こんにちは、DEKAEです。
アメリカ映画にたびたび登場するダイナー。
古臭いイメージがあり姿を消しつつありますが、私はそのいかにもアメリカな雰囲気が大好きです。
サンフランシスコを訪れた際、オーセンティックなダイナーを2軒発見し、そちらで朝食をとりました。
※本文中の価格は2024年1月現在のものです。
Lori's Diner
サンフランシスコの中心街、ユニオンスクエアから歩いてすぐのところにあるLori's Diner。
立地の良さに加え、アメリカのダイナーの雰囲気そのものを感じられるため観光客に人気です。
一歩足を踏み入れてびっくり、まさに映画の中に出てくるダイナーそのものです!
60年代のヒットチューン『涙のジュディ』が気分を高めてくれました。
真っ赤なソファが印象的なテーブル席に陣取るもよし、カウンターで店員相手に軽口を叩くのもまたオツです。
店の奥には大きなビンテージカーも鎮座。店員さんがこまめにお手入れをしており、ピカピカに保たれています。
だいたい皆さんここかカウンターで記念撮影をしているので、観光客がメインの客層と分かりました。
さて、こちらで朝食をいただきます。
パンケーキ(15USD)を注文すると、大判のミルクパンケーキが3枚積み重なってきました。
バターはもともと付いていますが、これだけじゃ飽きそうと思いイチゴをトッピング(3USD)。
イチゴだけで400円以上かぁと思いましたが、これでもかというほど乗っていたのでお値段相応でしょうか。
しかも実際パンケーキだけでは途中から辛くなってきたので、イチゴがいてくれて良かったです。笑
パンケーキってほら、温かいうちはふかふかで美味でも冷めてくると「う〜ん」ってなるじゃないですか
このように素敵な空間と懐メロに包まれ、気分良くモーニングをお楽しみになったわけですが…
お会計はチップ込みで32.41USDになりました。嘘ぉん
オレンジジュースが6USDで高かったみたい。生搾りフレッシュジュースだったので仕方ないんですけど…
席につくやいなや「お飲み物は?」と聞かれ、メニューも見ずに「オレンジジュースで」と言ったのが失敗要因ですw
こちらのオーナーはラテン系らしく、従業員の多くがスペイン語話者でした。
私もスペイン語を話せるんですが、ホール担当が中華系のおじさんだったため使う機会はなく…笑
このおじさん、元気いっぱいの居酒屋接客で微笑ましかったです。
で、会計時にカードのサインを漢字で書いたら突然「カムサハムニダ!」と言われてびっくり。
その後も韓国語で何か言われて「あー…はい」と返すのが精一杯でしたw
中華系アメリカ人の方がみんな漢字が読めるわけではないのね
営業時間:6:30~22:00
定休日:なし
PINECREST DINER
こちらもユニオンスクエアからほど近くにあるPINECREST DINER。
外観・内装ともにシンプルで、どちらかというと地元の方がさくっと食事をしているイメージです。
奥に村さ来があるのが気になる
ダイナーが登場する映画は多々ありますが、こちらは少々武骨な雰囲気だったため『運び屋』(2018)気分でカウンターに陣取りました←
(クリント・イーストウッドとブラッドリー・クーパーが会話するシーン)
厨房では絶えずハッシュポテトが調理されています。量おかしいって
このダイナー的ぐちゃぐちゃオムレツ(失礼)が恋しくて!!
Lサイズ卵3個使用です。ヒトって一度に卵3個も摂取して健康に害を及ぼさんのだろうか
オムレツにも種類がいくつかありますが、こちらはトマト・マッシュルーム・フェタチーズ入りの小洒落たやつ。17.5USDでした。
大量のハッシュポテトとパン付きです。
パンも種類を選ばなければならず、もうよく分からないのでWheatにしました。結局小麦が旨いんじゃ
コーヒーは3.75USD。食事を頼めばおかわり自由です!
帰り際、残ったコーヒーを持ち帰り用カップに入れてと頼んだら、大きなカップに熱々のやつを注いでくれました。
映画の中で、ブラッドリー・クーパーは巨大な水筒をコーヒー満タンにしてもらっていたんですよね。
実際にあれに対応してくれるのか分かりませんが、ダイナーの太っ腹精神が本当に好き。
ちなみにジュースは4USDで、おかわりできないわりにそこそこのお値段します。ダイナーではコーヒー一択ですねやはり。
ちなみにこの店、昼間でも決して足を踏み入れてはいけないというテンダーロイン地区の入口にあります。
お店自体は常に賑わっているため心配無用ですが、出たらすみやかに中心部へ戻りましょう。
こんな風にテレテレ写真を撮るなど言語道断です!←
営業時間は変則的です。最新の情報はGoogleなどでもご確認ください。
月曜~水曜:7:00~23:00
木曜~日曜:24時間営業
定休日:なし
おわりに
喫茶店であり、ファミレスであり、ドライブインでもあるダイナー。
モーニングはもちろん、夜遅くまで通しで営業しているためどんな場面にも対応してくれるのも魅力のひとつです。
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おしまい