你好(リーホウ)、DEKAEです。
台湾に数多くある温泉地の中でも、お手軽に訪問できる場所の一つが礁渓温泉。
町で買った美味しい葱油餅を、足湯に浸かりながら楽しんでみました。
礁渓温泉
礁渓温泉は台湾東部の宜蘭県にある温泉地。
台北からバスで1時間、列車でも1時間半ほどでアクセスできるため、日帰りで気軽に楽しむ方も多いようです。
がっつり温泉に入らなくても、無料の足湯など温泉地らしさを感じられるスポットが目白押し。
私は鉄道で台湾一周する「環島」中に礁渓駅に立ち寄りました。
台湾の温泉地の多くは車やバスで足を伸ばす必要があります。この点、礁渓は駅を出ればすぐ温泉地。
鉄道トラベラーにとってはそこも魅力のひとつなのです。
柯氏葱油餅
礁渓の町は温泉観光地でありながら、地元民向けのローカルなお店も数多く並んでいます。
その中で、美味しそうだとあらかじめ目をつけておいたのが柯氏葱油餅。
平日の昼過ぎでしたが、お店の前に行くと並んでいる方がちらほらいました。週末になると大行列だそうですよ。
葱油餅というのは北京や台湾でよく見かける屋台料理。油・小麦粉・塩・葱のみで作られるB級グルメです。
見た目はチヂミ的ですが、皮を渦巻き状にしてから焼くので、ミルフィーユっぽい食感もあります。
礁渓温泉がある宜蘭県には、葱の名産地である三星郷があります。「三星葱」というブランドにもなっていて、柯氏ではそんなブランド葱を惜しげもなく練り込んでくれますよ。
注文は非常にシンプル!卵入りの「加蛋」か卵無しの「不加蛋」を選び、個数を伝えるだけです。
私は卵入りにしてみました。台湾風に注文すると「一個加蛋」ですが、「イーガジャータン」とカタカナ発音で通じました。
葱油餅は注文が入ってから焼いているようですが、客足が途絶えないので次から次に出来上がっていきます。
私のものが焼き上げられると、外に立っていた店員さんからソースで味付けをするよう指示がありました。
3種のソースがセルフで塗り放題。
醤油ベースの基本ソースの他、二段階の辛さのチリソースが用意されていました。
私は薄味好みなのでちょろちょろっとしか使いませんでしたが、基本のソースはしっかりめにかけたほうが良いかもしれません。
充分にソースをつけたら完成!折りたたんで袋に入れてくださいました。
お店の場所はこちら。
駅からは少し距離があり、駅を出て左方向に15分ほど歩きます。
ここから足湯がある公園に向かいますよ。歩くこと10分ほどでしょうか、湯囲溝温泉公園に到着しました。
付近には温泉旅館や日帰り温泉が山ほどありますが、公園に作られた足湯は誰でも無料で利用できるのです!
落とさないように気をつければ飲食も可。早速いただきま~す。
たっぷりの三星葱と卵が入っておりまーす。
まぁ想像通りの味というか…。笑
他の葱油餅を食べていないので比較できませんが、柯氏のはかなりふっくらモチモチ食感です。サクサク感はありませんでした。
もっとも、本来は買ってすぐ食べるのがいいのでしょう。私は10分ほど持ち歩いてようやく食べ始めたので、アツアツのうちに一口食べておけば良かった~というのが心残り。
葱油餅は味付けがシンプルなので、スパイスや香草が苦手な方でも安心して召し上がれるスナックですね~。ただちょっと油っこい感は否めない…
湯囲溝温泉公園の場所はこちらです。
お湯はかなりぬるめなので、しばらく浸かっていても大丈夫でした。
効能があったのかよく分かりませんが…まぁ、旅行中はシャワー生活で湯船に入れていなかったので、多少なりともリフレッシュ!
タオルなどはないので、持参するか事前に購入しておきましょう。
地元の方は足湯に浸かった後、おしゃべりついでに自然乾燥するのが定番みたい。私もそれにならいました。
その他
散策していると、まさに足湯しながら食事をするための店を発見。
日本式ラーメンだったのでスルーしちゃいました(笑)
店内は普通でしたが、外の席だけ足湯に浸かりつついただけるようです。夏は地獄ですよねぇ←
カップルの彼女がラーメンを食べているのを、彼氏がひたすら撮影していました。
こちらはめっちゃくちゃ混雑していたベーカリーの奕順軒。
観光客が大挙してこのロールケーキを買っているようでした。
温泉トマト…?トマトを売っている店が複数あり、フレッシュトマトジュースも売っていました。
トマジュー大好きっ子としてはぜひ飲んでみたかったのですが、やたらデカい紅茶を買ってしまっていたので試せず…
何やらモダンなこちらは、廃業した温泉旅館をリノベーションした「デザイナーズ温泉」でした。
特産品の葱をその名に戴いております。
館内にはポップアートが施されたいくつかの個室風呂があり、カップルや家族で貸切にして利用できるようですね。
あちこちでドクターフィッシュをやっていたのも印象的でしたw
実は、駅を出てすぐのところにも足湯があるのです。
この足湯を利用している人は誰もおらず、皆さんただのベンチとして使っていました…
おわりに
温泉だけでなく、さまざまなご当地グルメも楽しめる礁渓温泉。
私は時間がなかったので足湯にちょこっと浸かっただけですが、水着着用の温泉・すっぽんぽんで入る日本式温泉など、用途に応じて選べます。
旅の疲れを癒しにぜひ訪れてみてください。
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おしまい