こんにちは、DEKAEです。
関東地方の梅雨入りが発表されたある日、美味しい火鍋が食べたいっ!と思い立ち、興味深いお店を発見しました。
それが五反田のファイヤーホール4000。
四川料理界の雄、菰田欣也シェフが手がける火鍋専門店です。
五反田/ファイヤーホール4000
菰田欣也シェフ
菰田シェフは赤坂・四川飯店などでおなじみ、陳建一シェフのお弟子さんでいらっしゃった方です。
現在は渋谷・セルリアンタワー東急ホテル内に構える『スーツァン・レストラン 陳』の総料理長。
ファイヤーホールは菰田シェフ肝煎りの店で、中国で「栄養薬膳師」の資格も取得された同氏がこだわって作った薬膳火鍋を提供しています。
ま、前口上は置いといて早速いただきましょう。
五反田駅東口を出て山手通りを品川方面に歩くこと5分、左手にお店が現れます。
加藤ポーク満喫コース
今回はサクッとネット予約してから伺いました(人気店なので予約推奨です)。
お願いしたのは加藤ポーク満喫コース(5,000円・税別)。
群馬県産のブランド豚・加藤ポークを、ノーマルな部位から臓物まで余すところなくエンジョイできるコースです♪
席に案内されると、すでにスープが温まっています。
取っ手がドラゴンですよ。これだけでテンションが上がるというもの(私だけ?)。
そしてこの時点でもうすんごい良い香りがっ!これは期待が高まります。
赤い方は二種のトウガラシと山椒。白い方は四種の漢方で作られていて、シンガポール風なバクテースープになっています。
前菜のよだれ鶏からコースが始まると、肉と野菜が運ばれてきました。
肉は基本的にしゃぶしゃぶ感覚でOKですが部位によって火の通り時間が異なります。テーブルにしゃぶしゃぶ時間目安のイラストが置いてあるので それを参考に。
種類が多いため説明されても全く覚えられないんですけど…まぁいいやみたいな←
スープは継ぎ足してくれるとのことでしたので、まずはスープだけ飲んでみます。
いや~間違いなく美味しい…
赤い方は見た目のおどろおどろしさに反してむやみに辛くなく、五臓六腑に優しくしみわたっていく感じがしました。
白い方では豚バラと大根がトロットロに煮込まれていて すでに極上のだしが出ております。
肉も野菜もとても質が良く素材だけで味がしっかりします。特に野菜は苦味のあるものが中心で、スープの味に負けていません。
どちらのスープに入れても合うのですが、個人的には肉→赤、野菜→白の組み合わせがお気に入り。
途中で肉団子もやってくるのですが、これがまた不思議な旨味とフワフワな食感で驚きました。何が入ってたんだろう…
そしてこの火鍋、いくら食べても全く飽きがこないのです。
というのも しゃぶしゃぶしていくうちに肉や野菜からだしが出て、どんどん旨味を増していくから!
このあと湯葉とマロニーちゃん的なもの→〆の麺ときて、ラストはごま団子と杏仁豆腐です。
〆の麺だけで一つの料理といってもいいほどの満足感。
ファイヤーホール、ランチタイムは火鍋のスープを使った麺一本で勝負しているようですが それも納得のお味。
そしてデザート二種まで手を抜いてない感があり、非常に美味しかったです。
身体もじんわり温まり、大満足で店を後にしました。
けっこうスープを飲んだにもかかわらず あまり喉が渇きません。塩ではなく食材や漢方の力でコクを出しているからでしょうかねぇ。優しい魔法のようです←
ファイヤーホール4000 → 食べログ
今回のコースでかなり満腹になるんですけど、さらに豪華なコースも気になります…
おわりに
当初ファイヤーホールはFire Hallかと思っていたら実際はFire Wholeでした。
「炎のホール」でもだいぶ燃え盛ってる感じですけど、それどころかもう全て燃やし尽くしてましたね。
ところで私、火鍋って冬よりも梅雨とか夏に食べたくなるんですよね~
この時期はジメジメで汗をかきにくくなったり、冷房にあてられ続けて身体機能が低下したりしがちで…。
そんなときは中国薬膳の力を借りて復活しちゃいましょう。
ファイヤー!
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おしまい