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台湾鉄道で「環島」!台鐵の列車の種類・乗り方を整理します【台湾一周】

你好(リーホウ)、DEKAEです。

2019年末から1週間ほどかけて、台湾全土を鉄道で一周する「環島」を実施しました。

今回は、台北から反時計回りで台北へ戻ってくるプラン。気ままに途中下車の旅といきたいところですが、一応オ・ト・ナの私…。限られた日数の中で回る必要がありました。

というわけで事前にざっくりと旅程を組んでいきましたが、初めての台湾鉄道に戸惑うことも多々。

てなわけで台湾鉄道の概要を整理しつつ、環島に必要な準備をまとめてみました。

ちなみに私鉄道には全く詳しくないので、誤りがあればそっとご指摘いただけると幸いです…

環島(guandao)とは

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「環島」とは読んで字のごとく「島を一周すること」ですが、一般的には台湾本島を一周することを指します。

鉄道などの公共交通機関のうち、台湾内をぐるぐる周回している路線のことを「環島」と呼ぶこともあるそう。

しかし、旅人にとってはやはり「台湾一周の旅」という意味合いがなじみ深いでしょう。

九州ほどの大きさである台湾本島。今はどの都市も台北から日帰りトリップが可能ですが、あえて時間をかけて一周するというのが、台湾旅行の憧れの一つ。

特に台湾の若者を中心に人気なのが、自転車での環島です。

電車に自転車を持ち込んでの輪行も可能ですし、駅に自転車用のレールが付いていることも。サイクリスト向けの施設も充実しています。

この他、鉄道・バス・レンタカー・バイク、はたまた徒歩まで(!)あらゆる手段で環島を楽しむ人が後を絶ちません。

もちろん日本人にも人気ですよ。失礼ながら私は未読なのですが、日本人では一青妙さんの著書を参考にする方が多いみたい。

台湾鉄道(台鐵)で環島

概要

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ヲタクではないが乗り物に乗るのが大好きなDEKAE、今回は鉄道で環島しました。

台湾には「臺灣鐵路管理局」の管理する鉄道路線が走っており、これで台湾本島を一周できます。

台湾では臺鐵/台鐵と呼ばれており、日本では「台湾鉄道」なんて呼ばれることも。

こちら、新幹線のように大都市間を結ぶ「台湾高速鉄道」(いわゆる高鐵)とはまた別モノです。

今回の環島にあたり、「高鐵は使わず、全て台鐵で一周する」というのをマイルールとしました。

ニュー台湾時刻表(日式)

台湾鉄道での環島に必須のアイテムがこれ!!!

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ニュー台湾時刻表(日式)です。

実は、すでに台湾には本の時刻表というものがありません。

また、台鐵のWebサイトで公開している時刻表は日本人には大変見づらいフォーマットなのだとか。

そこで日本鉄道研究団体連合会(日鉄連)という団体が勝手に発行している同人誌がこちら。

複雑な台鐵の時刻表を日本の時刻表のフォーマットに置き換えて書き直し、かつ全路線を網羅しているという、大変なシロモノなのです(尊敬の念)。

これを眺めながら、「この町には何時間滞在できるか」「何時に出発すれば乗り換えがスムーズか」などなど考えまくり…

旅程の作成に大いに役立ちましたし、現地でもめちゃくちゃ使い倒しました。

ちゃんと列車番号も全て振ってあるので、急に予定と違う列車に乗ることになった際にも停車駅が一発で照会できたり…いやもう本当凄いわコレ

列車内で熟読していたら、一度車掌さんに覗きこまれました(笑)

台鐵e訂通(アプリ)

ニュー台湾時刻表は毎月発行されているわけではないため、実際に台湾を訪れたときにはダイヤが変更されていることが多々あります。

そのため、あらかじめこのアプリをダウンロードしておくと便利。

発車駅・到着駅と日時を入力すると、最新の運行状況を表示してくれます。

特に地方部の急行や支線は本数が少なく、1本逃すと大変です。直前に最新の時刻表をチェックするのがベター。

NAVITIMEのように希望時間での乗り換え案内を表示できるほか、指定席券の事前購入も可能です。

操作もとても簡単なので、スマホに入れておいて損はないでしょう。

台鐵e訂通

台鐵e訂通

  • Taiwan Railways Administration
  • 旅行
  • 無料

apps.apple.com

play.google.com

ICカードが超便利(悠遊卡など)

台湾に到着したら、真っ先に手に入れたいのが交通系ICカード。

台湾本島のほとんどの公共交通機関がICカード対応済みで、コンビニ等でも使えますよ。

鉄道やMRT(地下鉄)は割引運賃で乗車できるほか、バスに及んでは無料で乗れることも!絶対にICカードを利用した方がおトクです。

ICカードの種類は複数あるものの、2019年末時点では あらゆる交通機関で相互利用できるようになっていました。

代表的なものは台北の「悠遊卡」や高雄の「一卡通」ですが、今回は悠遊卡(悠遊カード)を購入。

「ヨウヨウカー」と言えばだいたい通じます。一応「Easy Card」という英名があるのですが、一般の台湾人にはあまり知られていないみたい。

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柄が色々あるそうですが、桃園空港の有人カウンターで買ったら地下鉄の路線図と台北の夜市案内でした(不思議な日本語付き)。

購入時に100元のデポジットを支払いますが、この時点ではカード内の金額はゼロ。自分で機械を使ってチャージする必要があります。

空港にチャージ専用機があるほか、電車やMRTの駅券売機でもチャージできます。

台湾語のチャージは「加値」。発音も「ジャーイー」みたいな、似た感じ。操作は簡単ですし、日本語対応の端末もあります。

注意点すべき点は、投入した金額の全てがチャージされてしまうこと。日本のように「何円チャージ」という指定ができないようになっていますので、小額紙幣を準備しておいたほうがいいでしょう。

小銭が投入できる機械であれば、小銭もチャージに使えるので便利。

例えば、台北駅から桃園空港までのMRT料金は150元ですが、手元のカードに140元しか無い。そんな時は余った小銭で10元をチャージ…なんてケチ臭いこともできてしまうのです。

デポジットは、購入場所によって返金できる場所とできない場所があるそう。

私はカードを記念にお持ち帰りしたので、その点よく分かっていないままですが…

台湾鉄道(台鐵)列車の種類

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台鐵ではエリア別に路線名がついていますが、この記事では省略。

またいずれの路線も同様に、停車駅数によって以下のように分類されます(全て常用漢字で記載)。

自強号

日本でいうところの特急列車にあたります。

従来は全席指定席で、乗車賃のほかに座席指定料金が別にかかっていました。現在は指定なし(無座)でも乗れます。ICカードなら割引運賃だけで乗れちゃう!

無座でも、空席があれば座って構いません。ただし、その指定席を持つ人に「私の席です」と言われたら、速やかにどいてあげましょう。この光景はよく見かけました。

なお、太魯閣号(タロコごう)・普悠瑪号(プユマごう)という観光路線だけは、今でも指定席のみの販売。ICカード利用でうっかり乗ってしまうと、罰せられるおそれもあるため要注意です。

莒光号(キョコウごう)

自強号よりちょっと停車駅の多い列車で、快速急行のイメージ。似たようなもので「復興号」という列車がありますが、これはレアみたいです。

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区間快

後述の区間車よりちょっと停車駅の少ない列車で、準急のイメージ。

区間車

いわゆる各駅停車で、現在の台湾を走る列車の中で最も一般的なものです。

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普快車

「普通快速」の略で、かつての各駅停車でした。鉄道路線が電化される以前の遺物で、2019年現在、台湾に残る非電化区間は一区間のみです。

現在はその区間を1日1往復だけしています。ディーゼル車が客車を牽引する昔ながらの形で、今となっては鉄道マニア垂涎の列車。

環島のハイライト

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今回鉄道で環島をするにあたり、ふたつ大きな目標がありました。

①3つのローカル支線(内湾線集集線平渓線)に乗る

②台湾唯一の非電化区間を走る普快車に乗る

この目標は無事達成できましたので、別途記事にしまーす。

www.niche-dekae.com

(参考)桃園国際空港からのアクセス

今回、桃園国際空港から台北を経由せずに、バスで桃園駅へ向かいました。桃園駅から台鐵に乗って環島をスタートしています。

参考までにバスの情報を記載します。※2019年12月現在、第1ターミナルの情報です

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桃園空港第1ターミナルのバス乗り場は地下1階。空港内は案内が分かりやすく、すぐにたどり着けるはずです。

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桃園駅行きのバスは706系統で、駅までおよそ20分ほど。

乗り場は15番でしたが、番号は変わる可能性があるため現地でご確認ください。

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桃園空港から台北駅まではMRT(地下鉄)で40分ほど、台北駅から桃園駅まで行くのにも30分程度かかります。

空港からいきなり台中方面に向かう場合、桃園駅に直行することで多少時間の節約になるかも。バスの本数が少ないのでタイミング次第ではありますが…

台北市内の要所や、台中など他都市に行く便もあります。大荷物を持っている際は移動が楽になるため、検討の余地がありそう。

ちなみに私が乗ったバス、定刻より10分ぐらい早く出発してしまいました。バス停には早めに到着しておくことをおすすめしますw

おわりに

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今回、桃園空港から桃園駅まで行ってしまったことにより、台北駅から桃園駅の間は電車に乗っていません。

というわけで、厳密には「環島」を達成していないのですが…まぁそこは大目に見たいと思います☆

 

おしまい