こんにちは、DEKAEです。
自称あんみつヲタクとして東京中のあんみつを食べ歩き、このブログでもいちいちご報告しておりますが、その奥深さは尽きることがありません。
場外市場で賑わう築地のはずれにある「天まめ」は、その名のとおり豆を主役としたあんみつがウリ。
これがもう「天まめ」という新ジャンルに据えたいほど驚きの美味しさなのです。
新富町/天まめ
概要
「おいしくて身体にいいものを作りたい」との思いで一念発起したご店主が、この地に天まめを開店したのは2013年のこと。
栄養士としてお仕事をされていた際に生寒天の健康効果を知り、甘味処を自身の生業とすることを決意されたようです。
普通に歩いているとまず通りかからないような路地裏にひっそりと構える店舗。周辺にちょこんと置いてある看板が頼りです。
地下鉄の新富町駅が最寄りですが、築地駅からも徒歩圏内。
興味深いのが、こちらは甘味処としては珍しく朝7時の開店なんです。
場外市場でのお仕事を終えた方がこちらで甘い物を買いに寄ることもあるそうで…何そのすっごい素敵な文化。
そんなわけで、あんみつに必要な仕込みは早朝から始まります。天草をコトコト煮ることで、朝の店内には磯の香りが広がるのかもしれませんね。
天まめ
そんな天まめさん、店名にもなっている天まめ(税込580円)が絶対的な看板商品です。
「豆かん」だとなんとなく寒天メインのように聞こえますが、「天まめ」というと豆に比重が置かれる感じがいたします(?)
実際、この天まめの主役は数種類のお豆たち。
天草は神津島、小豆は北海道、白い煮豆は滋賀だったかな…
説明して頂いたそばから忘れてしまいましたけど、とにかく原料は国産で、すべてお店で手作りしています←
ご覧いただけますでしょうか?寒天のカットが大きい〜!
赤えんどうは他の豆たちの存在感を奪わないよう、控え目に添えられます。
つやっつや~。小豆が粒あんなのも個人的にはうれしいです。
ご店主に「いろいろな豆が入っているので、最初は黒みつをかけずに召し上がってみてください」と言われていたので、その通りにしてみると…
うむ、そのままでも全然いける!
豆にはそれぞれ甘みがつけてあり、粒あんもしっかりめの甘さ。黒みつがなくても十分寒天を美味しく味わえます。
結局半分くらいは黒みつなしで食べてしまいました。
とは言え、黒みつも波照間産の黒糖から手作りされた極上のシロップ。使いきれずに残すにはあまりにも惜しいという(笑)
私、あんみつにフルーツは入ってなくても全然OKです。実は「あんみつ」というより「豆かん」が好きなんですよね。
つまり、様々な豆と海の恵みたっぷりの寒天を存分にほおばれる「天まめ」こそ、私のためのスイーツだったのではないか…というほどに感動しています。
天まめ → 食べログ
営業時間は平日が7:00~17:00、土・祝が7:00~15:00(日曜定休)。
午後の遅い時間ですと売り切れている可能性もあります。商品はひとつから予約可能で、平日のみ19時まで予約商品を受け取り可能とのこと。
現在はテイクアウトのみの営業です。
夜型人間の私にはとてもハードルが高いのですが、走ってでも買いに行きたいとっておきです。
おわりに
色とりどりの豆の食感が楽しい天まめ。
あまり大々的に取り上げられませんが、ベジタリアンやヴィーガンの人でも楽しめるスイーツなんですよね。
新たなヘルシーフードとして世界で注目を集める日も近いかも…?
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おしまい