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知る人ぞ知る香水 HEELEYはサンプルも通販で買えますよ!

こんにちは、DEKAEです。

ニッチフレグランスと呼ばれる高級香水。

居並ぶメゾンの中でも特に新しいブランドの一つがHEELEYでしょう。

日本でも販売しているものの販路がかなり限られています。存在を知っていながら いまいち実態をつかみきれていない方も多いのではないでしょうか。

なんとそのHEELEY、少量のサンプルを通販で購入することができるのです!

この記事ではその方法と、参考までに私が試してみた製品をご紹介します。

HEELEY(ヒーリー)とは

概要

イギリス人ジェームズ・ヒーリーによるブランド。

彼は元々デザイナーだったのですが、かの有名なアニック・グタールと出会ってフランスの伝統的な調香の魅力に取りつかれ、2006年パリで自身のブランドを立ち上げてしまいました。

老舗がひしめく香水業界においては超ニューカマー。アニックさんも別の畑から飛び込んできた人ですし、何か通じるものがあったのやもしれませんね。

Heeleyが初めて作った香水はミントをベースにした「マント・フレッシュ」。今では同ブランドの看板商品となっています。

ミントの香水って全く想像つかない…作るのも使いこなすのもめちゃくちゃ難しそうですよね。

特徴

ラインナップの特徴としては、香水の中で最も持続時間の長いパルファンと、2番目に長いオードパルファンのみで構成されている点。

オードトワレは今のところ作られてません。

オードパルファンの方が種類が多くて、メゾンキツネとコラボした柚子の香りの香水なんかもあります。

全製品ユニセックスとなっています。

(公式サイトより)

自宅に試供品をお取り寄せ

サンプル、買えます!

さて、そんなHEELEYですが、現在日本で公式に販売しているのは東京都と大阪府の一部百貨店・セレクトショップのみ。

その他の地域の方はお試しすることすら難しいですよね。

しかし、超ありがたいことに全製品の2.5mlサンプルも販売してくれているのです!!

1本3ユーロで1本から購入可能という、香水業界としては異例のサービス。

もちろん送料がかかってしまいますが、サンプル購入であれば郵送で送ってくれるので5€前後で済みます。

サンプルの購入方法

購入はHEELEYの公式サイトから可能です。なぜか日本語版のサイトにはサンプルのページがない…ので、英語版で。

https://www.jamesheeley.com/en/

・上部のカテゴリから「SAMPLES」をクリックし、欲しい製品をクリックします。なお右上の[JP]ボタンをクリックすると、日本語による製品紹介も読めます。

・BUY NOWをクリック。

・本数を選んで「ADD TO CART」。

・カートに追加したものは上部の「SHOPPING BAG」にストックされていきますので、引き続き欲しい製品を選択してください。

・全て選択したら「SHOPPING BAG」をクリック。

・選択した製品が正しく表示されていたら「NEXT」をクリック。「OK」ボタンはバウチャーコードを持っている場合のみですので、ここでは関係ありません。

・メールアドレスで会員登録し、住所などの必要情報を入力します。

・送り先と配送方法を選択。配送方法は郵送のみですね。「Terms of service」にチェックして「NEXT」をクリック。

・支払方法を選択して注文完了!クレジットカード・ペイパルOKです。

手軽にいろいろ試したい方には、香水のサブスクもありますよ!

私が買ったサンプルたち

一つの箱に4本入るので、とりあえず気になったものを4つ選んで購入してみました。

以下、T:トップノート、H:ハートノート(ミドルノート)、B:ベースノート(ラストノート)です。

IRIS DE NUIT

イリス・ド・ニュイを直訳すると「夜の菖蒲」。アイリスの成分は菖蒲の花ではなく根から抽出したという貴重なものです。

T:アンジェリカシード、アンブレット

H:純真なアイリス、バイオレット、キャロットシード

B:グレーアンバー、ホワイトシダー

<DEKAEポイント>

かなり鮮烈。菖蒲ってこんなサイケデリックな芳香でしたっけ…?

まさに夜の花というか、銀座の高級クラブのママさんクラスじゃないと似合わないような気がいたします。

Verveine d'Eugène

読み方が分からぬ。ウジェーヌさんのヴァーベナってな感じの意味でしょうか。

「完璧なまでのフレッシュでライトな香り」を目指して作られたとのこと。

T:ベルガモット、大黄、カルダモン

H:レモンヴァーベナ、ブラックカラント、ジャスミン

B:ホワイトムスク

<DEKAEポイント>

四つの中で一番お気に入り。ほんのちょっとのスパイシーさがgoodです。

ムスクってあんまり好きじゃないんですけど、くっきりとフレッシュなにおいの後に残るムスクが落ち着きます。

SAINT CLEMENT'S

セント・クレメンツはオレンジやレモンを中心とした爽やかな香り。イギリス的な香りを目指して作られたようです。

T:オレンジ、レモン、マンダリン、ベルガモット

H:ネロリ、プチグレイン、アールグレイティ

B:イランイラン、ベチバー

<DEKAEポイント>

4つの中で、最も私が着けていて違和感がないなと思いました。若い男性には柑橘系が無難ですかね、やはり。

印象が似ているようで異なるにおいが移り変わっていく様も自然でいいです。

CHYPRE 21

シプレというのは20世紀の初頭、パリの社交場で持てはやされた流行の香りだったそうです。

その伝統を受け継ぎ、21世紀的な解釈で再構成したのがこのシプレ21。

イメージはパリの洗練された社交界…フランネルのスーツに身を包んだ男性、ツウィードのジャケットをまとう女性が集う光景。

T:イタリアンベルガモット、ローズマリー、バイオレットリーフ

H: ネロリ、ブルガリアンローズ、サフラン

B:ムスク、オークモス、パチョリ、サンダルウッド

<DEKAEポイント>

朝着けた瞬間はわりとシャキッとしますが、夜帰ってくる頃にはベースノートがきいてマイルドで粉っぽい感じになってます。

おわりに

私がHEELEYを4種類試してみてのざっくりとした感想としては、ザ・おフランスの香水

通販サイトなどではシンプルでライトな香り、といった表現が多いですが、どうも私の鼻には化粧品感が強すぎるようで…

ユニセックスとはいえ男が使うのは難易度高め…。初めて見たのは有楽町の阪急メンズ館でしたけど。

でも、こういうシンプルなボトルは素敵ですよね。何種類も並べて置きたくなる。

何はともあれ、サンプル品の販売は他の老舗ニッチフレグランスブランドにもぜひ取り入れてほしいっ

しかし、イメージが凝り固まっていない新興ブランドだからこそできることなのでしょうね~。

香水探しの旅は続きます。 

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おしまい