ニッチでごめんね

A pulp information about lesser-known world

新丸子で南北インド料理!パンジャビダバとサザンミールスカフェ【川崎市中原区】

こんにちは、DEKAEです。

川崎市の新丸子が謎の南インド料理激戦区になっていることは本ブログでもご紹介したのですが、実は北インドの名店も隠れています。

静かな住宅街の中にポツンと佇む本格北インド料理店と、その姉妹店にあたる南インド料理店のご紹介です。

1. パンジャビダバ Punjabi Dhaba

概要

パンジャビダバは、2012年に新丸子駅からほど近い住宅街にオープンしたインド料理店。

インド北部からパキスタンにまたがるエリアに、パンジャーブと呼ばれる地方があります。

その名から想像できる通り、こちらで提供するのは北インド料理とパキスタン料理が中心。

南インド料理店が日本を席巻する中、北インド料理というのはなかなか珍しいですね。

駅の反対側の人気店、マドラスミールスがオープンしたのが2011年のこと。このエリアに現れた本格インド料理店としてはおそらく2軒目なのかな?

最寄り駅は東急の新丸子駅なのですが、いかんせん住宅街の中すぎて場所が非常に分かりづらいという…笑

武蔵小杉駅からもほとんど同じ距離で、むしろそちらからのほうがアクセスが容易かもしれません。

表には写真付きのメニューがあるので躊躇なく入れますよ~。

外から中の様子がよく見えませんが、ウッディ調にグリーンが配されてリラックスムードいっぱいです。南国リゾートのレストランに来た気分。

とある平日のランチタイムにお邪魔したところ、店内は大盛況!近隣にお勤めの方からご近所の方まで、常連さんで賑わっている印象でした。

マトンビリヤニ

北インド料理らしく、ラインナップはナンカレーやタンドーリ料理が中心。

その中で、あえて南インド料理っぽいマトンビリヤニのセット(税込1,100円)を注文してしまった私…

まずはサラダが。

そしてっ!こちらがメインのセットです。

選べるカレーがついてくるそうなので、豆カレーをお願いしました。

こっくりマイルドでおいしい。炭水化物がなくてもスープ的に楽しめるカレーでした。

ボリュームたっぷりのマトンビリヤニです。ミントがたっぷり散らしてあり、すごく本格的な味わいに。

パラパラのご飯を掘っていくと、骨付きのマトンがごろごろ登場します。

本場では米を炊きこむ際にローズウォーターを使うらしく、パンジャビダバでもそれにならっているんだそう。

直接バラっぽさを感じることはないものの、ビリヤニの複雑な風味を出すのに一役買っているそうですよ。

ライタ(ヨーグルトソース)には細かく刻んだ野菜や果物もたっぷりで、これ単品で食べても十分おいしい。

ただビリヤニがなかなかスパイシーなので、やはりライタで辛さを和らげながら食べるのが好きです。

自由にかけられるチャツネ?も提供されました。

混ぜていただくと、発酵調味料の酸味が心地よい!さらにハーブの香りがぶわぁっと鼻を抜けていき、非常に爽快です。

暑い国の料理って感じだな~

セットドリンクにマンゴーラッシーが選べてハッピー。

平日のランチ価格ですが、このセット内容で1,100円はお得感ありですね。

アラカルトメニューもオリジナリティあふれるので、ディナーも楽しめそう。

パンジャビダバ → 食べログ

ランチタイムは11:00〜15:30、ディナータイムは17:00〜23:30(ラストオーダーは各30分前)。定休日はありません。

店内禁煙ですが、お店の外に灰皿があります。

2. サザンミールスカフェ

概要

パンジャビダバはこの辺りでかなりの評判を呼び、満席で入れないこともしばしば。

すっかり人気店となり、2019年に姉妹店のサザンミールスカフェをオープンしました。

本当にすぐ隣です(笑)

名前の通り、こちらは南インド料理を中心とするお店。

ただ、パンジャビダバの満席時にはこちらに通されることもあり、北インド料理も注文できるみたいです。

この店は倉庫も兼ねているらしく、とても雑多な雰囲気。

物販コーナーの奥に座席があるスタイル…リゾートスタイルのパンジャビダバとは大違いw

しかし、個人的に一人で過ごすにはこういうお店のほうが落ち着くんですよねぇ。

さて、サザンミールスカフェには平日の夜に初訪問です。

客席もやはりちょっと雑多(笑)

ダーツやシーシャ(水タバコ)もありますねぇ…あまりナイトスポットが充実していない丸子・小杉エリアにあって、夜も楽しく過ごせそう。

ニハリ

店員さんが本日のおすすめを持ってきてくださいました。

「今日は数量限定メニューもまだあります」とのことで…

う~んミールス食べようと思って来たのに、そんなこと言われたら気になるじゃありませんか…

しかも都内でもなかなか出てこなそうなものが、まさか新丸子にあるとはっ

で、ニハリ(1,550円)にしちゃいました。

これはカレーというよりシチューなんだそうです。まぁ結局味も食感もカレーっぽいんですけど

骨付きの羊のすね肉をとろっとろに煮込んであり、一部はゼラチン状になっています。かなりこってりですが、歴史的には薬として食されていたこともあったとか。

インド料理ですがパキスタンの国民食というイメージが強く、日本ではインド料理店よりもパキスタン料理店で見ることが多いですね。

3種類のチャツネを持ってきてくれました。手前のはパンジャビダバで出てきたものと同じかな?

うち一種はトウガラシ(?)がそのままチャツネ状にされたものでした。これも辛いというよりは酸味が強め。

こってりした煮込みに爽やかな刺激がプラスされ、食欲も増進!

ニハリやパヤはパンジャビダバでも同じ値段で提供しているので、多分共通のものですね。

物販コーナーにはお茶やスパイスがたっくさん。

近所のカ○ディと比べても破格のお値段なので、そのうちお世話になりそうです。

ハラールの辛ラーメンなんてものまで売っている…ディープ。

パンジャビダバと比べて、こちらのほうが若干店員さんの日本語が怪しかったり、歌いながら会計してくれたり、全体的にローカル感強めです。笑

サザンミールスカフェ → 食べログ

ランチタイムは平日が12:00〜14:30。土日祝が11:30~15:00(ラストオーダーは各30分前)

ディナータイムは17:00〜23:00(ラストオーダーは22:00)。

※定休日なし。水タバコはありますが、通常のタバコが吸えるかは謎です。

おわりに

南インド料理のみならず、都内でもなかなかお目にかかれない本格北インド料理を味わえる新丸子。

一人でも複数でも、気軽に訪れられるのも魅力です。

関連記事

www.niche-dekae.com

 

おしまい