ニッチでごめんね

A pulp information about lesser-known world

中国の国家秘密!成都の川劇で変面ショーを見た【四川省】

大家好、我是DEKAE。

中国・成都に旅行した際、どうしても見たかったのが伝統芸能『川劇(せんげき)』。

その目玉となるのは一瞬でお面の柄を切り替える変臉(変面)です。門外不出・一子相伝とされる技術はまるで魔法!

そんな川劇の様子と、成都の散策スポット情報です。

※以下は2014年時点の情報です。

川劇

概要

川劇(せんげき)は中国四川省の伝統芸能。

中国八大地方劇の一つで300年以上の歴史を持つと言われます。とは言え中国の長い歴史を考えれば「現代的」と言えなくもないような。

実際のパフォーマンスも派手でエンタメ性にあふれており、伝統芸能!と堅苦しく考えずとも楽しめます。

劇場(蜀風雅韵)

成都には川劇の劇場がいくつもありますが、特にレベルが高いと言われるのが蜀風雅韵錦江劇場

その中で今回訪れたのは蜀風雅韵です。理由は半屋外の劇場だから!

文化公園という公園内に位置しており、夜風の中での鑑賞は気持ちよかったです。

もう一方の錦江劇場は屋内型。ショーの構成や内容はだいたい同じのようです。

f:id:niche_dekae:20190701232111j:plain

チケットは当日入口でも購入できました。英語通じます。

VIP席と一般席があり、私は一般席の中でも最も安い席で4,000円ほど!このようなショーの中ではかなり良心的なお値段ですよね。

迷子になって開演ギリギリに滑り込んだのですが、1時間前ぐらいに来ると演者さんの化粧なども見学できたそうです。

食事つきプランなどもあるようですよ。一般席でも席によっては中国茶とスナックが出されるとの情報もありますが、一番安い席では誰ももらえてませんでした。

お茶の入れ方も極めて特徴的。柄の長いじょうろみたいな急須を激しく回転させたりしながらお茶を注ぐという、一つのパフォーマンスです。

このような技術を披露する方を茶芸師と呼ぶようですね。

昔 北京で京劇(同じく八大地方劇の一つ)を観劇した際はVIP席を用意していただいたので、茶芸パフォーマンスもしてもらえました!

川劇

いよいよ開演。私は20時開演の回にし、1時間ちょっとの上演時間でした。

f:id:niche_dekae:20190701232134j:plain

最初に伝統楽器群による演奏が。

f:id:niche_dekae:20190701232158j:plain

続いて雑技の披露。

棒遣い人形劇に始まり、上の写真の演目ではお姉さんが大きな壺やこたつを足で回してます。「いつもより余計に回しております!」とか言いたい。

途中ポーンと蹴り上げたり…お腹に落ちてきたらかなり痛そう。

f:id:niche_dekae:20190701232258j:plain

手影戯(手で作る影絵)です。

この他「強気な奥さんと尻にしかれた旦那」を表すコミカルな小芝居も。

お仕置きとしてロウソクの灯った皿を頭に乗っけられた丸坊主の旦那が、顔をモゴモゴさせて皿を移動させる頂燈というパフォーマンスが大ウケ。

変臉(変面)

もろもろの演技が終わり いよいよクライマックスとなると、豪華絢爛な衣装と隈取(仮面)をまとった演者たちが次々壇上に現れます。

ここから始まるのは後蜀の時代を伝える三国志にまつわる劇。ま、内容はよく分からないんですけど←

そしてハイライトとなる変面。

変面師が手を顔に近づけたかと思うと、次の瞬間には銅鑼の音とともに仮面の色が変わっています!

これ、本当にどんなに目をこらしても仕掛けが分かりません。

ネット上で種明かしされているのかもしれませんが、よ、読んでなんかいません…

しかも一回限りではなく連続で仮面が変わっていくのですよ。一体何枚身に着けてるんだろう?

変面のつど銅鑼がジャンジャン打ち鳴らされてテンション上がります。

仮面だけでなく衣装の早着替えもあり、挙句には変面師が口から火を噴きますよ!いかにも一座の花形って感じです。

開場のボルテージが最高潮になったところで、変面師たちが客席に降りてきます。

そして目の前での変面披露。近くで見てもやっぱり さっぱり。

f:id:niche_dekae:20190701232333j:plain

ラストの大団円です。右から2番目の赤いお面をかぶった人が変面師の一人。

仮面の色で性格を表すらしく、赤は「正義漢」だそうです。

その他 成都の映えスポット

錦里古街

ここからはお昼の部。成都の散策におすすめのスポットのご紹介です。

まずは錦里(きんり)。秦の時代から商業地区として栄えていたエリアですが、観光地として再整備されています。

f:id:niche_dekae:20190701232511j:plain

まぁ浅草の仲見世のようなものでコテコテの観光地という感じ。人ごみもけっこう大変です…

錦里に隣接する武候祠博物館には諸葛孔明が祀られており、三国志好きには一種の聖地となっている模様。

錦里では食べ歩きが楽しいですよ。

f:id:niche_dekae:20190701232528j:plain

こちらは揚げ出し豆腐に唐辛子をかけたもの。想像通りの味w

f:id:niche_dekae:20190701232550j:plain

パイナップルおこわ。人によってはグエェって感じかもしれませんね。

私は非常に口に合いました。タイのカオニャオマムアン(ココナッツミルクであまじょっぱく炊いたもち米にマンゴーを乗っけたデザート)も好き。

寛窄巷子

個人的には錦里より楽しかった寛窄巷子(かんさくこうし)。清の時代に作られた町並みがモダンに再整備されています。

f:id:niche_dekae:20190701232608j:plain

全体的に感度が高い層(笑)向けの店が並ぶので、錦里に比べるとだいぶ落ち着いた雰囲気です。お値段も高め。

f:id:niche_dekae:20190701232627j:plain

無駄にオシャレなカフェで中国茶をいただいたりして過ごしました。

ちなみに寛窄巷子の星巴克(スターバックス)は超絶素敵なので、スタバ好きは必見です。

f:id:niche_dekae:20190701232703j:plain

▲優雅な雰囲気の中 唐突に耳かきサービスです。

f:id:niche_dekae:20190701232720j:plain

▲玩具店にて。他に置き場所は無かったのでしょうか

f:id:niche_dekae:20190701232735j:plain

▲公衆トイレもオシャレなのです。

なお移動にはタクシーしか使いませんでした。

成都のタクシーはマナーが良いと評判のようで安心して乗れます。メーター付きですし、皆さん親切&安全運転。

一人運転中ずっと電話越しにケンカ?している兄ちゃんがいて、中国語は理解できないものの聞いてるだけで面白かったです←

降りるときは不機嫌なままボソッと「謝謝」と言ってくれたw

おわりに

旅先として成都を選ぶ日本人はそこまで多くないかもしれませんね。

けれどここで感じたのは大都市ながら落ち着いた街並みと文化の香り・穏やかな人柄(・多くの美女)といった印象。

非常にリラックスして観劇や散策を楽しむことができました。

近くにはパンダ繁殖研究基地もありますし…

まぁ食べ物だけはどうしようもなく辛いので(笑)激辛料理が苦手でない方はぜひ訪れてみてください。

 

関連記事

www.niche-dekae.com

www.niche-dekae.com

 

 おしまい