こんにちは、DEKAEです。
2023年5月、ベールに覆われた国ツバルに行ってきました。
とにかくツバルに関しては情報が少なすぎて、実質フィジーからしかアクセスできない、ぐらいしか分からない状態で…
いざフィジーに到着してからも、果たして無事にツバルまでたどり着けるか不安なまま。
結果的に何の問題もなく移動・入国できたのですが、何かの参考になればと、フライト前後のあれこれについて記しておきたいと思います。
ナンディからフナフティへ
チケット購入
ナンディはフィジー第三の都市。
しかし、首都スバではなくナンディ国際空港がフィジーの玄関口になっており、成田空港からの直行便もナンディに到着します。
一方、ツバルのフナフティ国際空港行きの便が出ているのは、首都スバに近いナウソリ国際空港。
よってツバルに行くためには一度ナウソリに移動する必要があるのです。
今回、往路で購入したチケットは下記のスケジュール(いずれもフィジー航空)。
・7:30 ナンディ発ー8:00 ナウソリ(スバ)着
・9:00 ナウソリ(スバ)発ー11:35 フナフティ(ツバル)着
とりあえずナウソリ~フナフティ間のチケットだけ取って、ナンディ~ナウソリ間は後日購入しました。
当初スバも観光しようと思っていたため。後にスバは治安が悪いと知ってビビり、結局ナンディからツバルまで直で行くことに。
このときは、まぁ同じ航空会社なら別切りで買っても通しで発券してくれるだろう、と考えていたのですが…
チェックイン
出発前夜、フィジー航空のアプリで国内線(ナンディ~ナウソリ間)の事前チェックインが完了。
そしてフナフティへの国際線もチェックインを試みるも、ツバルのビザ情報を入力しないと先に進めないようになっている…?
日本人は現在ツバル入国にあたりビザを求められていないため、本来は入力不要な項目のはず。
しかしアプリ内では入力必須になっているため、空港カウンターでのチェックインが必要そうです。
幸い、朝早い便だったため空港から徒歩5分のホテルに宿泊していました。これなら空港でのチェックインも余裕♪と思っていたのですが…
フロントで「2時間半前にはチェックインが必要」と言われ、午前5時にナンディ空港の国内線ターミナルに向かいました。しんどい
国内線ターミナルの小ささに驚く。最初どこにあるか全然分からず、国際線ターミナルで警備の兄ちゃんに場所を聞いたらわざわざ連れていってくれた
行ってはみたものの、ホテルの情報は国際線の話だったようです。国内線のチェックインは1時間半前からでした。
そして、そこで発行してくれた搭乗券はナウソリ(スバ)までのものだけ。
「フナフティまで通しの搭乗券を発行してほしいんですが…」と言うと、「ここではできません。ナウソリでお渡しします」的な回答でした。
しかしですよ、ナウソリに到着するのが8時で、その時点でフナフティ行きの出発の1時間前。
国際線のチェックインってそんなギリギリまで待ってもらえるのだろうか…。
空港スタッフに質問攻め
なんだか不安になって、国際線ターミナルのサービスデスクに出向きました。
そこで「フナフティ行きのチェックインってここではできませんか?」と聞くと、あっさり「フナフティは国内線カウンターでどうぞ」と言われます。
そこで国内線のサービスデスクに改めて確認。すると「8時にスバに着くのね?1時間あるから大丈夫よ」と言い切られました。
そこまで言われれば信じるしかないし、実際それでまったく問題ありませんでした。
結局ツバルは国内線扱いってことなのかな~。いずれにせよ空港のスタッフがちゃんとした人ばかりで助かりました。
ま、これはあくまで私の体験なので、そのときの状況に従って行動してくださいね。
ちなみに私は別切りで購入しましたが、通しで検索してもナンディ発は7:30のものが出てきました。
クルーもナンディ~ナウソリ間とナウソリ~フナフティ間で同じだったため、実質ひとつの経路なのかも。
※Skyscannerなどの検索サイトだとなぜかフナフティ行きの航空券が出てこないため、フィジー航空の公式サイトをご利用ください。
スバ(ナウソリ)にて
ナンディからは30分のフライトでスバ(ナウソリ)に到着。
拍子抜けするほどあっさりとフナフティ行きのチェックインができました。この時、帰りの航空券情報を求められます。
私は預け入れ荷物なしでしたが、ある場合は一度ピックアップしてからカウンターに行き、チェックインすればOKのようです。
ていうかフナフティ行きのグランドスタッフ・イミグレともに超テンション高くて草。
満面の笑みで「Tuvalu?」と聞かれ、皆さんしきりに「コンニチハ!」と挨拶してくれます。
手荷物検査後に持ち物を忘れていきそうになると「私にくれるの?」と冗談で聞かれたり。気を付けて?
イミグレを越えると小さな免税店もありました。
フィジー・ツバル間のフライト
フィジーからツバルまでは2時間半ほどのフライトですが、軽食が出ます。選択肢はチキン or ベジ。
チキンにすると、ほぐしたチキンとコールスローのようなものが巻かれたトルティーヤが出てきました。
こちらは帰りの機内食。フォカッチャ風のパンに変わってますが、具材は同じと思われます。
行きに配布された税関申告書類。これを見ていよいよツバルに行けるという実感がわき、ものすごく胸が高鳴りました。
復路の書類はペラペラの紙で微妙でしたが←
復路の話でいうと、フナフティの空港運営は衝撃的な緩さですので、機体が到着してからチェックインすれば間に合うレベルです。
手ぶらでチェックインしに行き、係のおじさんに「荷物は?」と聞かれても「持ち込み荷物だけです」と言えば終了。
搭乗時の手荷物検査担当もそのおじさんだったため、非常にスムーズw
なお、ツバルから航空券で出国する際に30豪ドルの出国税が課されますが、これは航空券代に含まれているという話でした。
週に2回の航空機発着はツバルの人々にとって一大イベント。
子どもたち(に紛れて大人も)空港横の多目的ホール(?)に集まって見物しています。
他の国だと、けっこう田舎の空港でもここまで近くで出迎え・見送りはできないですよね~。大らかというかなんというか…
搭乗者側からしても、レッドカーペットでも歩いているかのような気分にさせられますw
おわりに
私フィジーという国を完全に侮っており、南国だし絶対に適当な人たちだろうな…などと疑って行動していました。
実際は、空港スタッフもフィジー航空のクルーもかなり信頼のおける仕事人たち!
親切にあれこれ案内して頂き、トラブルとは無縁でツバルに入国できたことに感謝です。
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おしまい