ある日、ザ・ペニンシュラ東京で茶をしばいたときのこと。
ロビーラウンジに向かう途中、ホテル内に芋スイーツの専門店がポツンと入居していることに気付きました。
トウキョウの5つ星ホテルに入るなんてきっと美味しいんだろうな〜と思いながらも素通りしたのですが…
気になって後ほど調べたところ、とんでもなく評判の良いお取り寄せスイーツだったことが判明したのです。
丸の内/&OIMO TOKYO
概要
こんにちは、DEKAEです。
ペニンシュラで見つけた芋スイーツ専門店、その名も&OIMO TOKYO。
グルメなファッション誌編集者と人気パティスリーのプロデューサーという異色のタッグで設立された、株式会社芋匠の手がけるブランドです。
フレンチ・和食などの有名店で活躍してきたパティシエを迎え、サツマイモの新たな可能性を追求すべく商品開発に着手。
行きついたのが、スペシャリテにして唯一の商品である蜜芋バスクチーズケーキでした。
種子島の安納芋は60日間熟成させて甘みを引き出し、窯でじっくり焼き上げていくわけですが、それに使う炭まで2週間かけて焼くというこだわりよう!
そうやってできあがった極上の焼き芋を日本人の大好きなバスクチーズケーキに合わせるという、歓喜の悲鳴が上がるデザートに仕上がりました。
通販でしか購入できない幻の商品だったにもかかわらず、瞬く間にお取り寄せスイーツマニアを虜にし、Amazonでも高い評価を得て爆売れ!
そんな同ブランドが初の実店舗として2021年3月31日にオープンしたのが、ペニンシュラの店舗だったわけです。
蜜芋バスクチーズケーキ
そこまで言われちゃあ気になるのが人情というもの。
しかしオンラインショップで販売されているのは20cm弱のワンサイズで、配送料抜きでも最安で3,456円というゴージャス商品です。
なんとなく自分一人用に買うのもなぁと考え、帰省のタイミングで実家に発送することにしました。
特にギフトラッピングなどお願いしていなくても、こんな立派な桐箱に入ってきました。
凍ったままクール便で届きます。冷凍状態なら3ヶ月も置いておけて、解凍後の消費期限は3日間とのこと。
1〜2時間解凍するとアイスケーキとして楽しめ、8時間ほどの解凍でしっとりチーズケーキになるそう。
私は圧倒的にしっとりケーキ派なので一晩解凍しました。
寄りで撮ってみました。
公式サイトによると、箱のサイズが幅17.7×縦6×奥行き9.6(cm) とのこと。ケーキ本体はその中にすっぽり入っているイメージです。
コンパクトな見た目のわりに、持ち上げるとずっしり。
なんとなく5等分くらいが適正サイズのような気がしますが、ちょっと難しいので6つに分けました。
完全に解凍しても中身は半生なので、ナイフをお湯で温めておくとくっつかず切りやすくなります。
6等分にした一切れです。映え写真を撮るために品のあるお皿とフォークを引っ張り出してきました。
実に美しい断面!ほんのり焦げた表面、バスチー、スイートポテトのグラデーションが楽しいね。
じっくり焼くうちに熟成サツマイモの甘みが外に溶け出し、カラメリゼされたような状態になっています。
まずは一口、バスチーと芋を同時にいただくと…
スイートポテトがものすごく濃厚!究極まで引き出されたサツマイモ本来の甘みが、ねっとりとした食感とともに口いっぱいに広がります。
正直、チーズケーキの風味は完全に芋味にかき消されてしまいました。
その後チーズケーキだけ食べてみると、こちらもしっとり濃厚なバスチー。これを上回るサツマイモの風味、只者ではない…
個人的には、やはりチーズケーキとスイートポテトそれぞれ別で食べるのが好みでした。
こちらの絶品「蜜芋バスクチーズケーキ」、Amazonから購入できます。
口コミを見ても高い評価が並んでいますね。舌の肥えた方でも驚くおいしさ、というようなコメントがたくさん見られるのが印象的。
と言いつつ、公式サイトのオンラインショップのほうが若干安いほか、ラッピングやギフト付きのオプションを選択可能です。
ポイント等こだわりがない場合はこちらの利用もご一考を。
ザ・ペニンシュラ東京の地下1階にある店舗の営業時間は10:00~19:00。この時間ならお仕事帰りにも立ち寄れそうでありがたいです。
ただ、店頭でも冷凍での販売のためすぐに冷凍庫に入れられるタイミングでないと厳しいかも。
中目黒にもカフェ併設の店舗があります。
おわりに
かなり高級なうえ冷凍での販売のみということで、自分のために買うにはなかなかハードル高め。
だからこそ、手土産や贈り物にすると喜ばれること間違いなしの絶品スイーツです。
お世話になったあの方に、おひとつ送ってみてはいかがでしょー。
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おしまい