※最終更新:2019年10月19日
こんにちは、DEKAEです。
学生街でありながら都内でも随一の多国籍タウンとして有名な高田馬場。
そんな高田馬場と落合の間、神田川沿いにウイグル料理レストランがオープンしました。
今回はその『ウルムチ フードアンドティー』での週末ランチ体験のご紹介です。
ウイグルっ子との出会い
ある日お気に入りの水タバコ屋でチルしていると、ふいに隣に座っていた青年から声をかけられました。
この青年、都内在住のウイグル出身者。
ウイグルというのは中国西部の「新疆ウイグル自治区」のことです。この辺、なかなか微妙なエリアなのであまり込み入ったことには言及できませんけれども…
彼からも興味深いことを色々聞いたんですが、当局の目が恐いのでここでは触れないでおきます。
でまぁ、私がウイグルについて知る中で話題にできそうなことは やっぱり食べることだけ。
「新宿と初台の間にあるシルクロード・タリムさんに行ったことがありますよ」と伝えました。
すると青年は、東京のウイグル料理は高い。けれど高田馬場にちょっとだけ安いレストランがある…と。
そんなこんなでウルムチさんを教えてもらったわけです。
ウルムチ フードアンドティーへ
アルコールNGのレストラン
早速行ってきました。
各線高田馬場駅から落合方面に、早稲田通りをてくてく歩いて15分くらい。小滝橋交差点のすぐ手前です。
西武新宿線の下落合駅からも歩ける距離。神田川遊歩道のお散歩ついでに寄ってもいいですね。
土曜の昼、客は私一人でだらだらできました。店員さんたちは物腰柔らかです。
ここで、私と同じ下戸のエスニック好きさんに朗報です。
このレストラン、厳格なハラルに則っておりアルコールの提供がありません!ジュースだけ飲んで堂々としていられるなんて素晴らしい!
ノンアルビールとノンアルワインはあるみたいです。店名の通りお茶にも力を入れているようで、珍しいお茶が数種類用意されていました。
こちらはポットでの提供のようで なかなかお値段が張りますが、全種類挑戦してみたいところ。
アイラン
公式サイトにはランチメニューの掲載がありましたが、そちらは平日限定かな?土曜日にはありませんでしたので、単品で注文します。
まずはアイラン、塩味のヨーグルトドリンクです。
一口飲んでビックリ!むわっと酒のような風味がします。
以前にロシア料理屋で飲んだアイランは、ヨーグルトを炭酸水で割って塩と砂糖を入れたという感じでしたが、それとは全然違う。
ラグメン
まずはウイグルの代名詞たるラグメンです。こちらは特製ラグメン(1,250円)。
ラグメンというのは中央アジア辺りでよく食べられる手延べ麺のことで、イメージはほうとう的な固さのうどん、といったところでしょうか…?
ウルムチの特製ラグメンは具が別添えになってますね。こちらはトマトベースのスープにパプリカや羊肉が入ったもの。キクラゲもモリモリ入ってます。
これを麺にかけて、よく混ぜていただきます。トマトの酸味がほんのり効いていて美味し~。ガチガチの麺にスープを絡めることで少し柔らかくなります。
シルクロードタリムのラグメンはニンニクがよく効いてますが、ウルムチさんのスープにはショウガがたっぷり。
ポロ
こちらはウイグル風ピラフのポロ。エスニック感は薄いですが ちょうどいい味付け♪
中央アジアのポロがトルコ経由でヨーロッパに入り、それがピラフとして日本に伝わったと言われているのですよ。
この他、羊串も一本から注文できるのです!日本で羊串は貴重ですし、200円/本は嬉しいですね~
鉄の串にぶっ刺さっており、食べるのに少々てこずりました。
ウイグルとトルコは親和性が高いのか、ケバブなんかもあります。ちなみに店員さんもトルコ風でした。
おわりに
※2019年12月11日追記:定休日が変わってました。
ウルムチさんは日曜が定休、営業時間は日によって多少変わります。
ウルムチさんの営業時間は昼11:30~15:00、夜17:00~22:00。
火曜日が定休で、金曜日のランチタイムも休みです。
詳細は下記グルメサイトでご確認くださいね。コースメニューはこれらのサイトから予約した方がおトクになります。
また禁煙らしいので愛煙家の方はご注意ください。
そんな東京シルクロード事情のお話でした。ウイグルの兄ちゃん、ありがとう♪
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おしまい