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トランジットで観に行く!ブロードウェイミュージカル【ニューヨーク市】

こんにちは、DEKAEです。

南米に旅行するにあたり、ニューヨーク・JFK空港での乗り継ぎが発生。

その待ち時間、およそ13時間!

こりゃ街に繰り出せるぞということで、ブロードウェイミュージカルのマチネを鑑賞してきましたよ。

同じようなことを企んでいる方のための効率的な移動方法、ついでに私が鑑賞した『ブック・オブ・モルモン』について触れています。

※以下、2019年4月時点の情報です。

ニューヨークでの乗り継ぎ

さて、今回ニューヨーク市(以下NYC)で半日の乗り継ぎ時間を得たわけですが、問題は何をするかです。

DEKAE、人生初のNYC。有名観光地を巡ってもいいのですが、いかんせん往路での乗り継ぎ。

その後の南米旅行が本来の目的なので、あまり疲れずにすみそうなスポットはどこかな~と考えると…

ブロードウェイミュージカル、メトロポリタン美術館、MoMAなどが候補でしょうか。

が、美術館って結局立ちっぱなしでけっこう疲れるんですよねぇ。

ならば座れるミュージカル!というわけで、ちょうどいい時間があるかチェックしてみましょう。

通常ブロードウェイは夜公演(ソワレ、20時ごろの開演)が多く終演が23時ごろになるとのこと。

次のフライトが23時半なので、これでは間に合いません。

ところが、水・土・日曜日には昼公演(マチネ)もやっているとの情報が!

幸い私がNYCに立ち寄るのは土曜日だったため、14時開演のマチネを観劇することに決めました。

空港・市内間の移動

移動手段は?

世界有数の国際都市ニューヨークですが、JFK空港・市内間のアクセスは意外と不便なんですよね~。

面倒な乗り換えなしで目的地に到着する手段としてタクシー・Uber等がありますが、ネックとなるのはおカネ。

運賃に加えて「トール」という高速料金のようなもの、そしてチップが発生します。

マンハッタン主要部までバスも走っていますが、こちらはとにかく時間がかかるとの評判。

てなわけで今回は、値段と時間のバランスが良い(ただし最も分かりづらい)エアトレイン+地下鉄というルートでブロードウェイに向かいます。 

系統が多数あって非常に複雑なので、以下ブロードウェイまで最も簡単にアクセスできるルートのみ記載します。

エアトレイン+地下鉄

JFK空港には8つのターミナルがありますので、到着ターミナルと出発ターミナルを確認しておいてくださいね。

このターミナル間は『エアトレイン』という無料の電車で結ばれています。

1→2→…8と回っているのが赤と緑のライン。

逆に8→7→…1と回っているのが黄色のラインです。

まずは電光掲示板を見て、「Jamaica Station Line」(ジャマイカ駅路線)と書いてある電車を探してください。

この路線は赤のライン

これに乗って「Jamaica Station」駅で降車し、市地下鉄E系統に乗り換えます。

このE系統でブロードウェイの各劇場が集まるタイムズ・スクエア付近、50St. Station(50丁目駅)まで一本で到達できます。

ところでNYCの地下鉄は同じ系統でも行き先や停車駅が変わったりして非常に厄介。

そもそも行き先によってプラットフォームへの入口が異なるので、これを誤るとその時点でアウトなのです。

幸いジャマイカ駅は始発駅なのでこの心配はなさそう。

参考までに、ジャマイカ駅→50丁目駅は「World Trade Center」や「Downtown」が行き先になっていることを確認してください。

反対に50丁目駅から空港へ帰る場合、「Jamaica」が行き先になっているプラットフォームに降りてくださいね。

運賃

ここからが分かりづらいのですが…

このエアトレイン、各ターミナル間とフェデラル・サークルという駅までは無料なのですが、それより先に行くと5USDの運賃が発生します。

空港には切符を買うところがなく、ジャマイカ駅で降車後に購入することになります(帰りは乗車時に購入)。

NYCの地下鉄は一乗車一律2.75USDですが、エアトレイン+地下鉄一回乗車券は7USDで購入できます。

乗車券は「メトロカード」というテレフォンカードみたいな薄い磁気カード。これを改札にある溝にシュッと通すと外に出られます。

速すぎたり遅すぎたりすると反応せず、けっこう難しいです(笑)

荷物預かり

手荷物が大きい方は空港に置いていった方が楽ですよね。

JFK空港の荷物預かりは、現在T1とT4の二か所。

T4の荷物預かりは24時間営業ですが、係員の態度が悪いだの待たされすぎだの散々な評判ですw

私は利用したターミナルが8だったため お隣のT1で預けました。普通にそつなく対応していただけましたw

Return ESTAでさくっと入国!

JFK空港に限らず、米国の大きな空港では入国審査にものすごい時間がかかるというのは有名な話です。

実は私、NYCを訪れる少し前にもアメリカを旅行しており、この時にESTAを取得済。

今回初めて知ったのですが、ESTA有効期限(2年間)内の入国歴があれば、長く険しい審査を受けずにさくっと入国できてしまうのです。

その名もReturn ESTA

APC端末と呼ばれるマシンで指紋の登録・写真撮影をすることで、入国審査官からの尋問質問を大幅に省けます。

この恩恵により全く待ち時間なく入国することができました。

※ただし同一パスポートのみ有効。パスポートを更新したらReturn ESTAは適用されないそうです。

THE BOOK OF MORMON(ブック・オブ・モルモン)

何観る?

ここからは私が今回観劇したミュージカルをご紹介。

ブラックミュージックが大好きなDEKAE、本当はほぼ全編R&Bで構成される『Hamilton』(ハミルトン:2015)が観たかったのです。

が、まだまだ人気らしく全然チケットが取れません。

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空席はあるものの最低価格が4万円超ですね…

てなわけで二番目に観たかった『THE BOOK OF MORMON』(ブック・オブ・モルモン:2011)にしました。

これはモルモン教を題材にした風刺コメディで、トニー賞9部門・グラミー賞を受賞。

モルモン教徒は、若いときに二人組で世界各国に布教活動に行くという修行(?)があるようですね。

本作の舞台は主人公の二人が派遣されたアフリカ・ウガンダです。

「今世紀最高のミュージカル」とまで評されていますが、何となく日本で観る機会がありそうにないので、本場で観るならこれかなと。

EUGENE O'NEILL THEATRE(ユージン・オニール劇場)

『ブック・オブ・モルモン』が上演されるのはユージン・オニール劇場。

1925年に建てられた歴史ある劇場で、キャパシティは1,000人強です。

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劇場の客席には1階席(オーケストラシート)と2階席(メザニンシート)があります。

今回取れたのはメザニンの後ろも後ろでしたが、69USDならまぁいいかなと。

(オンライン(ticketmaster)で購入すると別途手数料がかかります)

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こちらも初演から8年が経つにもかかわらず まだまだ人気の様子。

当日行ってみるとほぼ満席だったので事前にネットで購入しておいて正解でした。

私の座席からの見え方はこんな感じ。大空を模したカーテンに心が浮き立ちます。

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開演時 華やかな音楽とともに、ラッパを持った天使が明滅しながら左右にフリフリ動くのがツボでした。

さすがに演者の表情まで くっきりとはいきませんが、そんなに大きなハコではないので十分よく見えます。

というかステージの小ささ、最前列との近さにびっくり!演目によっては客いじりなんかもあるんでしょうかね。

座席が狭く、脚の長いアメリカ人たちは大変窮屈そうでした。短足でよかったです←

内容

先述の通りテーマがモルモン教、しかも内容が刺激的なので今後日本で上演されるかは微妙なところ。

ぜひブロードウェイに行く機会のある方には観てきていただきたいのですが、ある程度内容を予習していった方がいいかと思います。

というのもこの作品、アメリカンジョークのオンパレード。

全編が下ネタ・ディスり・皮肉で彩られており、笑いどころを おさえておいた方がさらに楽しめるからです。

とは言えキャラクターが立っていてストーリーは分かりやすいですし、曲もミュージカルの王道といった趣。

実際劇場にいると全てのセリフ・歌詞の一つ一つに爆笑が巻き起こるという前代未聞の体験でした。

私のお気に入りは主人公二人がウガンダに到着した際に歌われる『Hasa Diga Eebowai』という曲です。

ライオンキング的で陽気なアフロナンバーですが、タイトルの意味は「Fxxx you, God」。振り付けでも中指をおっ立てています。

まぁ作品全体がそんな感じなのですよ。「子供に見せたくないミュージカルNo.1」が獲れそう。

お土産

記念にパンフレットと靴下買っちゃった(あわせて40USD)。

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靴下をグッズにするっていうセンスですよね。

こちら残念ながらメンズサイズしかございません、フフフ。

おわりに

そういえば以前、横須賀米軍基地で開催されたフレンドシップデーに行ったことがありました。

その帰り道、満員電車の中で若きモルモン教の宣教師の一人に話しかけられたんです。

年齢を聞かれたので「(アラサー)歳です」と答えたら「…間違えました…」と言われました。

やかましいわコラ、何を間違えたのか説明しやがれ、みたいな。

そんなどーでもいいことを思い出しながらミュージカルを観たのですが、何とその後に立ち寄ったリマでモルモン教徒の二人組を見かけたのです!

制服や名札までミュージカルのまんまで、あわや吹き出してしまうところでした←

 

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おしまい