¡Hola! DEKAEです。
このブログでもご紹介したことのあるペルー料理レストラン「アルド」。
セビーチェにワンカイナ!東京でペルー料理を食べられるお店5選
こちらは何を頼んでも美味しいのですが、初めて伺ったランチも期待をはるかに上回る大満足の内容でした!
充実の内容と、珍しい「キヌアバーガー」のご紹介です。
青山/アルド ALDO
概要
以前は北青山、Aoビルの裏手にあったアルドさんですが、2019年に南青山に移転。現在はavexのビルの裏手にお店を構えています。
小ぢんまりとした地下の店舗なのは以前のままですが、新しい建物は螺旋階段をうまく利用した作りで、日当たりが良くなりました。
バーカウンターに5席ほどと、テーブルが5脚だったかな。
奥まったところに8名まで座れるソファーの半個室席もできてました。ちょっとした集まりでもゆったり過ごせるのがいいですね。
ランチ
やって来たのはとある週末。休日のランチメニューは4種類で、いずれも1,600円(税込)です。
※2020年9月21日現在、6種類になっています
「ホリデーカウサランチ」と名のつく通り、カウサ・レジェーナ(ペルー人のソウルフード的なポテトサラダ)が必ずセットになっているのが嬉しい!
メニューのうちAからCまでは代表的なペルー料理が並んでおりますが…気になったのがDのキヌアバーガー。
キヌアといえば南米のアンデス地区で栽培される穀物で、近年はスーパーフードなどともてはやされている健康食。
いわゆるアサイーボウルなんかには必ず入っているやつです。
日本では普段なかなか口にする機会もないのですが、それがバーガーになるというのはどういう状況なのだろう…と思い、こちらを注文しました。
なお平日ランチは1,100円からですが、カウサが付かないなどセット内容が少し変わるようです。
ランチタイムはチチャモラーダ(紫トウモロコシのジュース)が330円でいただけます!他に自家製レモネードとホットコーヒーもありました。
チチャをちゅるちゅる吸っておりますと、間もなく前菜のご到着。
カウサ・レジェーナ!まるでケーキのごとし。
ペルー料理レストランに行くと必ず注文し、毎度その美しさに目を奪われますが…ランチでこのクオリティは驚き!
黄トウガラシから作ったソースやアボカド、紫玉ねぎなどで彩られ、高級レストランのアミューズのようではありませんか。
これは自宅で作ろうと思ってもなかなか面倒で、まさに外食の醍醐味といったところです。
続いてキヌアのスープ。ペルーではキヌアをスープの具材にすることが多いみたいですね。
トマト・玉ねぎ・人参あたりがベースかな?ざらっとした舌触りを残してあり、少しピリ辛なのもあって身体が芯から温まります。
パクチーが乗っているので苦手な方は要注意。
そしてお待ちかねのキヌアバーガーがやって来ます。
思いのほかしっかりバーガー!サラダと自家製マスタードも添えられています。
厚切りトマト・アボカドも乗っているのが嬉しいですね~
かなりデカいのでナイフとフォークで上品にいくか迷いましたが…ここはぎゅっと押しつぶし、思いっきり頬張っていきたいと思います。
カリッと小気味よい音を立てるキヌアのパテ…
あっつ!
中がすこぶる熱くて涙目に。さらに、わりとたっぷり付けたマスタードがけっこうヒリヒリくるタイプで追い討ちw
しかしこの食感はかなり楽しいですよ。
キヌアバーガーなんて世にも珍しい食べ物だと思っていましたが、調べてみると意外とレシピなんかも公開されているものですね。
一般的にキヌアのパテのつなぎにサツマイモを使うようですが、こちらのは豆がベースかな?ひよこ豆を揚げた「ファラフェル」に近いような気がしました。
ふかふかのバンズもほんのり甘みがあって美味。
オーナーシェフのアルドさんは、正統派なペルー料理も全て絶妙な味付け・火入れで美味しく食べさせてくれます。
人柄もとても優しい印象ですが、さらに斬新なメニューの開発など研究熱心なところが素晴らしいですね。
付け合わせのサラダにもキヌアが散らされ、図らずもキヌアづくしに。これ以上美人になっちゃったらどうしましょう←
てなわけで、休日の「ちょっと贅沢ランチ」として非常に満足な内容でございました。
デザートメニューもランチ価格で追加注文できますが、メインの料理だけでけっこうお腹いっぱいになるんですよねぇ
ネット予約可で楽チン。ただしランチタイムの予約はコース注文の場合のみです。
※不定休。
※全席禁煙。
おわりに
ガストン・アクリオをはじめ、著名なシェフが次々と革新的な料理を生み出すことでも知られる美食の国、ペルー。
現在の日本では、中南米のレストランといえばオーソドックスな料理を出すお店がほとんどです。
もちろんそれらも絶品なんですが、その最先端の発想を取り入れた新たな食文化を体験できるようになったら素晴らしいですよね。
今後、そんな野望をもったシェフが増えることに期待…。
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おしまい