日本有数の工業地帯、川崎。特に南部の川崎区殿町は工場や輸送業が集積する地帯で、かつては遊びに訪れる人などほぼいませんでした。
ところがこのエリア、近年は空き地になった工場跡地などを再開発し川崎キングスカイフロントとして生まれ変わっています。
2022年3月には羽田空港につながる多摩川スカイブリッジも開通し、さらなる活気が生まれることは必須。
川崎のブルックリンとでも呼びたくなる、とっておきのチルスポットのご紹介です。
川崎キングスカイフロント
概要
こんにちは、DEKAEです。
今回散策する川崎キングスカイフロント、その正式名称は「殿町国際戦略拠点」といいます。すご
研究開発の中心地として様々な企業を誘致し、川崎から新産業を創出しようという壮大な試み。いわゆるオープンイノベーション拠点として計画されました。
多摩川スカイブリッジの開通により羽田空港からのアクセスが格段に良くなった今、国際的なビジネスの動きも加速していきそうです。
このように工業の町から劇的な変化を遂げた殿町地区ですが、市民の憩いの場としても機能。
多摩川沿いには遊歩道が整備され、発着する飛行機を見上げながらの散歩やジョギングを楽しむ人々でにぎわいます。
TREX KAWASAKI RIVER CAFE
そんなこんなで川沿いを歩いていると、ひときわブルックリンなお店が現れました。
その名もTREX KAWASAKI RIVER CAFE。ティラノサウルスじゃありません。
実はここ、東急REIホテルに併設するカフェであり、ロビーラウンジ的な使われ方もしている場所なのです。
多摩川スカイブリッジができるまで、この辺りは羽田空港の目の前でありながらアクセスはイマイチでした。
というわけで2018年のオープン当初は若干不便なロケーションだったと思いますが、スカイブリッジ開通の話題はものすごい追い風ですね。
しかし、川崎の中心地からは離れているためいまだ穴場的な存在。
ゆったりできるスポットを見つけちゃったよ~と思いながら入店してみたのですが…
あっこれは
オシャレすぎてどこに座っていいのか分からないやつ!
ハンモック席も自由に使っていいだなんて…。
都内のハンモックカフェなんかですと、ハンモック席に座るために何時間も待ってみたりしますからね。
そんな状況から比べたらパラダイスよ。
ダ・ダーツがある…。実際に遊べるのかは分かりませんが。
卓球もできるぅ。こちらは実際に遊んでいる親子がいました。
複合機まであり、こちらでお仕事をしてもいいようです。
多摩川サイドの入口。もちろんテラス席もあります!
こちらのテラス席にて飛行機を眺めながら一服することにしました。
飛行機が真上を通過するので、お腹がしっかり見えます。こんなチャンスなかなかないのでテンション上がるわ~
店内で注文すると席まで運んで頂けるので、注文時に「外にいます」と伝えておくとスムーズです。
カプチーノ(770円)。
なかなかの強気価格ッ。まぁこのロケーションだし、大箱だし…場所代と考えれば納得か。
あとこのカップ…蓋の飲み口をオシャレに開けられるようになってますが、飲もうと傾けるとすき間からドリンクがドボドボとあふれる仕様。
蓋を完全に取ってから召し上がることを激しくおすすめいたします。
おやつに頼んだのはカスタードデニッシュワッフル(500円)。
レジに生地の状態で置いてあるのを焼き上げてから提供してくれるようですが、提供までにそんなに時間はかかりませんでした。
しかしまぁ価格のことを考えるとゆっくりしていかないと損した気分になるかもしれません←
TREX KAWASAKI RIVER CAFE → 食べログ。
営業時間は11:00~21:00。土日祝は9:00から営業しています。
アルコールとフードのラストオーダーが20:00と少し早めなのでご注意を。ソフトドリンクは20:30までOKです。
営業時間等は変わる可能性があるため、最新情報はInstagramをチェックしてみてください。
京急大師線の終着駅、小島新田から徒歩10分程度です。
大人数でのパーティにも対応しているほか、ガーデンウエディングもやってるそうです。
今や空港近いしホテル併設だし、遠方からのゲストを多く呼ぶ結婚式などでは使い勝手が良さそうですね。
多摩川スカイブリッジ
せっかくここまでやって来ましたので、「川崎のブルックリン橋」こと多摩川スカイブリッジも渡ってみます。
奥に見えるのが目標のスカイブリッジ。空港近くなだけあり、視界を遮る高い建物がなく空が広~いですね。
釣り人やカメラマンもいます。
端の中心から見た風景。右手が東京都、左手が川崎市です。
夕陽の多摩川をボートで疾走…さぞや気持ち良いことでしょう。
駐機中のヒコーキたちと多摩川。
しっかり夕暮れ時間帯を狙って訪れたので、絶景を堪能できました。
スカイブリッジには自転車専用レーンもありますので、サイクリストにとっても最高の環境です。
ちなみに橋を渡るとそこはもう空港なわけですが、ここから国内線の入口まで歩こうとすると1時間以上かかります(実践済み)。
国際線はもう少し手前なのですが…よっぽど暇でない限り徒歩移動はおすすめいたしかねます←
おわりに
失礼ながらオシャレとは程遠い存在である川崎にもこんな場所が生まれるなんて…(本当に失礼)
雰囲気だけでなく、川崎市街からの距離感もひっくるめてブルックリンっぽい殿町エリア。
リラックスして過ごしたい休日には最高の場所です。
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おしまい