こんにちは、DEKAEです。
我が故郷・下関市のご当地グルメとんちゃん鍋。
韓国料理がベースとなったこの料理は、鍋といってもちょっと不思議な食べ方をするのです。
本記事ではそんな下関のB級グルメをご紹介いたします。
とんちゃん鍋
やってきましたのは焼肉の名店『やすもり』さん。下関市内に複数店舗を構える老舗です。
個人的な感覚ではリーズナブルと高級の間に位置しているという印象。
では、噂のとんちゃん鍋を早速いただいてみましょう。
同店のとんちゃん鍋セットには「梅」と「竹」があります。「梅」はホルモンだけですが「竹」にはロースが加わるとのことで、今回は「竹」をチョイス。
下関出身の母によると「絶対にロースを入れたほうが美味しい」とのこと。肉・野菜は追加オーダーも可能ですよ。
シメはごはん・うどん・ちゃんぽん鍋から選べます。
さて、今回友人と2名で伺ったので「とりあえず とんちゃん鍋2人前と~…」と言うと、店員さん(研修中)がうろたえはじめました。
「えっ2人前ですか?1人前でも相当量がありますけど…」とのこと。
というわけで鍋は1人前にして、他にも韓国料理をあれこれ注文することにしました。
おかずをつまむうちに とんちゃん鍋セット到着!
特注と思われる独特な形の鍋にホルモンがしきつめられ、その上には野菜がどっさり。
実はこの料理、「鍋」と言いつつ無水調理をするのです!
具と濃厚な味噌だれが入っており、加熱するうちに野菜から出てくる水分で煮込んでいきます。炒め煮に近い感じですね。
ホルモンは牛モツ。プリプリと適度な歯ごたえのモツは全くクセがありません。やすもりのお肉のクオリティはお墨付きです。
セットのシメでチョイスしたちゃんぽん鍋も味噌だれに絡んで超絶美味っ。
…で、結果的に鍋1人前はペロリとたいらげてしまいました。うん そんな気はしてた
具を追加しても良かったのですが、成長期の我々は炭水化物ラブ。てなわけでシメのコーナーからもう一点、「サリ麺」というものを注文してみました。
こちらは鍋用の麺として韓国でポピュラーなものみたいですね。細くてちりちりの、出前一丁的なアレです。
この とんちゃん鍋は焼肉のシメでよく食べられるものなのですが、やすもりさんではお昼にも提供しています。
ランチは鍋一式にシメがついて850円(税込)という驚異的なコストパフォーマンス…!
ただしお盆や正月などの繁忙期にはランチメニューがないことがありますのでご注意くださいね。
やすもり本店があるのは下関駅から歩いてすぐの「グリーンモール」内。
一時期の韓流ブームを受けて「リトル釜山」などと銘打っていますが、規模はまぁ推して知るべし…みたいなw
しかし美味しい韓国家庭料理の店がいくつかあり、その中でも やすもりと並ぶ焼肉の老舗『ばか盛屋』でもとんちゃん鍋をいただくことができますよ。
おわりに
モツ鍋ともモツ煮とも少し違う不思議なとんちゃん鍋。こってり甘めの味噌味がやみつきになります。
下関にお越しの際は、ぜひお試しあれ。
こちらもご当地グルメ。
おしまい