ネイホウ!DEKAEです。
ミシュラン一つ星の香港点心専門店・添好運の東京店オープンなど、話題沸騰中の香港(広東)料理。
そんな美食の地から東京に続々お店がやってきています。
今回はその中から、異国情緒を感じるカフェ風のお店をご紹介いたします。
1. 飯田橋/香港 贊記茶餐廳 (ホンコンチャンキチャチャンテン)
香港好きの間では とっくに有名かもしれません。
飯田橋から東京大神宮方面に少し進んだところ、路地裏にひっそり佇むこちら。いつ行っても賑わっています。
茶餐廳(ちゃちゃんてん)というのは香港市民に愛される、喫茶店と食堂が一緒になったようなものでしょうか。
基本的に無休で23時まで開いているので、遅めの夕飯食べたりお茶だけ飲んだり…とファミレス感覚で使っちゃってます。
▲香港式チキンカレー!甘めのカレーにカリッと揚がった鶏が美味です。
▲スイス・ウイングという香港風の手羽先が入った麺。麺は種類が選べるんですが、一番気になる出前一丁だけ追加料金がかかるので未挑戦。笑
おつまみメニューも沢山あります。
▲レモンティー。めっちゃ大量のレモンが入ってます。これをグシュグシュ潰しながら頂くのが香港流なんですって〜。
普段コーヒーや紅茶には砂糖を入れない派ですが、これに関しては甘めにして飲むのが好きです。
▲蛋撻(エッグタルト)。これ、この状態で出てきたのにはちゃんと事情があるんですよ!笑
遅い時間に行くとたいてい売り切れていて、この日は20時くらいに行ったので「まだありますか?」と聞いたんです。
そしたら香港人らしき可愛い店員さんに「今一個だけありますが あまりキレイくありませんが…」と可愛い日本語で言われました。
もうね、困り笑顔がめっちゃ可愛いの!和むの!!←
「あ、それでいいですよ~」とお願いし、「すみません…」と笑いながら出してくれたのがコレです。あー可愛かった
食べてしまえば同じことで、間違いなく美味しいです。
▲鴛鴦茶(ユンヨンチャー)。コーヒーミルクティーというやつですね。味の説明は何とも難しい…笑
好き嫌い別れると思いますが私は好き。これも砂糖多めがオススメです。
エッグタルトと鴛鴦茶を一緒に注文しても550円(税抜)という おやつには素晴らしいコスパです。
2. 荻窪 他/3米3(サンマイサン)
清潔感あふれるお粥屋さん。ホームページもオシャレ。
ポストクロッシングでハガキを送ってくれた香港人から教えられて行ってきました。笑
あ、3米3で『粥』ってことか。なるほど
荻窪の本店に行きました。青梅街道沿いで分かりやすい立地。
神保町、馬喰町、要町、茅場町にも店があります。
絶妙なロケーションですよね。地域密着型だけれど不便すぎる場所でもなく、私のようなミーハーも訪れやすいという…
土曜日の14時に到着したら満席で、少しだけ待ちました。
寒い日に行ったのですが、お冷やではなくお湯が登場!すばらしい気遣いっ
セットメニュー980円(税込)をお願いしてみました。
▲中国茶(ジャスミンティー)。現地メーカーのティーバッグを使ってるようです。美味
▲春巻き。店で揚げているのかパリパリです。
▲けっこう大きなどんぶりで出されるお粥。具は鶏肉と椎茸にしました。優しい味!卓上にあったごま油を足すとピリ辛になりました。
お粥と点心が選べるとは知らず、しかも種類がめっちゃあって注文時に軽くパニックに。
追加料金が発生するものが多いのでよく見てくださいね。
▲お粥か点心のどちらかを選ぶのかと思っちゃいましたよw
お気づきの通り、全てポーランド食器で出てきます。爆発的女子力ッ
店舗によって定休日が違うので、事前に確認してくださいね。
3. 高田馬場/良縁糖水
各線高田馬場駅より早稲田通りを落合方面に歩くこと数分、路地裏に忽然と現れる建物。
香港の二度蒸し牛乳プリン、雙皮奶の専門店です。
真っ暗なのでアレですが、実際は鮮やかな緑色の外観。オオゼキを越えたところの路地を一本入ったところです。まぁ普通に通りかかってもまず気付かない立地…
それでもSNSなどで話題を呼び、在日香港人や香港迷(香港マニア)を中心にけっこう知られているみたいです。
実はこの二度蒸し牛乳プリン、作るのにものすごく手間のかかるものだそう。
日本ではそもそも提供する店がほとんど無いうえ、家庭で作るのも難しいとあって、雙皮奶の専門店の登場に沸いたファンも多いのだとか。
夜に伺うとなんとなく怪しげな雰囲気ですが、勇気を出して扉を開けてみましょう。
この日は21時くらいの訪問、お客さんは私ひとりでした。
店内はちょっとおめでたい感じに装飾。発光している雲には孫悟空でも乗ってるんでしょうか。
こちらがメニュー。雙皮奶だけでなく、かき氷や軽食もあります。
いろいろつまんでみたい欲が首をもたげますが、夕飯食べちゃったし…おとなしく雙皮奶だけ試してみることといたします。
今回は小豆をトッピングしてみますよ。
到着しました~。小豆がたっぷり!
雙皮奶を一口頂いてみると…むっ不思議な食感。
プリンでも杏仁豆腐でもなく…歯ごたえがあるかと思いきや、するりと喉の奥に入っていくような。
ミルクの風味を強く感じる中に、ほんのり生姜の香りが漂います。甘さはほとんどなく、牛乳のもつ甘さを活かしている感じ。
小豆もかなり優しい甘さで煮てあり、不必要に喉が渇くこともなくて良かったです。
定期的にトッピング内容などブラッシュアップしているようで、オープン直後にはなかった「はすの実」もメニューに追加されていました。
どんなものか気になります…
貴重な香港のペットボトル飲料!お茶かなぁ?
せっかく雙皮奶が優しい味でも、これはかなり甘そうw
良縁糖水 → 食べログ
原則22時までの営業ですが、雙皮奶が売り切れ次第閉店するようです。
(番外編)千駄ヶ谷/香港ロジ
こちらはカフェというより町の中華屋兼居酒屋という感じなのですが、お粥が美味しいのでご紹介したく。
千駄ヶ谷駅、原宿駅、北参道駅、いずれからも10分程度歩く場所にあります。
もともと渋谷桜丘にあったお店に行っていたのですが、再開発のため閉店。げんなりしていたところ原宿店の存在に気付きました。
お粥だけで10種類近くあるのに加え、前菜メニューが非常に安いのでお粥+おかずで一人飯もOK!
今回は以前から気になっていた的士飯(タクシーはん)にしてみました。
イカ・豚肉・白菜などをたっぷり使ったピリ辛あんかけ丼。その名の通り香港のタクシー運転手が忙しい仕事の合間にさっと食べられるよう考案されたとか?
お味の方は…ん~お粥の方がオススメかな←
なおこちらは土曜が定休日です。
日曜の13時半ごろ行ったのですが、常に満席状態でした。地元の方が多いみたい。
香港ロジ 原宿店 → 食べログ
おわりに
ご紹介したお店、いずれもオープンが昼ごろ。あとはお安くモーニング香港ができるお店ができると最強なのですが。
しかし近年は香港でも伝統的な朝食を出す店が減っているのだとか。
3米3を教えてくれた香港人によると、老舗や個人経営の店には賃料の上昇が響いているようです。
とか言いつつ私 香港へは一度も行ったことがないので、ちゃんと確かめに行かなくてはならないんですけどね♪
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おしまい