。
ランチビュッフェ
それでは早速!ルビーのランチビュッフェ(税込1,100円)を頂きましょー!
お店に入ると、お好きなところへどうぞ~と促されました。店内には4~6人がけのテーブルが7卓ほど、ゆったりめに並んでいます。
キッチン付近に料理と食器類が並んでおり、あとはご自由にスタイルです。
謎めいたものが多くてテンション上がる!!!
ミャンマー料理はめったに食べる機会がないので、何が何やらさっぱり分かりません。
そして第一印象はオイリーかな?という感じでしたが…まったく重たくなく、結果的にぺろりと2周しちゃいました☆
この日のメイン(大皿右上)はチキンとジャガイモの似たの。ポトフのような、ちょっと洋風?な味に感じました。
チキンは柔らかく煮込まれているし、芋も粘り気のあるメークインタイプで美味!
そのお隣は、恐らくミャンマーの代表的な料理であるラペソー(発酵した茶葉)と思われます。
茶葉を食うとは!と驚きますが、食感は大葉に近いかも。若干筋っぽいものの、柔らかく煮てあるので美味しくいただけます。
漬物のような酸味、エビの旨味たっぷりの味わいはザ・エスニック。私ミャンマーは海なし国だと勝手に思ってましたが、漁業や養殖もさかんだったのですね…
さらに左は茹で卵のトマト煮込み。ありそうでなかった組み合わせ…これがミャンマー料理なのかは謎ですw
しかし、色合いが地味になりがちなメニューに彩りを添えるという点でいい仕事をしてくれますね。
右下は白菜と卵の炒めたの。日本的な優しい味わいです。
サラダのドレッシングは二種類ありましたが、魚醤ベースのものを使ってみました。ナンプラーよりも風味が強い!
米はジャスミンライスです。食べている途中で焼きそばも出てきたので、2周目に頂きました。炭水化物だ~いすき
これはそうめん?炭水化物だ~いすき
スープはトムヤム風でした!爽やかな酸味が絶妙ですが、コブミカンの葉が決め手でしょうか。ナスたっぷりなところも似ています。
ただし辛さはなく、辛いのが好きな方用に乾燥トウガラシも置いてあります。
野菜スープ。これは食べてびっくり、何だか少しネパール料理のようでもあります。
多分、レンズ豆が入っているのと、ほんのりカレー味のような気がしたからかも。
具沢山でとろみのあるタイプで、身体の芯からポカポカです。幸せ
デザートはタピオカミルクでした~(タピオカ見えんけど)。
私の好きなタイプの小さいタピオカ、しかもタロイモ入り♡あ、でもココナッツミルクではなく普通の牛乳っぽいです。
ビュッフェとはいえ、コーヒーもドリップしたもの。侮れません…
これで1,100円は楽しすぎる…絶対また行きます。
土曜日のみランチが休みです。
おわりに
いや~大満足。
全体的にタイ料理に似た印象ながら突然ネパール風のものもあり、全く飽きさせません。
ビュッフェスタイルで好きなものを選べますし、味付けも日本人の口に合うと思います。初めてミャンマー料理に挑戦したい、という方にもおすすめですよ~。
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おしまい