2022年5月、「アート×喫茶」をコンセプトに突如中目黒に誕生したネオ純喫茶。
アートがテーマの喫茶店なんてちょっと入りづらい感じ?などと思っていたのですが…
実際はとても気楽で、しかも非常に使い勝手の良い喫茶店でした。
中目黒/アート喫茶フライ
概要
こんにちは、DEKAEです。
ある日、中目黒のドンキ向かいに気になる看板が出ているのを発見しました。その名もアート喫茶フライです。
近づいてみると、美しい食品サンプルに目を奪われました。
ナポリタン・プリン・クリームソーダという純喫茶の三種の神器が輝いています。
その他の食事メニューも王道で、現代日本では貴重な古き良き喫茶店であることがうかがえますね。
いわゆる純喫茶の食品サンプルとして、こんなに新しいものは珍しいのではないでしょうか。
オープン直後しか見られないという点で貴重なものかもしれません。
そしてこちら、コテコテの純喫茶でありながら深夜0時まで営業というありがたい存在なのです!
ファミレス並みの使い勝手で純喫茶メニューを楽しめるなんて…トゥンク。
メニュー
早速ある日の夕飯にお邪魔してみました。
メロンクリームソーダ(715円)。食事と一緒に頼むと多少割引があるようです。
クリームソーダというのはそれ単体でも十分映えるんですが、やはり食事と一緒にいただく背徳感こそ喫茶店の醍醐味だと思うの…
コールスローサラダ(550円)。
これはまぁコールスローというより、普通にキャベツの千切りとコーンにドレッシングがかかった感じです。
塩ナポリタン(1,000円)。
喫茶店に欠かせないナポリタンも当然ありますが、その下にあったこちらのメニューが気になり注文してみました。
まかない飯から生まれたメニューだそうで、ニンニクとバジリコがベースの「赤くない」ナポリタンです。
具材が通常ナポと同じ、ということみたいですね。
これがなかなかどうして美味いのですよ。ペペロンチーノとも少し違うジャンキー感があり、クセになる味です。
別の日には純粋にカフェとして利用してみました。
ブレンドコーヒー(ホット・アイスともに590円)。
苦味の強い喫茶店ブレンドです。昨今の酸味ブームに飽き飽きした方には朗報ですね。
毎日手作りしている固めのプリン(660円)。
う〜んビジュ優勝っ。そしてやはり固いプリンは正義なのである。カラメルがしっかり苦いのもグッドです。
ソファ席はなく、客席の間も余裕たっぷりとはいきませんが、十分に落ち着く空間。
なお、ランチタイムに食事を頼むとフリードリンクのコーヒー・紅茶が付くそうです。
多様な使い勝手
アート×喫茶をコンセプトにしているだけあり、もう一つの見どころは月替わりのアート展示。
新進気鋭のアーティストの作品が並べられ、販売もしています。ギャラリーの役割も果たしているわけですね。
ただし、作品鑑賞するにはフライでのワンオーダーが必要です。
さらに!
入口すぐのバーカウンターにはモニターが設置され、スポーツの試合がある日はここで放映されています。
スポーツバーとしても使えるという優れもの。
下戸だしスポーツにも興味がないという私のような人種でも、テーブル席ならそちらの喧騒を気にせずくつろげるという最高すぎる作りです(笑)
普通~に地元の人がくつろいでいて、見るからにアート関係の人がいて、スポーツ観戦に訪れた人もいる。
異なる目的をもつ人々が集い、互いを気にするでもなく思い思いの時間を過ごす空間がとても中目黒的で素敵です。
アート喫茶フライ → 食べログ
11:00〜24:00の通し営業。ラストオーダーは23時(テイクアウトは22時)です。
※奥の座席は電子タバコ可になっています。
おわりに
休日はどのカフェも大混雑な中目黒。駅から少々距離がありますが、穴場感がありゆったり過ごせるフライは知っておいて損はないでしょう。
何よりランチ・お茶・夕飯に夜カフェまで、あらゆるニーズに応えてくれる使い勝手の良さは何にも替えがたい魅力です。
関連記事
おしまい