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「スペイン語で会話が続かない…」を打開する魔法のフレーズ7パターン

¡Hola! DEKAEです。

スペイン語勉強中の皆さん、会話の練習できていますか?

幸い私はさまざまなツールを使ってほとんど毎日ネイティブとの会話の機会を得ています。

Hello Talkとconversation exchangeでネイティブの友達はできるのか!?【スペイン語編】

いまだにペラペラ話せるわけではないですが、初めてスペイン語会話を試みた頃は本当に悲惨でした。もう、頭真っ白で何にも言葉が出てこないの。

それから実践練習を重ねるうち、スペイン語にも「会話を途切れさせない」ための便利なフレーズが多数存在することに気付きました。

1.「ええっと」にあたる言葉

最初のうちはうまく喋れなくて当たり前。ですが、まずは日本語で「ええっと…」「あの~…」と言ってしまわないよう注意してみましょう。

以下、そのために一呼吸おけるフレーズ集です。

Bueno

ネイティブと話していてもテレビを見ていても、めっちゃくちゃよく耳にする言葉です。

スペイン語の「ええっと」にあたる言葉であり、考えがまとまらなかった時に「まぁいいや」「とにかく」と次の話題に移るときにも使います。

インタビュー映像を見ていても「Bueno」から話し始める人の多いこと。日本人でも「はい」とか「そうですね」とかから話し始める人、いますよね。あんな感じ。

同じような言葉で「pues」も単語帳に載っていますが、実際の会話ではあんまり聞かないかな~。

ただし話のオチが付けられないとき、「まぁそんなとこ。」くらいの意味で「Pues nada.」と終わらせることができるそう。こちらは逃げの一手に持っておきたい表現です。

A ver

英語でいうところの「Let's see」。少し考える時間が必要なときのつなぎ文句です。

Mira

mirar(見る)の命令形Miraは、「ほら、あれだよ」の「ほら」と同じように使えます。似ているので馴染みやすいのでは?

また急に何か思いついて「あ、ねぇねぇ」と言いたいときにも使えます。この用法はスペインの歌手Alvaro Solerの紹介記事でも取り上げてみました。

Álvaro Solerに使えるスペイン語を学ぶ【歌で勉強するスペイン語】

同じ用法でoír(聞く)の命令形Oyeもよく紹介されていますが、私は"Mira"しか言われたことないかも。

2.「何ですか?」にあたる言葉

¿Cómo? 

相手が何と言ったか聞きとれなかったときの聞き返しは、シンプルに「コモ?」だけです。「コモコモ?」と繰り返すこともあり。

ダイレクトに「何?」を意味する「¿Qué?」でも通じますが、ケンカ腰に聞こえるおそれがあるので「¿Cómo?」が無難。 

3.「スペイン語で何て言うの?」にあたる言葉 

¿Cómo se dice ~? 

「あなたのお名前は?」と聞く時のフレーズ「¿Cómo se llama usted?」は、スペイン語学習の最初期に習うでしょう。

これは「これ何て言うの?」にも応用できます。

私の場合、会話の相手がある程度 日本語を話せることが多いため「¿Cómo se dice 地球温暖化 en español?」のようにそのまま逐語訳を尋ねたりします。

また画像を見せながら「¿Cómo se dice esto?」(これ何て言うの?)と尋ねることも。

以下、さらに応用編。

線過去形にすると「¿Cómo era ~?

「何て言うんだったっけ?」という、ド忘れしたときの表現。「あー、アレだよアレ!」という もどかしさを込めながら言ってみましょうw

過去未来形にすると「¿Cómo sería ~?

適切な表現が思いつかないときに「何て言えばいいんだろう」と考えるニュアンスになります。

4.「いいね」の言葉

¡Genial!

ストレートに「すごい」「いいね」と言う言葉です。誰かを褒めるときにも使えます。

¡Qué bien!

恐ろしく便利な言葉。genialと同様の使い方の他、「良かった」「おめでとう」みたいなニュアンスも。

bienはあらゆる形容詞に置き換え可能で無限に応用がきくので、絶対覚えておきたいフレーズです。

例えば「¡Qué rico! 」は「美味しい」「美味しそう」。感想・印象どっちもいける不思議な言葉になります。

5.「同意」の言葉

Claro. 

めっちゃ頻繁に聞く言葉。相手の発言に対し、「そうだね」「その通り」という同意をカジュアルにもフォーマルにも表せます。

激しく同意するときは「ラ~~~ロゥ」、さらに激しくなると「ラ~~~ロゥ、クラーロゥ」と繰り返し言ってたりします。大げさに頷きながら言うのがポイント(笑)

6.「本当に?」にあたる言葉 

¿En serio? 

「本当に?」とか、相手の発言に対する驚きを表現するときの言葉。

より強く「マジで!?」と言いたいときは「エンセ~リオ」と発音するとそれらしくなります。

¿Sí?

もっと簡単なのは「Yes」を意味する「」を疑い深げに言うだけ(笑)

「スィ~?」と言えば、「えー、そうなの?」「ホントかな~?」のようなニュアンスになります。

日本人が何かリアクションするとき「えー!」しか言わないというのは、よく外国人からイジられるポイント。

けれど「えー」を「すぃー」に変えるだけなら何とかなりそうでしょう?笑

¡Madre mía!

英語のOh my gosh!にあたる言葉ですが、イタリア語のマンマミーアと同じと言った方が分かりやすいですね。

ところが、なぜかメキシコでは¡Qué padre!と言うんですよね〜。メキシコだけ父になった理由は謎だそうですw

7.「バイバイ」にあたる言葉

¡Chao!

少し意外ですが、イタリア語風の「チャオ!」はスペイン語圏でも一般的。ただし別れ際の挨拶のみです。ラクなので私はもっぱらコレ。可愛いですし←

¡Adiós!

もう会うことはないであろう人に使うイメージがあるため、あまり好まれない…とスペイン語の教科書に書いてました。

なので、初対面の人に「アディオース」と笑顔で言われたときは「えっこれで私たちの関係ジ・エンド!?」と地味にショックを受けましたが、いたって普通に使うみたい。

ただこれ、ほぼスペインでしか使われないようです。中南米では上記のような捉えられ方をしているのかも。

ちなみに教科書では「Hasta luego.」(またね)が圧倒的に多いですよね。これもよく使いますが、カジュアルな会話なら上の二つで十分かなと感じています。

おわりに 

これらがとっさに出てくるようになれば一気にネイティブ風になること間違いなし!

まずは各項目一つだけ覚えて、日本語の代わりにスペイン語が出てくるよう"口癖化"してしまいましょう。

しかしまぁ外国語って、単純な日常会話こそ難しいとつくづく感じています。意外と仕事や旅行での会話の方が、言い回しが決まっている分 簡単なのかもしれません。

私のグダグダなスペイン語に辛抱強く付き合ってくれる友人たちには感謝しております…

まずは練習相手を見つけてみましょう。ちなみにラテン系の人ってほっといてもペラペラ喋りますので、沈黙が気まずい…ということはあまりありません(笑)

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おしまい