こんにちは、DEKAEです。
オランダに、ディ○ニーラ○ドに勝るとも劣らずと言われる人気テーマパークがあるのをご存じでしょうか。
エフテリングとは
エフテリング(オランダ語、De Efteling)とは、オランダ南端部の北ブラバント州中央部に開設されている、ファンタジーの世界をテーマとした遊園地である
※Wikipediaより引用
という説明の通り、おとぎの世界のテーマパークといったイメージでしょうか。
1992年に世界遊園地大賞を受賞、また2017年の入場者数はヨーロッパで3番目だったとのこと。この絶妙さ加減、非常にそそられます。
友人二人とオランダ・ベルギーを旅行した際、短い時間ですがこちらのエフテリング(以下エフテ)で遊んできました。
同行者たちは当初全く乗り気ではなかったのですが、旅程決め会議での必死のプレゼンが功を奏し、見事半日間のエフテ滞在をもぎ取ったのです。
潜入!エフテリング
エフテ行きのバスを降りると、あたりは浮かれたカップルやファミリーであふれかえっています。私も小さなおともだちと共に駆け出し、同行者をドン引きさせました。
早速入口でチケットを購入しましょう。通常料金は大人1名38€。
ここで一組の家族に声をかけられました。
何でも彼らは複数枚つづりの割引チケットを事前に購入しており、ちょうど3枚余っているので、よければ買ってくれないかと言う話。
何と1枚25€というではありませんか!もはや、エフテが我々を呼んでいるとしか思えない…一瞬詐欺かと思って不審な顔してごめんなさいね
入園して案内板を見ると、思わず「広っ!」と声が出てしまいます。その面積何と72ha(720,000㎡)。
ホテルやキャンプ場も含めたエフテリングリゾート全体では276haにも及びます。
※参考までに、東京ディ○ニーラ○ドのパーク面積が51haです。数字はいずれも2018年8月時点。
おとぎの森でプリンセスごっこ
さてさて、このテーマパークのイチオシスポット・おとぎの森にやってまいりましたよ。
自然を取り入れた本物の森のような設計で、グリム童話的な世界が広がっております!
白雪姫とかの家にお邪魔し、姫さながらに写真を撮ったりもできます。まぁ基本的な世界観はディ○ニーとあんまり変わらないような気もしますけど…
そんなことより素敵なのは、樹が語りかけてきたり、人形の首が伸びたりする点です。
エフテリング全体を見ますと、他にも宝箱型のATMなど微妙にくすぐってくるギミックが多く、飽きることがありません。
▲こちらはゴミを捨てるとお礼を言ってくれるゴミ箱。
もちろんショーもありますよ。私たちは噴水ショーだけしか見てませんけど…。
これは音楽に合わせて水が噴き出すだけでキャラは現れませんが、思いのほか水量が多く迫力がありました。
ちなみに、遊園地に行ったのに なぜか最も長く滞在してしまったのがジオラマコーナー。
こちら常設か期間限定か分からないのですが、恐ろしく細部まで作り込まれており 見入ってしまいました。
お土産には主要キャラの一人であると思われるJOKIEのキーホルダーを。
オランダの方に会う機会があれば こちらを見せつけたいと思います。
インフォメーション
チケット
通常料金は基本的に大人38€ですが、Webサイトを見ると色々な割引オファーが出ています。
我々は前述のような幸運に恵まれ、格安で入場できてしまいました。
アクセス
我々はオランダの滞在拠点をユトレヒトにしており、エフテまでは電車+バスで40分程でした。
首都アムステルダムからでも、最速75分ほどで到着します。
アムステルダムから行く場合、Intercityという電車に乗ります。これでユトレヒトを経由し、s-Hertogenbosch(別名Den Bosch)という駅まで行きます。
そこからバスに乗り換えることになりますが、ここで注意。
まっすぐエフテまで行くバスは800番。これに乗れば20分程で到着しますが、他のバスだとぐるっと回り道するため、たどり着くまで小一時間かかります。
我々は行きにぐるっと回り道する方に乗ってしまい、何だか素敵な別荘地のようなところを延々と走りました。
どの家もカラフルな枠に囲われた出窓が花であふれていて、それはそれで素敵なドライブだったんですけどね。
おわりに
オランダでどこが良かった?と聞かれると、真っ先にエフテリングと答えるのですが、日本の皆さんはあまりピンとこないご様子。
一応、ヨーロッパでは名の知れた観光地ということになっているのですよ…
まぁ確かにテーマパークって時間を使いますので、短い旅行の一日を充てるのはなかなか勇気がいります。
しかし、楽しそうなファミリーを眺めるのは それだけで癒し効果がありますので、ぜひ目的の一つとして検討してみられてはいかがでしょうか。
少し足を延ばして
おしまい