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週末だけの贅沢!世田谷のテラスでオージーミートパイ【九品仏】

こんにちは、DEKAEです。

オーストラリアは比較的身近な国という印象ですが、日本でオーストラリア人がやっているお店はあまり見かけません。

そんなある日、世田谷を散策しているところに気になるものを発見!

オージー流のミートパイや焼き菓子がいただけるという。住宅街の小さなお店に潜入してみました。

九品仏/パンク・ドイリー PUNK DOILY

東急大井町線・九品仏駅から歩くこと約5分。閑静な住宅街に出ていた看板を見て、思わず足を止めました。

店名はPUNK DOILY、ピンクで書かれた「PUNK」が文字通りパンクでバーのようなアイコンですが…写真を見ると料理とコーヒーのお店のよう。

オージーミートパイショップ・カフェと銘打たれています。

看板によるとビルの3Fで営業している様子。本当にお店があるのか半信半疑で階段を登ってみますと…

いきなりお店が現れました。

お客さんの大半が外国人でそこいら中に英語が飛び交っており…あれ、旅行中だったかな?と一瞬脳が混乱。

すると、カウンターの向こうから外国のおっちゃんが「Hello! ちょっと待ってくださいね」と明るく挨拶してくれました。

こちらがオーストラリア出身のオーナーで、オージーのイメージに違わない陽キャです。

ピンクでPUNKなんて書いてあるものですから、全身タトゥーとピアスの人とか出てきたらどうしよう…と思っていたため、少し安心w

このPUNK DOILYで提供しているのは、オーストラリアやニュージーランドで愛されるスタイルのミートパイです。

日本ではなかなか食べられないので、近隣の外国人、特にオージーやキウイから人気なのだそう。

以前はテイクアウトの専門店でしたが、2022年にオーナーが屋上テラスをこしらえたらしく…

青空の下でわいわい食べたり飲んだりできるようになり、さらに多くの人が集まるようになりました。

この辺りは高いビルも少なく、とても開放的で気持ちいいです。

やはり晴れた日が最高ですが、一応天井や雨よけもあるので小雨ぐらいならいけそう。

手作り感あふれるお手洗いもクールです。

ワンちゃんも連れてきていいようですが、けっこう床に食べこぼしが落ちているので要注意。

ミートパイ

ミートパイはいつも数種類が用意されていますが、日によって内容が多少変わるようです。

今回はブリスケット(税込1,250円)にしました。

この日のメニューの中でもっとも高価でしたが、オージービーフを玉ねぎと少しのニンニクで18時間(!)煮込んでおり、かなり手間がかかっているのですよ。

思いのほか具材がぎっしりで幸!!ほろっほろのとろっとろでいくらでも食べられます。

木製フォークを頂けましたが、パイ生地もどっしりしているので途中で折れちゃった…。最終的に思いきり手掴みで頬張りました。快・感

驚くことに、味付けは塩コショウのみ。

他の調味料はおろかハーブすら使っていないとのことですが、牛肉と玉ねぎの風味だけでこんなに味わい深くなるとは…

使用するビーフはタスマニアの牧草でヘルシーに育ったものだそうです。

食後のおやつにいただいたキャロットケーキ(750円)。

くるみがたっぷり入り、カルダモンの香りで少しだけスパイシーなのがクセになります。

あまり意識せずに注文したんですが、キャロットケーキというのもオーストラリアらしいデザートのようですね。

この家庭的なケーキもオーナーのおっちゃんが焼いたのかなぁと考えると、なんか萌える←

そして、ドリンクメニューにはクラフトビールの缶が並びます。ビール党にとっては、テラスでパイといただくビールは最高なのではないでしょうか!

コーヒーやチャイもありますよ。コーヒーメニューは「ロングブラック」や「フラットホワイト」なところもオージーみがあって良きです。

ちなみにオーナーは日本語ぺらぺらなので、注文で特に困ることもなかったのですが…

アイスのロングブラック(500円)をお願いしたところ、渡されるとき唐突に"Want a lid?"と尋ねられ「えっ」となったジャパニーズ私。

すると「蓋いりますか?」と聞き返されました。「リッ」て蓋のことだったの…。知らなかった言葉だよん

日常会話って難しいですね。てか何でそこだけ英語だったのwww

PUNK DOILY → 食べログ

土日のみの開店で、営業時間は11:00~19:00。たまに金曜日の夜も営業しています。夏季などは長期休業に入ることがあるので要注意です。

新商品やイベント情報などはInstagramが一番詳しいです。のみならず、味のある日本語による投稿も魅力。

最寄り駅は九品仏ですが、自由が丘駅や尾山台駅からも歩けます。

おわりに

思わぬところで発見したオーストラリア。

オーナーをはじめお客さんの多くが外国人ということもあり、海外旅行先で素敵な店を見つけたときのような喜びを感じられました。

開放的な空間でおいしいものをいただいていると、周りの人とのおしゃべりにも花が咲くかもしれませんよ。

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おしまい