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あの「塩振りおじさん」のステーキ屋Nusr-Etに行った【ニューヨーク市】

こんにちは、DEKAEです。

2017年、SNSに突如現れ一世を風靡した「塩振りおじさん」。

トルコを中心とした世界各地にステーキハウスを展開し、大成功をおさめた実業家でもあります。

先日ニューヨークを訪れた際、

「ニューヨークといえばステーキハウス」「どうせなら塩振りおじさんの店に行ってみたい!」

というミーハー心丸出しでディナーを予約、訪問が叶いました。

まぁ塩振りおじさんには会えませんでしたが(笑)旅のよき思い出として記録します。

※本文中の価格は2024年1月現在のものです。

Nusr-Et Steakhouse

Saltbaeとは

サングラスをかけたおじさんが独特のポーズで塩をまき散らす画像———

インターネットを日ごろから利用する方であれば一度は見たことがあるのではないでしょうか。

この人物はSNSでの塩振り動画がバズって以降「#saltbae」(ソルトベイ=塩の恋人)として世界中で知られる存在に。

日本でも「塩振りおじさん」として様々なインターネットミームで目にするようになりました。

そんな「ソルトベイ」ことヌスレット・ギョクチェ氏の本職は、ステーキハウスを経営するオーナーシェフです。

トルコ国内に複数店舗を展開するほか、中東各国やアメリカ合衆国、高級リゾートなどに続々出店。

セレブ達がこぞって訪れてはソルトベイとの写真をSNSに上げたりなんかするものですから、彼自身もセレブの仲間入りを果たしました。

店内の様子

今回我々が訪れたのはニューヨークのど真ん中にある店舗。五番街と六番街の間というロケーションからしてラグジュアリーです。

一週間ほど前にOpenTableで予約したところ、空きがあるのは20:30のみでした!

Uberで向かいましたが、道が混んでいたので少し遅れて到着。

MoMAの向かいに不審なおじさんの肖像。アプローチが黒すぎて若干遺影っぽく見えなくもないですが…

一歩中へ入ると、照明が落とされたムーディーな空間。中東の妖しいダンスミュージックが爆音で流れ、強烈な重低音が全身を震わせます。

ただでさえニューヨークというエネルギーにあふれた街で、この非日常感。否が応でも高揚するというものです(笑)

テーブルの準備ができるまでバーカウンターで待機しましたが、そのわずかな間にもタップウォーター(お冷や)が提供されました。

高級店らしいスマートなサービスにそわそわ!

一方で店員さん方はきわめてフレンドリーで、バーテンダーのお姉さんにWi-Fiのパスワードを尋ねるとささっと入力してくれました。

バーカウンターの真横にも、高い天井に届くほどの肖像画が…。

ナルシストっぷりに苦笑するものの、訪れる客がはしゃぎながら記念撮影を楽しんでいます。需要があるって素晴らしい(笑)

この写真を見返しながら気付きましたが、ソルトベイに塩をかけられているような写真を撮れるようになってたんですね!

雰囲気に圧倒され、そこまで気が回らなかったのが残念です…

ドリンク

席につくと、まずはお冷や(ガスありまたはガスなし)を注いでくれます。これは会計に含まれていたか未確認です…

続いてソムリエがやってきてボトルワインを勧められましたがそちらはお断り…ごめんね

同行者はハウスワインのグラス(10USD)を、下戸な私はバージンモヒート(10USD)をいただきました。

ノンアルコールカクテルでも洒落たドライ柑橘が乗っている…。華やかなプレゼンテーションで食事への期待も高まります。

ほかにはビールが6USD、ジュースは5USDと比較的リーズナブル。

さらにヌスレットには数種類の名物カクテルが存在し、それらを注文した人にはテーブルでド派手にミックスしてました。

一杯70USDとか、もはやお料理より高価なので記念にも注文する勇気は出ませんでしたが…

前菜

今回は3人で訪れ、前菜を2品とメインのステーキをいただきました。

ステーキハウスといえばシーザーサラダが定番らしいのですが、店名を冠したヌスレットスペシャルサラダ(19USD)を注文してみます。

ドライフルーツやクルミ、フェタチーズなどが入ったサラダにザクロのドレッシング。都会的な一品です。

ヌスレットではすべてのメニューを華麗なパフォーマンスとともに取り分けてくれます。

静止画が撮れなかったので動画のキャプションで。笑

牛肉のカルパッチョ(28USD)。

皿いっぱいに牛の刺身が並んだ状態で運ばれ、テーブルでウエイターが最後の調味。

オリーブオイルや、12年熟成したというバルサミコ酢を振っていきます。

野菜をロールしてから切り分け、各自のお皿に盛り付けるところまで世話してくれました。

ごく薄切りの牛肉が舌の上でとろけてうっとり…。

本来、本場のステーキハウスで取り分けという行為はあまり行儀のよくないものとみなされるようですが、こちらはシェアする前提のお料理が多い印象。

一応トルコ料理店という位置づけのためかもしれません。ドリンク・料理すべて別のウエイターが運んできたし…

ステーキ

いよいよメインの肉っっっ!14オンスのニューヨーク・ストリップ(72USD)です。

塊肉を運んできたおじさんが懐からナイフを抜き出します。カメラを構えるこちらに「準備はいいか」と聞いてくる親切さ(笑)

しっかりカメラ目線をくれながら素早くカット。お決まりのポーズで塩を振ってフィニッシュです。

その後なぜか同行者も同じポーズで塩を振らされていました。「もっと肘を引け」等の指導が入ります。

しかしまぁ、動画撮影が当たり前というなんとも現代的なレストランですね。

「あのパフォーマンスができるまでホール担当にはなれないのか」

「塩振りの実技試験はソルトベイ自ら採点するのか」

など、同行者との会話が弾みました。

肝心のお味ですが、柔らかく塩だけでいくらでも食べられてしまうほどジューシー!部位によって歯応えや味わいも変わり、飽きることがありません。

以前は「焼きすぎ」という評が多かったようですが、そこはアメリカ仕様に改善された模様です(?)

サイドメニューからクリーミー・スピナッチ(16USD)も追加しましたが、こちらも大変美味でした〜。

しかし、ヌスレットがセレブのレストランと呼ばれる所以は、金箔をまとうステーキたち!

GOLD STEAK(550USD)など、成功をおさめたインフルエンサーが飛びつきそうなメニューが並びます(笑)

金箔ハンバーガーなら180USDなので庶民でも挑戦できそうかな?

庶民も庶民、かつ日本人の胃袋の我々3人のお会計は240USD程度で、なんか申し訳ない感じに…

他のテーブルではほとんどの方が一人一台ステーキメニューを頼んでいるようでした。そりゃあんなに身体も大きくなるわけです…

なお、会計には19%のサービス料が含まれています。

別にお願いしたわけではないにせよ(←)あれだけのパフォーマンスを提供しておきながら相場の20%より低いのは良心的です。

営業時間:12:00~22:45(金・土は23:15まで)

定休日:なし

一応ドレスコードはスマートカジュアルとなっていますが、実際はラフな服装の観光客も多いので一般的な装いで問題ありません。

夏場のタンクトップや短パン、ビーチサンダルは避けた方が無難でしょう。

おわりに

「高いばかりで全然美味しくない」という前評判にビビっていたのですが(←)普通に、いやかなり美味しくてうれしいサプライズでした。

金箔まみれのステーキを選ばなければぼったくり価格でもないと思います。

何より、すべてのスタッフがエンタメ接客を心から楽しんでいる様子が伝わってくるので、テーマパーク的に楽しむのは全然ありでしょう。

駐在員の方には、一風変わった接待利用でもおすすめです。

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おしまい