こんにちは、DEKAEです。
Postcrossing(ポスクロ)28ヶ月目。2005年の7月14日に産声を上げたこのプロジェクト、今年で15周年を迎えたとのことです。
これを祝うべく、管理人より「郵便受けやポストカードと一緒にセルフィーを撮ってアップロードしましょう!」というアナウンスがありました。
そして、世界中の投稿を映像にまとめてくれたものがポスクロサイトに掲載されています!あたしゃ参加してませんけどね、シャイだから←
何はともあれ「おめでとうございます」と同時に、プロジェクトを維持してくださっている管理人さんたち、そして世界中のポスクロメンバーへ、ここに感謝の意を表します。
アジア
台湾より。
最近好きなものリストに「夕日の風景」を加えたら、めっちゃ素敵な淡水(地名)のカード頂きました!
んで切手が…飯テロ…。牡蠣のお好み焼きはもちろん、今年のはじめ台北で食ったルーロー飯がめっちゃ旨かったのを思い出して…涙。
すでに廃線となった旧山線の勝興駅。台湾で環島したとき勝興にも行きたかったのですが、アクセスが大変で断念したんですよね〜。
くまさんからのハグ。片目があらぬ方向に付いていて狂気を感じる!
これが記念すべき500枚目の受け取りになりました。
北米
カナダより、ペプシのビンテージポスター!※圧倒的コカ・コーラ派であることは伝えていません
ニューメキシコより、ルート66のイカしたカード。
この方Socorroという町にお住まいなんですけどね。¡Socorro!ってスペイン語で「助けて!」という悲鳴なんですよ。
そんな言葉が地名になっていることが驚きでしたし、この地で何かが起こったんじゃないかと勘ぐっちゃいますね。
わっ!すごい斬新な宇宙飛行士カードが届きましたよ。
メイ・ジェミソンさん。医者であり、アフリカ系アメリカ人女性として初めて宇宙に飛んだ人であり…ちょっと調べただけで別次元のエピソードがごろごろ。こういう人を天才というんでしょうね。
セサミストリートの切手もナイスです。
プッチーニさん頂きましたー!ちょうど昨年の7月に「トゥーランドット 」を観に行って号泣したっていう
しかも切手はサミュエル・バーバー!この方の代表曲「弦楽のためのアダージョ」は美しくて大好きですが、ケネディ大統領の国葬で使用されて以来「葬式の曲」というイメージがついてしまいました…
まあ確かに暗いけどね←
これは別の方からの切手ですが、右のサメがかわいくて…マコ・シャークっていう名前もかわいい
北欧
フィンランドより。日本語を勉強している方で少し書いてくれてましたが、それがとても読みやすい字で感動。
フィンランド語と日本語には発音が同じ言葉がたくさんあるそうで、いくつか書いてくれました。もちろん意味は全く異なり、例えば「kani」というフィンランド語はウサギの意味らしいです。
先月に引き続きのスウェーデン!ビートルズにインスパイアされた系のカードです。
この方は特に日本語を勉強しているわけでもないのに、私の名前と住所を一生懸命日本語で書いてくれてましたっ。
ポスクロサイトの独特な漢字フォントをそのまま写したのが伝わります。笑
リトアニアより。封筒にティーバッグも入ってました。
ポスクロやってなかったらリトアニアのお茶を飲む機会なんて一生なかったかも…と思うと妙に感慨深い
西欧
まずはイギリス〜
はくちょう座Aという「電波銀河」のカード。宇宙好きと言いつつ、物理チックな言葉が全く理解できないのが悲しい
切手デザインだったものをポストカードにしたみたいですね。そして、切手はクールなドクターストレンジ!
ベルギーの切手です。これまた細かくてすごい…
そしてドイツ6連発〜
気球のある風景。同じ日にこれを含めて3枚気球のカードが届いていて、郵便屋さんからものすごく気球好きな人と思われてそう
ビョークが2001年に出したアルバムの広告カードなんですって!表面の広告スペースはすごく小さくて、ちゃんとポストカードとして使えるようになってました。
雪化粧のノイシュバンシュタイン城。私が行ったのは11月後半だったので、息は白かったけれど雪はまだだったかな…確か。
とにかく、改装工事中で骨組みだらけの城を見たときの衝撃しか思い出せません。
世界遺産でもあるドイツ・アーヘン大聖堂。こちらも夕日リクエストに応えてくれたのですね。
シルエットも美しいですが、アーヘンという街を知らなかったので検索してみました。
そしたら、まずは雰囲気がめっちゃ好き。のみならず、ベルギーとオランダとの三国国境を形成するというスゲー場所でした。
行きたー。歩いて三ヶ国をぐるぐる回りたいよ〜。←迷惑
TISSOTの腕時計ぃぃぃ!好きなものリストに「スイス・ウォッチ」と書いてますけど、そんなカードが本当に存在していたとは!←
裏返してさらにパニックに。
ひぃぃ、なんですかこのキュートすぎるチャップリンは!
仕上げはこちらです。
えっ何これ可愛すぎでは?
封筒とカードの内側もめっカワなんですがっ
ていうかこのキャラ…誰…?
ところで、ドイツからのカードのいくつかは消印の横にこんなのが捺してありました。
そのまま翻訳にかけたら「コ○ナに対して一緒に」と出てきました。こんな期間限定の(と信じたい)ものを郵便局でわざわざ作ったのかなぁ?
呪文っぽくて最高ですよね。「ゲゲン」の部分とか特に。
魔法の杖や本を掲げて「ゲメインサム・ゲゲン・コ○ナ!」と唱えたら、ぴしゃっと閃光がほとばしってウイルスが消滅…みたいな話なかったっけ
中欧
嗚呼…美の街プラハよ…かの地にも桜が咲くなんてロマンチックすぎる
そして、封筒に美しいカレル橋の切手シートを丸ごとどーんと貼ってくれてたんですぅぅぅ。思い出すあの胸の高鳴り…
なんかプチギフトでカレンダーを同封してくれてました(くまの便箋も)。
チェコのカレンダーって縦読みなんですね!ちょっと衝撃。
東欧
おー、ついにベラルーシからも再び受け取れる日がきたのですね!
ステキな絵葉書。動物学の切手シリーズも久々に見たな
こちらが送ったカード
7月で送ったカードが500枚を超えました。現在一度に引けるIDの数は19です。
500番目になったのがこちら。受け取り手はケネディ大統領の暗殺事件のとき5歳で、幼いながら衝撃を受けたそうです。
山口県の猫寺で買ったやつw
若くしてカントリーミュージックのような世界観を生きるアメリカ人青年へ、Goshuin Style Tempuraです。
Goshuinは"Japanese Shrine Seals"と説明すればいいことを学びました。
なんと大分に住んでいたことがあるらしく「とり天試してみた?」と聞いたら、しょっちゅう食べてたし今でもたまに作るそうです。
アメリカでは「かぼすポン酢」が手に入らないと嘆いてましたw
鳥大好きなフランス人へ〜
書き始めてから「Printed in France」なことに気付き、「フランスのカード送ってもつまらないですよね、ごめんなさい」と身も蓋もないことを書いちゃった。
しかし気に入っていただけたようです。
切手も鳥で揃えてみました。「翡翠」でヒスイともカワセミとも読むんですね〜。
新宿マルイのゴジラショップにあったやつ。何で買ったんだろうこれ
ポスクロを始めたばかりで好みの分からない方でしたが、お気に入りにしてくれてましたw
ゾウかカメのカードを欲しがっている方のIDを引き、どっちも無いや~と思いながら手持ちのカードを漁っていたら…あった。
「主役はゾウじゃないですが」と書きましたが、喜んでくれたようです。
ところで、カメのカードを欲しがっている理由が「夫のあだ名がカメだから」。由来を尋ねると、職場のデスクでカメを飼っているからだそうです。
ヨーロッパのオフィスの懐の深さに感心するとともに、いじめじゃないよね…と若干の心配w
読書好きのポーランド人へ、「私の人生に大きな影響を与えた小説家です」と書いて。
最近エトガル・ケレットというイスラエルの作家の小説を読んだんです。それでワルシャワに彼の住宅のひとつがあり、「ケレットハウス」と呼ばれていることを知りました。
この家、ポーランドのアート活動の一環として作られたそうで、間口が世界一狭いことで有名。などという豆知識をドヤ顔で書いたけれど、フツーにご存知でした。さすがです…
敬愛するアレハンドロ・ホドロフスキー監督の「リアリティのダンス」(2013)のひとコマですな。
新作「サイコマジック」を観に渋谷のアップリンクに行ったら売られてました。映画とアート好きなスペイン人に。
先日横浜に用があった際、船もやって来ず寂しげな大さん橋にふらりと立ち寄ってみました。
そしたら中のショップで世にも珍しい絵葉書を売っているではありませんかッ!
かつて昼に見る花火というものがあったそうです。それが打ち上がると、花火玉からオマケ(?)が飛び出たのだとか。
そのオマケの例を描いたのがこちらです。開国直後、日本文化を紹介するものとしてアメリカで出版されたんですって〜〜〜。
探したら今でもあるみたい。
下のも同様です。
素敵である。
奇跡です!!
ちょうど世界が国境を閉ざし始めた3月下旬。よりによってイタリアのIDを引いてしまい、なお悪いことには返送先も書かずに投函してしまった竹下夢二さんの絵葉書。
完全に諦めていたのですが、125日の長旅を経て無事到着しましたっ!
いや~一体どこで過ごしていたのでしょう。お疲れさまと言いたい。そして届けてくれたすべての仕事人に、ありがとう。
イタリアの状況はまだまだ普通ではないけれど、だいぶ良くなってきたよ~と登録メッセージがきておりました。
おわりに
長〜いロックダウン期間の遅れを取り戻すかのように、めちゃくちゃ届きまくってます(送るほうも受け取るほうも)。
かつて訪れた場所やまだ見ぬ地のカードがたくさん届いて、また旅行したくなってきちゃった…。
おしまい