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東京で魅惑のキューバンサンドが食べられるお店4選

こんにちは、DEKAEです。

映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」(2014)で話題になったキューバンサンド。

映画を観ていても観ていなくても、一目その姿を見れば心を奪われること間違いなしのB級グルメです。

そんな魅惑のサンドイッチを東京で食べられるお店を一挙ご紹介いたします。

1. 代官山/カフェ・ハバナ Cafe Habana Tokyo

概要

Cafe Habanaはニューヨーク発のお洒落キューバ料理レストラン。純粋なキューバ料理というよりはアメリカナイズされた趣です。

アメリカ合衆国内に数店舗あるほか、唯一の国外店舗がTOKYO。渋谷と代官山の間、猿楽町エリアに位置します。

住宅街に突然現れる楽しげなお店!

マンションの1階なのでシュールな光景です。窓からテイクアウトもできるんですね。

座席はこのような感じ。パキッとした色合いがキューバっぽくていいよぉ

日の光がたっぷり入る店内には、陽気なラテンミュージックが心地よい音量でかかっております。

場所柄か、賑やかだけれど落ち着くという絶妙のバランスで雰囲気が保たれていますね。外国人のお客さんも多いみたい。

なんとなく見上げた天井も可愛い。

キューバといえばやっぱり!チェ・ゲバラのペイント。他にも多数の著名人が並んでいます。

…まぁよく見たら全然キューバ関係ない人ばかりなんですけどw

こちらにも独立してバーカウンター。レストランにバースペースを併設している点、とてもアメリカンです。

キューバンサンド

お目当てのキューバンサンドが到着しました!

キューバンブレッド(パニーニぐらいの固さのバゲット…みたいな不思議なパン)にマリネした豚肉のローストなどの具材を挟み、プレスして焼き上げたホットサンド。

チーズ・ピクルス・薫り高いローストポークにハムまで挟まって食べごたえがあります。パンを噛んだときの「さくっっっ…」という音もたまりません。

週末もランチメニューがあり、キューバンサンドのプレートは1,000円(税込)でした。

ハーフサイズのサンドイッチにフレンチフライと飲み物付き。なにげに芋がカリッと揚がっていて好みであった…

グリルドコーン

カフェ・ハバナを訪れたら必ず試したいのが、名物のグリルドコーン。

甘~く焼き上げられたトウモロコシにたっぷりのマヨネーズと粉チーズをかけ、仕上げにチリパウダーを少し散らしてあります。

これがもう、夢中で食べられる絶品!

これもハーフサイズ(450円)から頼めるのでお一人様にはありがたや。個人的には、ランチセットとハーフサイズのコーンでちょうどいい量でした。

キューバンサンドだけだと野菜が少ないので、栄養バランスもばっちり(?)

爪楊枝ももらえるのでご安心ください。笑

カフェ・ハバナ → 食べログ

飲み放題付きコースなどが食べログから予約可能です。

2. 新井薬師前/サンセットビア エフシー SUNSETBEER FC

概要

映画「シェフ」の影響を強く感じる、LAスタイルのキューバンサンドイッチのお店。

テイクアウトが基本ですが、店内のカウンターで軽く立ち飲みしながら食べることもできます。

新井薬師前駅を出て、「薬師あいロード商店街」入ってすぐの所にある、ひときわ可愛いブルーのビルが目印です。

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お店を営むのは陽気で感じのいい兄ちゃん。この方の言葉の端々にお客さんへの気遣いが感じられ、ちょっと感動…

伺ったとき、店内のテレビで「シェフ」が流れていたのも高まりました。

キューバンサンド

サンドイッチは3種類。

クラシックが最もベーシックなもので、フルサイズ1,000円(税込、以下同)とハーフサイズ500円が選べます。食べやすくほぐしたローストポークが挟まっています。

ダブル・ダブルは厚切りローストポークにハムも入ってボリューミーな一品。フルサイズ1,500円のみです。

ラカノは上記2種類のポークを混ぜたもので、オーナーの「まかない飯」でもあるそう。フルサイズ1,500円のみです。

サンドイッチはショーケースで冷やされており、注文後にプレスしてくれます。

焼き上げに10分ほど時間がかかるので、先に注文して周辺をぷらぷらお散歩するのがおすすめ。混雑していなければ店内でも待てます。

完成~♪包む前の状態で写真を撮らせてくれました!優しい(笑)

今回はダブル・ダブルを2人で食べるべく、半分にカットして頂きましたよ。

まさかの縦半分!当初は真ん中でカットしていたそうですが、こうすることで断面がより映えるし、女性やお子さんでも食べやすくなったとのこと。

新井薬師裏の公園でいただきま~す。

ローストポーク・ハム・ピクルス・チーズがたっぷり挟まれています。

焼きあがったサンドイッチからはバターの香りが漂い、チーズも絶妙にとろっとろ。

豚肉はあらかじめ柑橘系のソースでじっくりマリネされているので、わずかな甘酸っぱさが南国の風を運んできてくれるような気もします。

サンセットビア エフシー → 食べログ

定休日なし。日によって営業時間が変わるので、食べログやInstagramでの確認をおすすめします。

3. 東上野/アイナマ AHINAMA

概要

キューバ出身の陽気な店主、ロベルトさんが営むキューバンサンドとデリのお店。

上野駅から稲荷町駅方面に向かう道の路地にあるため、少し見つけづらいかもしれません。

2012年に赤坂にオープンしたレストランが母体で、2021年には浅草にもサンドとデリの店を開店しました。

持ち帰りとケータリングが主体のお店ですが、一応店内飲食も可です。

ただし小さな椅子が4脚あるだけで、ほぼ持ち帰りになると思いますが…近隣に公園等ないのが少々ネックですね。

この日はたまたま座れてラッキーでしたが、後から続々お客さんがやってきたのでそそくさと食べて帰りました。

ちなみに店主ロベルトさんは在住歴が長いらしく、日本語ぺらぺらです。訪れるお客さんたちに軽妙なジョークを飛ばしまくっていました。

キューバンサンド

お店の作りは簡素なんですが、メニューが豊富で迷います。

キューバンサンドだけでも具材の種類がいろいろありますし、コメ料理やデザートなんかも充実。

実は、厳密にはキューバンサンドというものはキューバ料理ではないのです。「真のキューバ」に触れたい方は、コメや豆の料理を試してみてください。

とか言いつつ私はサンドイッチのセット(1,200円)をお願いします。

プルドポークがはさまった、定番のエル・クバーノ。

注文が入ってからロベルトさんがグリルするため少々時間がかかりますが、アッツアツのサックサク。

具材も惜しげもなく挟まれ、食べごたえバツグンです。こんなに食べきれない方はハーフサイズでもOKですよ。

サイドメニューはチチャロンにしました。えびせんの豚バージョンとでもいえばいいんでしょうか…

サンドイッチが豚なのにサイドも豚は若干失敗した感…しかし日本でチチャロンを食べられる機会があまりないんですよねぇ

ドリンクはキューバのオーガニックコーヒーにしました。国旗を模したカップがナイスですね。

このコーヒーというよりも麦っぽい味…キューバで飲んだCubitaというブランドのコーヒーを思い出して懐かしいです。

アイナマ → 食べログ

営業時間は12:00~17:00ですが、サンドイッチが売り切れ次第終了です。月曜定休。

4. 広尾/カフェ・ラ・ビーダ Cafe La Vida

概要

ここまでキューバンサンドの専門店をご紹介してきましたが、実はキューバンサンドはキューバ料理ではないんですね。

移住してきたキューバ人が食べていたのを見て「うまそ~」と思ったアメリカ人が真似したもので、まぁ「スシ」が各国でローカライズされた感じと言いますか。

そのような中、日本のキューバ料理店の中では老舗といえるであろう存在がCafe La Vidaです。

広尾商店街でちょっと目を引く地下への階段。もともとは大門にあったようですが、2015年より広尾で営業しています。

マネージャーは、サンティアゴ・デ・クーバという「キューバ音楽誕生の地」ともいえるキューバの古都のご出身。

流暢な日本語で丁寧な接客をしてくださいます。

まだ週末のランチタイムにしかお邪魔したことがありません。

ともすれば「キューバ料理?何それ」と敬遠されそうですが、入口に写真付きのランチメニューが出ていることで一気にハードルが下がります(笑)

しかもどことなくファミレスっぽい看板なので余計に入りやすい←失礼

地階にあることで隠れ家の様相を呈しています。螺旋階段を下りる過程でもわくわくさせてくれますよ。

店内は照度を落としてあり、オーセンティックなバーの趣。

奥のカウンターでしっぽりやるだけでも楽しそうですね。スペイン語が話せたら会話も弾むことでしょう。

謎のキューバ歌手の映像が常時流れています。

キューバに残るコロニアル調の建築物をイメージしたような、絶妙な装飾。

休日ランチ

日替わりプレート(税別¥1,300)。メニューに写真が載っていたローストポークでした。黒豆ごはん付き。

黒豆ごはんはキューバ旅行中にもよく出てきました。しょっぱいんですが、お赤飯を食べているような気分にもなる不思議なコメ料理です。

個人的にはもう少し量が欲しい…。

キューバンサンドもいただいたことがありますが、そちらの方がボリュームありました。チーズとローストポークがたっぷり挟まっていて。

こちらはセットについてきたスープです。

これがさりげなく美味しい!ビスク風というか、カニのような風味があって濃厚です。

激寒の日に訪れたので、とても温まりました。

デザート

よろしければデザートもいかがですか?と聞かれました。そう聞かれると注文しちゃいがちなんですよね、私…

この日のデザート(税別¥300)はココナッツ・フラン。けっこうもっちりとした食感のプリンで、ちょっとだけココナッツの香りが。かなり好みの食感でした。

ちょこちょこかかっている粉はシナモンです。

夜はここでライブが繰り広げられることもあります。コンガ常設だなんて素晴らしいっ

私、まだライブの日に伺ったことはないんですよね~。絶対楽しい…

カフェ・ラ・ビーダ食べログ

月曜定休。ランチは不定休のときがあるので、行く前にFacebookInstagramを見ておくと良いかも。

ライブの日は満席のことが多いようで、早めの予約が吉です。

おわりに

注文が入ってからプレス機で焼き上げるキューバンサンドは、提供まで少し時間がかかります。

時間にゆとりのある休日、焼きたてアツアツのサンドイッチをさくっと頬張るなんて…最高の贅沢。

映画さながらのストリート感をぜひ味わってください。

はぁキューバ行きたい

www.niche-dekae.com

 

おしまい