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FLORISも日本で買えたんかい!メンズ向けオードトワレを勝手にレビュー

こんにちは、良いにおいがする系男子DEKAEです。

秋冬用の香水が無くなるので補充せねば…と思っていたのですが、贔屓のブランドの店舗が大増殖中で、最近はどこに行っても見かけるんですね。

何となく食傷気味になってきたので(笑)新たな出会いを求めて、阪急メンズ東京に出向きました。

するとどうでしょう、今までイギリスでしか買えないと思っていたFLORISが陳列されているではありませんか。

FLORISとは

FLORISは1730年にイギリス・ロンドンで産声を上げた、歴史ある香水店です。

当初、創業者Juan Florisが開店したのは理髪店でした。

メノルカ島出身のFlorisは、故郷である地中海の香りが忘れられず、理髪店の地下で香水の調香を始めます。これが香水店としての始まり。

1820年には「王室御用達の理髪師および香水商」の栄誉に与り、今日まで続いています。

理髪店がルーツという点、同じく王室御用達であるPENHALIGON'S(ペンハリガン)と共通していますね。

私、今までFLORISは日本で買えないと思っておりました。で、いつかロンドンに旅行する時のための爆買いリストに加えてあったんですが…。

阪急メンズ東京に行ったら普通に置いてあってびっくり。

思わず店員さんを捕まえて尋ねたら、数年前から取り扱っていたとおっしゃるではありませんかっ。

まぁ阪急に来るのが久々だったとはいえ、今まで全く気づきませんでしたよ…

手軽にいろいろ試したい方には、香水のサブスクもありますよ!

トラベルコレクション

概要

FLORISのオードトワレは、メンズ向けとレディース向けで分かれています。

非常に助かりますよねぇ。いくらユニセックスと言われても、こりゃ女の人じゃないと無理でしょう…というのも結構ありますし。

そのうち、メンズ向けの4つのオードトワレが収まる「トラベルコレクション」を紹介されました。

お試しで気に入った商品2つがこのボックスに入っていたので、こちらに決定♪

14ml×4の48mlで、税抜15,000円也。他の50mlボトルよりちょい高めでした。瓶代?

限定で出していたようで、阪急では私が買ったのがラスイチだったらしいです。

袋はブランドのものをくださいました。不思議なことに、畳むとできるはずの折り跡が無いんですよね…。どうやって保管しているのでしょう。

二つの紋章は「ロイヤルワラント」、王室御用達の証です。

左が女王、右がウェールズ公のもの。複数のロイヤルワラントホルダーであることは大変な名誉のようですよ。

ヨーロピアンな青と金のコントラストがいいっすね。箱にもリボンをかけてくださってます。

そして下の包み紙!こちらサテンのような光沢があり、光を浴びてきらきらしております。

この紙にも香水を一吹き。丁寧に包むのではなく、ふわっと袋に入れその上に箱を置くだけ、という無造作感がお洒落でした。

SANTAL

では、共に旅したい4つの香水を見てみましょう。

まずは文字通りの白檀ですが、1800年代の調香を現代風にアレンジしたものだそうです。

FLORISのメンズラインの最大の特徴は、プッシュした瞬間のツンとくる香りだと思います。まさに床屋に入ったときの、あのにおい。

SANTALも、最初の印象は鮮烈なシトラスでした。これが抜けると白檀のまろやかさが残ります。

最後までお香っぽい煙たさが全くなく、夏でもいけるくらい軽やか。

ただし、私の場合は香りが飛ぶのも早かったです。昼過ぎにはほとんどさよなら状態…

No.89

続いては、ムエットで試して一番好きだと思ったやつです。

真っ先に感じるのは華やかなベルガモット。それからイランイランやゼラニウムに移りますが、これが全然エロくなくって素晴らしいのです。

私の肌の上では、トップノートのラベンダーも長く残っていて癒されます。やっぱり好きですが、秋冬よりは春夏に使いたいかも。

「007」原作者のイアン・フレミングの愛用品だったことから「ジェームズ・ボンドが好んだ」とする風説が流れていますが、ボンド臭にしては優しすぎると思う←

ELITE

これぞ理容室!な第一印象。高級な整髪料のにおいに加え、レザーが革張りのソファを思わせます。

レザーとオークモスが残るので野性味がありますが、基本はあくまで爽やか。若干マリンテイストというか、メロンっぽい香りもするような…

他の3つの優等生的な香りと比べると個性派の扱いのようですが、そんなに使いづらいとも感じませんでした。

まぁ「何の香水使ってるの?」と聞かれて「エリート☆」と答えるのが恥ずかしいくらいかな。

写真では分かりづらいですが、劇薬のような緑色が目を引きます。

JF

最後は創業者Juan Florisの名を冠した、さっぱりとしたシトラスフローラルの香りです。

スパイシーさの中に甘さがあり、以前愛用していたジバンシィの「π neo」を思い出しました。バニラは入っていないようですけどね。

これも、お店で試したときにすごく好きな商品でした。実際身に着けてみた感想は、私にはまだ早すぎるかなぁ…と。

英国紳士の王道って感じで、仕立ての良いスーツを正しく着こなす「おじさま」に用いて頂きたい。

サンプル

1976

購入後、サンプルを一つお付けしますよ~とのことで、もう一つ気になっていた1976をお願いしました。

こちらはオードパフューム(オードパルファン)。

70年代にロンドンカルチャーの中心を担ったチェルシーの、光と影を表現したというシビれる一本です。

着けてしばらくすると…花とコショウの香り!?

トップのブラックペッパーと、ミドルのジャスミン・ラベンダーあたりが強く出たようです。シトラスやハーブもパリッと効いて、甘々にならないのが最高~。

ラストはパチュリ・アンバー・ムスクとコテコテですが、瑞々しさも残ってパウダリー全開にならず。

個人的には、自分の肌に乗せたときに一番しっくりきたのが1976でした。ただね、オードパフュームはお値段が…。

CEFIRO

1976のサンプルを取りにバックヤードまで走ってくれたんですが、お待たせしてしまったので…とのことで、さらにもう一本サンプルをくださいました!恐縮しちゃうわ

FLORIS一番の売れ筋で、店員さんのイチオシでもあったCEFIRO

レディースラインのオーデトワレですが、シチュエーションを選ばないため男女問わず購入していく方が多いんだそうです。

ひたすら爽やかなシトラス・フローラルの香水。トップは華やかな柑橘系で、その後花の香りが残ります。ハーブの香りが輪郭を強調する感じ。

イギリス人がフランスで立ち上げたブランドHEELEYの、Verveine d'Eugèneという香水に似ている気がしました。

www.niche-dekae.com

おわりに

FLORISのラインナップからは全体的に、クラシカルなコロンの趣を感じます。どちらかというと年配の方のほうが似合いそうかな〜。

シンプルでクセがないので、初心者の方も香害になりにくいのではないでしょうか。

しかしまぁ店員さんの知識、ホスピタリティに感服しちゃいました。やはり、たまには百貨店にも足を運ばねばなりませんな…

 

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おしまい