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肉地獄モンゴル…The Bullのラムしゃぶで野菜を摂取【ウランバートル】

サェンバェノー(こんにちは)、DEKAEです。

以前モンゴル・ウランバートルに2日間だけ滞在したことがあります。

短い期間でモンゴル料理を楽しまねば!と意気込んでいたものの、初日の夜には若干げんなりモードに。

何といってもウランバートル、どこに行っても同じような肉しか出てこないのです…

てなわけで野菜を摂取できるレストランを探した結果、大満足のしゃぶしゃぶレストランを発見しましたよ!

肉攻めのモンゴル

モンゴルといえば内陸の国。私たちがイメージするのは草原や砂漠を馬で駆け回る遊牧民―。

遊牧民の数こそ減ってはいるものの、その印象はあながち外れではありません。

年間を通して乾燥しており、お世辞にも植物が育ちやすいとは言えない環境にあるモンゴル。

それは国民のおよそ半分の人口を有する首都・ウランバートルとて同じこと。

肉や乳製品がいくらでも手に入るこの国において、野菜は手に入りにくい貴重品なのです。

シベリア鉄道で早朝にウランバートルに到着した我々。

宿に荷物を置いて、まずは宿のオーナーおすすめのモンゴル料理レストランにて朝食をいただきました。

Mongol Zoog(モンゴル・ザーグ)というお店です。

私はスープ餃子、同行者は肉の炒め物を注文。「わっ茶色い!」と思わず声が出てしまいました←

餃子の具ももちろん挽肉ですし、朝からガツンと肉食ったぜという感じ。ちなみに肉はほぼ羊肉です。

その後しばらく市内を散策しているとお昼時に。

同行者がビールを飲みたいと言い始めたので、英国風パブに入ってみることにしました。

そのパブ飯がこちら。

わっ茶色い…

まぁシーザーサラダはちゃんとサラダでしたけどw

この巨大な肉料理プレート、餃子と肉の炒めたものは朝食とほぼ同じ。

さらに挽肉のパイ包みのようなものまで仲間入りしています。

正直申し上げて味にバリエーションがあるわけでもないのですが、パブということもありそれなりのお値段でした。

…この後のモンゴル飯事情への不安が脳裏をよぎる我々。

夜はもうちょっと美味しく野菜を食べれる場所が無いかな…と調べ始めます。

すると、ウランバートルでもひときわ人気のしゃぶしゃぶレストランがあるというではありませんか!

The Bull(ザ・ブル)

そのしゃぶしゃぶレストランの名はThe Bull(ザ・ブル)。

ウランバートル市内に何店舗かありますが、宿から近かったThe Bull 2に行きました。

かなりモダンな内装で、日本国内の小洒落た店にいるのとあまり変わらない気分です。

驚くことにテーブルに人数分のIHヒーターが付いていて、各々自分の鍋でしゃぶしゃぶできるのですよ。

スープは薬膳鍋風で、ポン酢やごまだれのようなものも付いてきます。我々には非常になじみ深いスタイルです。

一方でモンゴルらしさを感じさせるのは、メインの肉がラムである点!

馬肉や牛肉もあるそうなので好みに応じて色々楽しめそうですね。

メニューや注文は英語で全く問題ありません。

個室もあるようで、現地の人も会食やお祝いの席で使っているようでした。

というわけで、観光客や富裕層・ビジネスマンを相手にする超高級レストランかと思いきや…

意外や意外、これがかなりリーズナブルなのです!飲み物もあくまでモンゴル価格。

まぁお味の方は良くも悪くも日本のしゃぶしゃぶチェーンっぽいというか…肉は薄切りを冷凍したやつなのですが(笑)

野菜不足にあえぐ中、お安く美味しい野菜がたっぷり摂れて大満足でした。

私いつも肝心なところで写真を撮らないという謎の傾向があり、案の定この店の写真も一枚も残っていません…

Trip AdvisorやGoogleにたくさん写真付レビューが載っているので、ぜひそちらも見てみてください。笑

(参考)ウランバートルのホステル

今回のウランバートルでお世話になった宿はこちら。

ダニスタ ノマズ ツアー ホステル

「え、本当にこのお値段でいいんですか」と聞きたくなるほど驚異的なコスパを誇る宿でオススメです。

何と言ってもオーナーの兄ちゃんがとにかく親切っっっ。

アメリカ留学経験があり自身も旅行好きだそうで、英語はペラペラですし あらゆる融通を利かせてくれます。

朝早く到着したのに部屋に入れてくれたり、チェックアウト後も飛行機の時間までずっと共有スペースに居座らせてくれたり←

感謝してもしきれません。

しかも専用洗面所付きの個室!温かいお湯がたっぷり出ます。

宿全体が清潔でWi-Fiも速く、ハード面も問題なし!荷物を持って階段上り下りするのがちょっと辛いくらい。

The Bull 2までは歩いて10分くらいです。笑

我々は時間がなくて利用できなかったのですが、ゲル体験や乗馬ツアーなどもさくさくっと組んでくれるそうですよ。

宿を決めかねている方はぜひご検討ください。

おわりに

以上、 肉食に疲れたときに頼れる美味しいラムしゃぶレストランのご案内でした。

ちなみに2日目は韓国料理に逃げました。笑

キンパ(海苔巻き)やキムチ、カクテキが普通に出てくる安心感…

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おしまい