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東京唯一のチリ料理店 カーサ・デ・エドゥアルドがかなり楽しいです【中野】

¡Hola!(こんにちは)DEKAEです。

東京でただ一つともいわれる南米チリのレストラン、Casa de Eduardo(カーサ・デ・エドゥアルド)。

かねてより気になっていたのですが、場所・ジャンルともにディープすぎてなかなか誘える人がいなかったのです。

が、どうやらランチもやっているらしいので一人で行ってしまいました。

Casa de Eduardo(カーサ・デ・エドゥアルド)/新中野

概要

Casa de Eduardoは直訳すると「エドゥアルドの家」。その名の通り、チリ出身のエドゥアルドさんがオーナーシェフを務める小さなレストランです。

最寄り駅は、東京メトロ丸の内線の新中野駅。新宿から3駅とはいえ、なかなか立ち寄らないエリアです。

かつて赤坂あたりで「ホルヘ&江戸」という店をやっていたみたいですね。江戸はエドのことらしい…

新中野駅4番出口を出て、左に進んだらすぐです。この手の店にしては驚異的な駅近ですが、知らないと絶対に入らない路地…

昨晩は遅くまで忙しかったとのことで店内が散乱し、テラス席利用となりました。

なんというか…年季の入ったテーブルとイスです。

新しい生活様式www

一見人を寄せ付けぬ軒先でありながら美しく花が飾られているのがもうね、良い。

後で店内をちらっと覗いたら、小料理屋風のカウンターが中心でした。居抜き感満載ですが、それゆえ親しみやすい雰囲気です。

店内のテレビからは激しいアクション映画(スペイン語)が大音量で流れていました。全く見えない位置にいたため非常に気になります

チリ国旗とのツーショ♡(自撮り)

それにしても不思議なロケーションですよね~。チリ共和国大使館があるのも芝公園ですし。

休日ランチ

やって来たのはとある土曜日のお昼です。

ランチはいつもやっているわけじゃないので、本来は事前に問い合わせたほうがいいみたい。

そしてメニューというものが無いらしい。この日のランチはチキンオンリーで、もも肉か胸肉を選べました。もも肉チョイスです。

やってきました!

まずサラダがたっぷりなのにびっくり!サニーレタス的なものがどっさり乗ってるだけですが、これだけの量が盛られていることってあまりないですよね。

チキンもでかい。南米でよく見かけるローストチキンで、これは1/4羽ですね。

いただいてみると…

めっちゃウメェェェ

絶妙な火入れというんでしょうか、ぷりっと噛むと肉汁がじょわ~っと…

ソースがしょっぱめで暑い日に最高でした。飲める人なら間違いなくお酒が欲しくなることでしょう。

鶏肉の風味をしっかり感じるものの、ソースに何かハーブが入っているようで臭みがなく、爽やかにいただけます。

食事中、エドゥアルドさんが何度か「味大丈夫ですか?」と聞きにきてくれました。

手で食らう用のキッチンペーパーも置いて行ってくれたので、遠慮なくしゃぶりつくしちゃうよ~ん

非常に満足です。これほどジューシーなローストチキンって、そうそう出会えるものではありません。

値段は会計時のお楽しみスタイルでしたが(笑)合わせて1,300円でした。 ランチが1,000円、コーラ300円かな?

予想より安く済みました。

カーサ・デ・エドゥアルド → 食べログ

不定休のため、最新情報はFacebookを確認したほうがいいかも。

Facebookのエドゥアルドさんの似顔絵は精悍な表情ですが、実際はもっと丸くて柔和ですw

昼の開店時間はよく分かりませんが、行った日は12時ぐらいですぐ入れました。

日本語がバリバリ通じるので電話するのが確実です。

アサード(バーベキュー)

ディナーも決まったメニューはなく、予約時に相談して内容を決めるそうです。これが初めての日本人にはハードル高いですよね。

5,000円ぐらいで飲み放題付きのお任せコースが一般的みたい。ま、ふらりと入っても簡単なものなら作ってくれるようですが。

コースの肉は軒先のグリルでガンガン焼くそうです。「今度はバーベキュー食べに来てね」って言われました。行きたいよぉぉぉ

チキンの焼き具合から、エドゥアルドさんはかなり高度な火の使い手と拝察します。

ただ、お店の上めっちゃ共同住宅なんですけど…苦情とか来ないのかしらん

チリワインやピスコ(ブドウ果汁の蒸留酒)もそろっているので、豪快に肉を食らいながら旨い酒を飲みたい向きには最適なんじゃないでしょうか。

Biffe a lo Pobre

ところで、以前サンティアゴ・デ・チリの空港で乗り継ぎを待っていたときにチリ料理を頂いたことがあるんです。

サンティアゴ・デ・チリ国際空港で楽しい乗り継ぎ時間を!

Biffe a lo Pobreです。Pobreとは「貧しい」の意味。

主に労働者階級の家で出される家庭料理で、チリ人のソウルフードです。芋・肉・卵の総攻撃により、てっとり早くお腹いっぱいにするというもの。

エドゥアルドさんいわく「こんなキレイな食べ物じゃないけど、注文があれば作るよ」だそうです。

これっぽい料理は誰でも作れると思いますが(笑)チリ人が作る本物のBiffe a lo Pobreを食べてみたいんですよね~。

おわりに

エドゥアルドさんはラテンの明るさを持ちつつ、本っ当に優しいおっちゃん。非常に癒されます。

日本語ぺらぺらすぎて、私がスペイン語を披露する機会はついぞありませんでしたが。

とにかくバーベキュー食べに行きたいっ

BBQといえばアルゼンチンも

www.niche-dekae.com

 

おしまい