ニッチでごめんね

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アイドルになりたかった私…区のスポーツセンターでハウスダンスのレッスンに励んだ日々

こんにちは、DEKAEです。

坂道グループ合同オーディションの合格者が決定したようですね。

見てくれも歌もイマイチながらアイドルになりたかった私は、せめてパフォーマンススキルだけでも上げようと涙ぐましい努力をしたことがありました。

 

アイドルになりたかったアラサー男の悲哀

高校生の頃Perfumeに衝撃を受け、大学生の頃K-POPにのめり込み、社会人になってハロー!プロジェクトに出会ってしまった私。

心の中には常に「いつかはアイドルに」との思いがありました。

しかしまぁ、顔に何の特徴もなければ胴長短足のザ・日本的マスコット体型。

なお致命的なことに、歌が下手なのです。

いや下手というか、一応長年音楽をやっているので、音程は取れるんですよ。ただ、いざ声に出すと狙った音程が出せないというか(それを下手という)。

常にボソボソ喋るタイプなので声量もありませんし。

ただ私、自分で言うのもおこがましいですが、昔からリズム感にだけは自信がありました。

ドラムを叩いているときだけはかっこいいと言われたこともあります。

そこで、ダンスならイケるのではないかと。

学校のスポーツテストの長座体前屈で30cmという数字を叩き出し、先生にやり直しを命じられ、何度やってもそれ以上いかない。

そんな記録的な身体の固さをもってしても、ダンスならイケるのではないかと。

歌の間は端っこにいても、間奏でどどんと前に出てきてバッキバキに踊るパフォーマンスメンになりたい。

そう思ったのです。

で、大学に入学と同時に上京してきて、ダンスを学ぶ機会はいくらでもあったのですが。

まず大学のダンスサークルというのは、とかく見た目が派手な人が集まっているもの。

金髪のにーちゃんねーちゃんがダボダボのスウェットで練習しているところを目の当たりにすると、

「私なんかが紛れ込んでもいじめられるのではないか…」

との思いが拭えず、ダンスサークルには一切触れることなく大学を卒業しました。

かといってスクールに通うほどの金銭的余裕もないという。もう、お先真っ暗です。

仕方なくyoutubeでヒップホップダンス講座を見て、ポップコーンステップを練習したりしていましたが、何だか心が晴れません。

しかし、社会人になったある日、一筋の光明が見えます。

 

新宿スポーツセンターのダンスレッスン

東京23区は、各区立派なスポーツセンターを有しています。

私か居を置く新宿区にももちろんあります、新宿スポーツセンター。高田馬場と新大久保の間、早稲田大学の理工キャンパスに隣接しています。

トレーニング室400円、温水プール200円と驚異のコスパ。中学生以下は小人料金です。

私は通常の運動は全くしないのですが、トレーニング室の利用料金+200円でスタジオレッスンを受けられます。

つまり、600円で1時間のダンスレッスンを受けられちゃうというわけ!

私はこれで、毎週月曜日20時からのハウスダンスレッスンに参加することにしました。

 

ハウスダンスって何ぞ

本当はヒップホップダンスをやりたかったんです。

というのも、Perfumeやハロプロを観察していると、ヒップホップを基本にしていると思ったから。完全にシロウト目線の印象ですけれど。

そして新宿スポーツセンターにもヒップホップダンスのレッスンはあったんですが、日程が合わず…とりあえずハウスに挑戦することにしたのです。

私、ハウスダンスってよく分からなくて事前にWikipediaで調べたんですけれど、さっぱり訳わかめ。

分かったのは、どうも素早い足さばきを求められるクラブダンスだということだけです。

いよいよレッスン初日です。

恐る恐る入ってみると、意外と年齢層が高い!

あとは若い女子が何人かいたりと、イメージしていたダンスの世界とは少し違う雰囲気で安心しました。

まずはストレッチから。レゲトン風の爆音に乗せてカラダを回したり伸ばしたりします。

この時点でなかなかたかぶります。

で、実際のレッスンは、先生が前で見せてくれる振り付けをひたすら真似していくんですけどね。

なんか、わりと容赦なくて。

「身体を少し左に傾けながら右足で床に円を描きます」

「反対も同じように」とか。

他にも「ツイスト」という、まさに素早い足さばきとともに身体をひねりながら横に移動していく技を伝授されてみたり。

先生が、思ったより「ダンスっぽい」振り付けを次々と繰り出してくるんですよね。

最後は「じゃ、曲に合わせてやってみましょう」と言って、これまでの振り付けを通しでやります。

初心者OKと言われて来ましたけど、脱落者続出ですよ。

オッサン方なんてもう よろめきながらヒィヒィ言うておられます。

結局私も4~5回通ったものの、その後一度も行っていません。

月曜に踊ると、一週間ずっと筋肉痛が続いて仕事が辛すぎたからです…

しかし驚くべきはヒィヒィ言っていたオッサン・オバハン方。

どうも彼らはトレーニング室料もフルに活用しているらしく、「ワークアウト→ダンスレッスン→ワークアウト」という流れをルーティンにしていたのです…!

ダンスだけでも立ち直れないほどの筋肉痛になるというのに、それ以上にジムで動くなど、私には狂気の沙汰としか思えません。

ちなみに、ハウスダンスについて改めて探してみると、こんな素晴らしいサイトがありました。それでもまだ難しいですけど…

mydance365.com

 

おわりに

30歳も近くなると、さすがに歌って踊れるアイドルとして今さらデビューするのはキツいということに思い至りました。

私、自分の人生に不可能なんてないと思っています。

しかしアイドルデビューとなると話は別で。

何かもう色々キツいのです。

ハロプロ曲のダンスを練習中、背中を後ろにそる振り付けで背中を痛めて、文字通り痛感しました。

でもね、気付いたことがあります。

歌と踊りでみんなを笑顔にしてくれる存在だけがアイドルではないということ。

何の取り柄もなくたって、そばにいる人が笑顔になってくれるなら、それがもうアイドルではないですか。

だから私も、周りにいる人のアイドルでいようって、そう思ったんです。

 

…と、人付き合いの苦手なアラサー男が申しております。

 

 

おしまい